双日とはどんな会社?
双日株式会社は、2003年に日商岩井株式会社とニチメン株式会社が合併して誕生した東証プライム市場上場の大手総合商社です。自動車・エネルギー・化学・食料など幅広い分野でグローバルに事業を展開しており、国内外約400社の連結対象会社とともに世界各地でビジネスを行っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 双日株式会社 |
| 設立 | 2003年4月1日 |
| 資本金 | 1,603億円(160,339百万円) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区内幸町2丁目1番1号 飯野ビルディング |
| 従業員数 | 2,486名(単体)・25,118名(連結)※2025年3月31日現在 |
| 証券コード・市場 | 2768・東証プライム市場 |
| 平均年収 | 1,274万円(2025年3月期・有価証券報告書) |
| 平均年齢 | 41.0歳 |
双日株式会社 基本情報(出所:双日株式会社 有価証券報告書・公式HP)
双日グループは以下の7つの事業本部体制のもと、製品の製造・販売・輸出入から事業投資まで、グローバルに多角的な事業を展開しています。
- 自動車:新興国を中心とした自動車販売・ディーラー事業・自動車部品の輸出入
- 航空・社会インフラ:航空機リース・発電所・水処理・鉄道など社会基盤事業
- エネルギー・ヘルスケア:LNG・石油・再生可能エネルギー・医療機器・ヘルスケア事業
- 金属・資源・リサイクル:鋼材・非鉄金属・石炭・廃棄物処理・リサイクル事業
- 化学:石油化学製品・機能性化学品・農薬・農業資材事業
- 生活産業・アグリビジネス:食品・飼料・穀物・木材・農業関連事業
- リテール・コンシューマーサービス:流通・小売・ファッション・EC事業
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント3選
双日が「やばい」と言われる5つの理由
双日に対して「やばい」という検索が行われる背景には、子会社のSNS問題・五大商社内での相対的な知名度・退職者の増加・市況への依存度・学歴フィルターという複数の要因があります。ただしその多くは誤解や一面的な情報によるものです。実態をデータと口コミで検証します。
採用SNSで新入社員を顔出し公開したことが問題視されているため
双日が「やばい」と検索される背景のひとつに、子会社・双日プラネット株式会社の採用SNS投稿にまつわる問題があります。双日プラネットの公式SNSアカウントが、入社したばかりの新入社員の顔写真を含む投稿を公開したことで、X(旧Twitter)上では「個人情報への配慮に欠ける」「内定者が気の毒」といった声が相次ぎ、大きく話題になりました。
ただしこれは双日株式会社本体ではなく、グループ子会社・双日プラネットの採用広報上の問題です。双日グループには約400社以上の連結対象会社があり、各社が独自に採用活動を行っています。本体の採用・職場環境とは直接関係のない出来事であるため、過度に不安視する必要はありません。ただし、グループブランド全体への影響という観点で採用広報の在り方が問われた事例ではあり、今後の改善が期待されます。
五大商社の中で知名度・規模が劣ると見られているため
双日は三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事と並んで五大総合商社に数えられますが、売上規模・知名度ともに他の4社より一段低いというイメージを持たれることがあります。就活生からは「五大商社では格が落ちる」という声が聞かれることもあり、これが「やばい」という言葉と結びつく背景のひとつになっています。
ただし実態はどうでしょうか。平均年収1,274万円・平均残業24時間・有給取得率77.6%というデータを見ると、「五大商社の中で格落ち」というイメージは必ずしも実態を反映していません。規模が小さい分、若手に早期から裁量の大きな仕事を任せる文化があり、ゼネラリストとして幅広い経験を積みやすいという強みもあります。ブランドよりも働き方・キャリアの質で判断する方には、双日は十分に魅力的な選択肢です。
若手・中堅を中心に退職者が増えているという声があるため
口コミサイトでは、「最近若手・中堅・管理職を問わず退職者が増えている」という指摘が見られます。これが「やばい」という評価に結びついているケースがあります。
ただし退職の中身を詳しく見ると、外資系・大手コンサル・スタートアップへのキャリアアップ転職が多く、職場環境への不満を理由とするケースは少ないという声が目立ちます。実際、2024年度の離職率は3.4%にとどまっており、業界水準と比較しても低い数字です。双日での経験・スキルが市場から高く評価されているからこそ、ヘッドハンティングされる人材が増えているという側面でもあります。
業績が市況・資源価格に左右されやすいとされているため
総合商社はその性質上、資源価格・為替・地政学リスクなど外部環境の影響を受けやすい業態です。双日も金属・資源・リサイクル本部やエネルギー・ヘルスケア本部を中核事業のひとつとしており、資源価格の変動が業績に直結しやすいという構造的な課題を抱えています。これが「将来が不安定ではないか」「やばいのでは」という懸念につながっているケースがあります。
一方で、双日は近年非資源分野(ESCO・LNG・ヘルスケア・化学・アグリビジネス)への積極的な事業転換を進めており、収益源の多様化が着実に進んでいます。また、自動車部門では新興国でのディーラー事業が安定した収益を生み出しており、資源一本足打法のリスクは以前より大幅に低下しています。商社として必要なリスク分散が、データ上も経営実態上も進んでいることは評価できる点です。
採用選考において学歴の傾向があるとされているため
双日を含む五大総合商社では、採用において旧帝大・早慶・有名国公立大学出身者が多数を占めるという傾向があります。口コミサイトでも「学歴フィルターがある」「高学歴でないと内定が取りにくい」という声が見られます。これが「自分には関係ない」「やばい会社だ」という感情を引き起こすことがあります。
ただし、入社後の評価は出身大学よりも実績・語学力・行動力・ビジネス感覚が重視される実力主義の文化が根付いています。選考は確かにハードルが高いものの、中途採用ルートでは実績が評価されることも多く、キャリア転職エージェントを活用した戦略的な転職活動が有効です。
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント3選
双日で働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、双日には確かな魅力が多数あります。特に「平均年収1,274万円の高待遇」「商社とは思えないホワイトな労働環境」「7事業本部でのグローバルキャリア」は、転職先・就職先として真剣に検討する価値があるポイントです。
平均年収1,274万円・ボーナス500万円超の圧倒的な高待遇
双日最大の魅力のひとつが、2025年3月期の有価証券報告書で開示された平均年収1,274万円(平均年齢41.0歳)という水準です。上場企業全体の平均年収が約600万円程度であることを踏まえると、約2倍以上の高水準です。ボーナスも年2回支給され、年間合計500万円超に達するケースも珍しくありません。
| 役職・年代 | 年収目安 |
|---|---|
| 総合職・20代後半 | 約800〜900万円 |
| 総合職・30代前半 | 約1,000〜1,200万円 |
| 総合職・30代後半〜課長職 | 約1,200〜1,500万円 |
| 部長職以上 | 約1,800万円〜 |
年収目安(出所:口コミ情報・OpenWork等のデータをもとに編集部作成)
平均残業24時間・有給取得率77.6%のホワイトな労働環境
「総合商社=激務・長時間残業」というイメージは、双日には当てはまりません。2024年度の平均残業時間は24.0時間/月、有給取得率は77.6%というデータが示すとおり、業界内でも際立ってホワイトな水準です。所定労働時間は7時間15分と短く、「原則20時以降業務禁止」という文化が多くの部署で定着しています。
フレックスタイム制度・在宅勤務制度も整備されており、子育て中の社員や家庭を持つ方でも柔軟な働き方が実現できます。産前産後休業・育児休業の取得実績もあり、ライフステージに合わせてキャリアを継続しやすい環境が整っています。
7つの事業本部でグローバルキャリアを早期から積める
双日の大きな魅力のひとつが、自動車・エネルギー・化学・食料など7本部にわたる多彩な事業領域でのグローバルキャリアです。海外駐在の機会が豊富で、新興国を中心に世界各地での事業立ち上げ・運営に携わることができます。五大商社の中では規模が小さい分、若手に早期から裁量の大きな仕事が振られやすく、ビジネス感覚の習得スピードが速いという特徴があります。
また、7本部を横断するキャリアパスが用意されており、入社後に複数の業界・ビジネスモデルを経験できる環境が整っています。単一業界に特化するのではなく、ゼネラリストとして幅広い経験と視野を持ちたいという方には、双日は非常にマッチした職場です。
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント3選
双日の将来性・潰れる可能性を検証
「双日は将来潰れるのでは」「今後も安定して存続できるのか」と不安を感じる方もいます。転職・就職を決断する前に、経営の実態と将来性をしっかり確認しておくことは非常に重要です。
非資源分野への転換で安定した経営基盤を持つ
双日が「潰れる」可能性を心配する声は、資源価格の下落局面で商社全体の業績が悪化した歴史的経緯から来ています。しかし現在の双日は、非資源分野(ヘルスケア・ESCO・LNG・化学・アグリビジネス)への積極投資を進め、収益の多様化を着実に実現しています。2024年度の離職率3.4%という安定した数字も、経営の健全性を示す一つの指標です。
- ESCOビジネス:省エネルギーサービスの提供。脱炭素・GX需要を取り込む成長領域
- LNG事業:エネルギー安全保障の観点から需要が拡大。長期契約による安定収益
- ヘルスケア・医療機器:アジア新興国での医療インフラ拡大を取り込む高成長分野
- サーキュラーエコノミー:廃棄物処理・リサイクル事業を通じた循環型社会への貢献
- アグリビジネス:食料安全保障への関心の高まりを受け、穀物・飼料事業が拡大
五大商社における双日のポジションと独自の強み
確かに双日は売上規模で三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事に劣りますが、それは「小回りが利く・ニッチ市場に強い・新興国ビジネスに特化している」という双日固有の強みの裏返しでもあります。規模の大きな商社が手を出しにくいプロジェクトで先行して存在感を発揮してきた実績が、双日の競争優位性です。
また、X上のアナリスト・投資家の声では「五大商社の中で最も割安・穴場。非資源エンジンへの転換が進んでいる点が評価できる」という意見も見られます。東証プライム上場企業として株主への還元(自己株買い等)にも積極的であり、経営の透明性と安定性は高い水準にあると言えます。
双日への転職が向いている人・向いていない人
双日への転職・就職を検討している方に向けて、どのような人が向いているのか、また向いていないのかを整理します。自分の価値観と照らし合わせて、転職の判断材料にしてください。
双日への転職が向いている人
- 高年収とワークライフバランスを両立したい人:年収1,274万円水準を維持しながら残業24時間・有給77.6%取得という環境を求める方
- グローバルキャリアを積みたい人:海外赴任・新興国でのビジネス・多国籍チームでの経験を早期から求める方
- ゼネラリストとして幅広い業界を経験したい人:自動車・エネルギー・化学・食料など7本部を横断するキャリアパスに魅力を感じる方
- 実力主義で裁量を持って働きたい人:大企業にありがちな年功序列より、成果と行動力で早期に評価される環境を求める方
- 総合商社の中で「穴場」を狙いたい人:三菱・三井・伊藤忠ほどの倍率ではなく、しかし年収・待遇・環境は遜色ない職場で働きたい方
双日への転職が向いていない人
- 「三菱商事・三井物産ブランド」を最優先する人:商社の中でトップブランドに強くこだわる場合、双日ではなく上位商社を目指したほうが後悔が少ない
- 海外転勤を避けたい人:グローバル事業が中核のため、海外赴任の可能性が高い。国内完結で働きたい方にはミスマッチが生じる可能性がある
- 英語に強い苦手意識がある人:社内システムが英語中心で、日常業務でも英語使用が必須のケースが多い。語学力向上への意欲がない場合はきつく感じる可能性がある
双日への転職におすすめの転職エージェント
双日への転職を検討している方は、総合商社・大手企業への転職支援実績が豊富なエージェントに相談するのが近道です。
MyVision|ハイクラス特化の転職エージェント
| サービス名 | MyVision(マイビジョン) |
| 対象 | 高年収・ハイクラス求人 |
| 特徴 | 独占・非公開求人を多数保有 年収100万円UP実績多数 |
| 公式ページ | https://my-vision.co.jp/ |
\ 無料登録! /
『MyVision(マイビジョン)』は、ハイクラス層に特化した精鋭の転職エージェントです。大手企業の役職ポストや、一般には公開されない「非公開求人」を豊富に取り揃えています。
- 圧倒的な高年収求人率: 年収800万円超が60%以上、1,000万円超が20%以上。
- 非公開の優良案件: 市場に出回らない限定の高待遇・高給与求人にアクセス可能。
- プロによる伴走: 専任のキャリアアドバイザーが、選考対策から年収交渉まで全面的にサポート。
・年収アップに強い! 転職を通じて年収が100万円以上アップした事例が続出。
・ハイクラス特化の提案力! 経験豊富なアドバイザーがあなたの市場価値を最大化。
・効率的な転職活動! 厳選された求人紹介により、忙しい方でもスムーズに選考が進みます。
\ 無料登録! /
JACリクルートメント

| サービス名 | JACリクルートメント |
| 対象 | ミドル・ハイクラス転職(管理職・専門職・外資系) |
| 特徴 | 外資系・グローバル企業に強み。 年収600万〜1,500万円の求人を多数保有 |
| 公式ページ | https://www.jac-recruitment.jp/ |
\ 無料登録! /
『JACリクルートメント』は、ミドル・ハイクラス転職に特化した人材紹介サービスです。アジア最大級のネットワークを持つJAC Recruitment Groupの一員として、外資系企業やグローバル企業への転職支援に豊富な実績があります。
業界・職種ごとに専門チームを編成しており、各分野に精通したコンサルタントが求職者と企業の双方を一人で担当する「リクルートメント・コンサルタント制」を採用。求職者の経験やキャリアの希望を企業へ直接伝えられるため、マッチングの精度が高く、スピーディな選考が可能です。
英文レジュメの添削や英語面接対策など、グローバル転職ならではのサポートも充実しています。
・外資系、グローバル企業への転職支援に強み!年収600万〜1,500万円の求人を多数保有
・業界や職種別の専門コンサルタントが転職をサポート
・英文レジュメ添削や英語面接対策など、グローバル転職向けサービスが充実
\ 無料登録! /
まとめ
双日が「やばい」と言われる理由は、子会社のSNS問題・五大商社内での知名度・退職者増加・市況依存・学歴フィルターという複数の要因が絡み合っています。しかし、ここまで詳しく検証してきたように、その多くは誤解や一面的な情報によるものです。
- SNS問題:子会社・双日プラネットの採用広報の問題であり、双日本体の職場環境とは無関係
- 知名度・規模:他の四大商社より小規模だが、それが若手への早期裁量付与・ニッチ市場での強みにつながっている
- 退職者増加:離職率3.4%と低水準。退職者の多くは外資・コンサルへのキャリアアップで、職場不満が原因ではない
- 将来性:非資源分野への転換が進んでおり、経営基盤は安定。東証プライム上場で財務の透明性も高い
- 働き方:平均残業24時間・有給77.6%・フレックス・在宅勤務完備で、商社業界屈指のホワイト環境
双日は高年収とホワイトな働き方を両立し、グローバルキャリアを積みたい人にとって、五大商社の中でも穴場的存在です。転職を検討する際は、総合商社への支援実績が豊富なエージェントを活用して、自分の市場価値を把握した上で選考に臨みましょう。
双日に関するよくある質問(FAQ)
- 双日はやばい会社なのか?
-
「やばい」と検索される背景には、子会社のSNS問題・五大商社内での知名度差・退職者増加といった要因がありますが、いずれも誤解や一面的な情報によるものが大半です。実態は平均年収1,274万円・残業24時間・有給取得率77.6%のホワイト企業であり、良い意味で「やばい(優れた)」会社と評価できます。
- 双日はブラック企業?残業はどのくらい?
-
双日はブラック企業ではありません。2024年度の平均残業時間は24.0時間/月と業界内でも低水準で、「原則20時以降業務禁止」の文化が多くの部署で定着しています。フレックスタイム制・在宅勤務制度も整備されており、総合商社の中でも屈指のホワイト環境として知られています。
- 双日の年収はどのくらい?
-
双日の平均年収は1,274万円(2025年3月期・有価証券報告書開示値、平均年齢41.0歳)です。初任給は学部卒30.5万円・院卒34万円と高水準で、30代前半で年収1,000万円を超えるケースが一般的です。ボーナスは年2回支給され、年間500万円超に達することもあります。
- 双日の将来性は問題ない?潰れる心配は?
-
双日は東証プライム市場上場の大手総合商社であり、経営基盤は安定しています。非資源分野(ヘルスケア・ESCO・LNG・化学)への事業転換が進んでおり、資源価格への依存度は低下傾向にあります。離職率3.4%(2024年度)という低水準も、内部の安定性を示す一指標です。「潰れる」可能性は現時点では非常に低いと考えられます。
参照・参考元




