UBE(宇部興産)とはどんな会社?
UBE株式会社(旧・宇部興産株式会社)は、ポリイミドフィルムやポリカーボネートジオールで世界シェア首位を誇る日本の総合化学メーカーです。1897年に山口県宇部の炭鉱会社として創業し、100年以上の歴史を持ちます。
2022年には社名を「宇部興産株式会社」から「UBE株式会社」に変更。セメント事業を三菱マテリアルと統合してUBE三菱セメントを設立し、化学メーカーへの事業転換を加速させています。東証プライム市場に上場する大手企業です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | UBE株式会社(旧・宇部興産株式会社) |
| 創業 | 1897年(明治30年) |
| 資本金 | 95億4,400万円 |
| 本社所在地 | 東京本社:東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館 宇部本社:山口県宇部市大字小串1978-96 |
| 従業員数 | 単体:約2,200名 / 連結:約7,880名(2024年) |
| 平均年収 | 774万円(2025年3月期・平均年齢43.1歳) |
| 株式市場 | 東証プライム市場上場(証券コード:4208) |
UBE株式会社 基本情報(出所:同社公式HP・有価証券報告書)
UBEの主要事業は以下のとおりです。
- 機能品事業:ポリイミドフィルム(世界シェア首位)・ポリカーボネートジオール(世界シェア首位)・分離膜・セラミックスなど
- 樹脂・化成品事業:ナイロンポリマー・合成ゴム・硫安・工業薬品・ファインケミカルなど
- 機械事業:ダイカストマシン・射出成形機・押出プレス・化学機械など
- その他事業:電力供給・不動産賃貸・医薬品など
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宇部興産が「やばい」と言われる6つの理由
Googleで「宇部興産」と検索すると、関連ワードに「やばい」「激務」「将来性」「潰れる」といったネガティブなキーワードが表示されます。宇部興産への就職・転職を検討している方の中には、これらの検索結果を見て不安を感じている方もいるのではないでしょうか。以降では、宇部興産が「やばい」と言われる理由を、実際のデータと口コミをもとに客観的に解説します。
労働時間が長い・激務だと言われているため
宇部興産は労働時間が長い・激務だと言われているため、「やばい」と評されることがあります。化学メーカーという性質上、プラント管理や研究開発で残業が多いイメージを持つ方もいるようです。
しかし、UBEが公式のサステナビリティデータで公開しているデータを見ると、2024年度の月間平均残業時間は16.4時間と、製造業や化学業界の平均と比較しても特段長い水準ではないことが分かります。
| 年度 | 月間平均残業時間 |
|---|---|
| 2018年度 | 16.6時間 |
| 2019年度 | 14.7時間 |
| 2020年度 | 14.2時間 |
| 2021年度 | 15.1時間 |
| 2022年度 | 16.8時間 |
| 2023年度 | 16.0時間 |
| 2024年度 | 16.4時間 |
宇部興産における月間平均残業時間(出所:同社サステナビリティデータ)
月16時間程度の残業は、1日あたりに換算するとわずか約45分程度です。部署や職種によって差はあるものの、全体的には激務というイメージとはかけ離れた水準と言えるでしょう。
離職率が高いと言われているため
離職率が高いと言われているため、宇部興産は「やばい」と言われることがあります。しかし、UBEが公式に開示しているサステナビリティデータによれば、2024年度の離職率はわずか1.5%と、非常に低い水準に抑えられていることが分かります。
| 年度 | 離職率 |
|---|---|
| 2018年度 | 1.3% |
| 2019年度 | 1.4% |
| 2020年度 | 1.4% |
| 2021年度 | 1.4% |
| 2022年度 | 1.0% |
| 2023年度 | 1.4% |
| 2024年度 | 1.5% |
宇部興産における離職率推移(出所:同社サステナビリティデータ)
日本の企業全体の離職率平均は約15%前後(厚生労働省調べ)であることを考えると、宇部興産の離職率1.5%は非常に低い水準です。一度入社すれば長く働き続けられる職場環境が整っていることが、この数値からも裏付けられます。
年収が高い・勝ち組と言われているため
年収の高さから「やばい(良い意味で)」「勝ち組」と言われているというのも、宇部興産が話題になる理由の1つです。
UBEは上場会社であるため、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2025年3月期における宇部興産の平均年収は774万円(平均年齢:43.1歳)と、製造業・化学業界の中でも高い水準であることが分かります。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 774万円 | 43.1歳 |
| 2024年3月期 | 756万円 | 42.9歳 |
| 2023年3月期 | 745万円 | 42.6歳 |
| 2022年3月期 | 700万円 | 42.4歳 |
| 2021年3月期 | 698万円 | 41.7歳 |
| 2020年3月期 | 693万円 | 41.7歳 |
| 2019年3月期 | 689万円 | 41.5歳 |
宇部興産の平均年収・平均年齢推移(出所:同社IR)
大企業ならではの安定した経営基盤に加え、住宅手当などの福利厚生も充実しています。「やばい」と言われる理由が高年収であれば、それはポジティブな意味での「やばい」と言えるでしょう。
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高いというのも、宇部興産が「やばい」と言われる理由の1つです。高年収・大手の待遇から転職市場での人気は高く、選考の難易度もそれなりに高いと言えます。
一方で、2024年度の中途採用比率は53.1%と過半数を超えており、宇部興産は中途採用に非常に積極的であることが分かります。募集職種も化学・機械・営業・管理部門など多岐にわたっており、専門性が合致すれば転職できる可能性は十分にあります。
| 年度 | 中途採用比率 |
|---|---|
| 2021年度 | 15.9% |
| 2022年度 | 46.0% |
| 2023年度 | 28.9% |
| 2024年度 | 53.1% |
宇部興産の中途採用比率(出所:同社サステナビリティデータ)
出身大学のレベルが高く、就職が難しい・エリートと言われているため
宇部興産は就職難易度が高く、学歴フィルターがあると言われることから「やばい」と評されることがあります。採用大学を見ると、東京大学・九州大学・慶應義塾大学・早稲田大学など難関校の名前が並ぶことも事実です。
しかし実際の採用データを見ると、難関大学に限らず幅広い大学・大学院から採用していることが分かります。山口大学・芝浦工業大学・関西大学・福岡大学・日本大学といった地方国公立や中堅私立からも採用が行われており、特定の大学に偏った採用はされていません。
<大学院>秋田大学、愛媛大学、大阪大学、岡山大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、近畿大学、熊本大学、慶應義塾大学、神戸大学、静岡大学、芝浦工業大学、上智大学、千葉大学、東京大学、東北大学、名古屋大学、名古屋工業大学、日本大学、広島大学、福岡大学、北海道大学、三重大学、山口大学、立命館大学、早稲田大学 など
<大学>大阪大学、岡山大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、熊本大学、慶應義塾大学、神戸大学、上智大学、千葉大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、広島大学、福岡大学、北海道大学、明治大学、山口大学、立命館大学、早稲田大学 など
採用は学歴だけでなく、専門性や人物面を重視した選考が行われていると考えられます。学歴フィルターが強い企業という評価は必ずしも当てはまらず、就職難易度は高いものの、専門知識と意欲が評価されやすい企業と言えるでしょう。
将来性がない・潰れると言われているため
宇部興産は「将来性がない」「潰れるのでは?」と言われることがあります。2022年のセメント事業の切り離し(UBE三菱セメントとして独立)や、売上高のピークアウトがその背景にあると考えられます。
しかし実態はどうでしょうか。UBEは現在、ポリイミドフィルムやポリカーボネートジオールで世界シェア首位を誇る高機能化学品への事業シフトを着々と進めています。これらは半導体・EV(電気自動車)部品など成長市場向けの素材として高い需要が見込まれます。
- ポリイミドフィルム(世界シェア首位):スマートフォン・半導体・フレキシブル基板に不可欠な素材として需要拡大中
- ポリカーボネートジオール(世界シェア首位):EV向け塗料・コーティング材として世界的に需要が急増
- 業績回復の兆し:2026年3月期第2四半期の経常利益は前年同期比737%超の大幅増益
- アナリスト評価:目標株価2,781円(2026年2月時点)でアナリストから「買い」評価
セメント事業の分離は規模縮小ではなく、高付加価値の化学素材に特化した新たなビジネスモデルへの戦略的な転換です。「潰れる」可能性は低く、むしろ半導体・EV市場の成長を追い風に将来性のある企業と言えるでしょう。
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宇部興産で働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、宇部興産には多くの確かな魅力があります。特に「高年収」「ワークライフバランスの良さ」「中途採用の積極性」は、転職先として非常に魅力的なポイントです。
業界水準を大きく上回る高年収(平均774万円)と充実の福利厚生
宇部興産の最大の魅力は、平均年収774万円という化学業界でもトップクラスの水準です。山口県という地域においては特にトップクラスの待遇と言われており、地盤の宇部市では名門企業として高い名声を誇ります。
また、総合職の場合、30歳代で年収600〜700万円程度、課長職クラスになると年収950万〜1,000万円以上が目安とされています。住宅手当・家族手当・退職金制度など、大企業ならではの手厚い福利厚生も整っており、生涯年収の面でも非常に恵まれた環境です。
残業が少なく有給も取りやすいホワイトな環境
宇部興産は、月間平均残業16.4時間・有給休暇取得率88.3%と、ワークライフバランスが非常に良好な企業です。有給取得率88.3%は日本企業全体の平均(約65%)を大きく上回っており、休みが取りやすい職場環境であることが数値からも明確です。
また、育児休業・介護休業などのライフイベントに対応した制度も整備されており、長期的なキャリア形成を支援する体制が充実しています。フレックスタイム制度を活用する社員も多く、ライフステージに合わせた柔軟な働き方が実現できる環境です。
中途採用に積極的で転職チャンスが大きい
前述のとおり、2024年度の中途採用比率は53.1%と、新入社員の過半数が中途採用者という状況です。これは「即戦力採用」と「ダイバーシティ経営」を重視する方針の表れでもあります。
化学・機械・素材系のエンジニアはもちろん、営業・管理部門でも中途採用の枠が設けられています。山口県に拠点を置く日本有数の大手化学メーカーへの転職を目指すなら、今がチャンスと言えるでしょう。
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宇部興産社長・西田祐樹はラランドのニシダの父?年収・経歴を解説
「宇部興産」を検索すると、人気お笑いコンビ「ラランド」のニシダさんとの関係がしばしば話題になります。「ラランド ニシダ 父親 宇部興産」は月間5,400件以上の検索数を誇るキーワードであり、多くの方が興味を持っているトピックです。
西田祐樹社長の経歴・プロフィール
UBE株式会社の代表取締役社長・西田祐樹氏は、1962年生まれ。広島大学大学院で応用化学を専攻し、1987年にUBE(当時・宇部興産)に入社しました。以来、化学技術の開発・営業・事業運営など幅広い分野で活躍し、2016年に専務執行役員、2024年に代表取締役専務執行役員を経て、2025年に代表取締役社長に就任しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 西田 祐樹(にしだ ゆうき) |
| 生年 | 1962年 |
| 学歴 | 広島大学大学院 応用化学専攻修了 |
| 入社 | 1987年(旧・宇部興産) |
| 社長就任 | 2025年 |
| 在籍年数 | 約38年(2025年時点) |
UBE株式会社・西田祐樹社長プロフィール(出所:各種報道・公式発表)
創業130年以上の伝統ある化学メーカーをリードする西田社長は、社内でのキャリアを着実に積み上げてきた生え抜きの経営トップです。
西田祐樹社長の年収は?
「宇部興産 社長 年収」は月間260件以上の検索数があるトピックです。日本の上場企業では取締役報酬の総額は有価証券報告書で開示されるものの、個人別の役員報酬が個別開示されるのは原則として年間1億円以上の場合に限られます。
UBEの有価証券報告書では、西田社長個人の報酬は現時点で個別開示されていないため、具体的な金額は公表されていません。ただし、東証プライム上場の大手化学メーカーの代表取締役社長の報酬は、業績連動報酬を含めて一般的に数千万円〜1億円前後の水準であることが多いとされています。
ラランドのニシダとの親子関係と絶縁状態の真相
お笑いコンビ「ラランド」のニシダさんの父親が、UBEの西田祐樹社長であることはメディアでも広く報じられています。ニシダさんは上智大学に2度入学・退学を繰り返した末にお笑い芸人の道を選んだことで、当初、大企業幹部の父・西田祐樹氏との関係が悪化し、「絶縁状態」になったと伝えられています。
父・西田祐樹氏は当初、息子のお笑い芸人志向を強く反対していたと報じられています。しかし、ニシダさんが人気芸人として成功し、山口県の「ふるさと大使」にも任命されたことで、地元での知名度と父への影響力が高まったとされています。
- ラランドのニシダさんの父親は、UBE(旧・宇部興産)の代表取締役社長・西田祐樹氏
- ニシダさんは上智大学を2度退学してお笑いの道へ → 父との関係が悪化・絶縁状態に
- ニシダさんが人気芸人として成功し、山口県ふるさと大使にも就任
- 2025年、父・西田祐樹氏がUBEの代表取締役社長に就任。話題がさらに拡大
この親子エピソードは、宇部興産(UBE)の注目度をさらに高める話題となっています。名門企業の社長を父に持ちながらも、自らの道を切り拓いたニシダさんのストーリーは、多くの人の関心を集めています。
宇部興産への転職が向いている人・向いていない人
宇部興産への転職を検討している方に向けて、どのような人が向いているのか、向いていないのかを解説します。
宇部興産への転職が向いている人
- 化学・機械・素材系の専門スキルを持つ人:専門技術を活かして大手化学メーカーで活躍したい方
- 高年収と安定を両立させたい人:平均年収774万円・離職率1.5%の安定した環境を求める方
- ワークライフバランスを重視する人:残業月16.4時間・有給取得率88.3%の環境で長く働きたい方
- 成長産業の素材開発に携わりたい人:半導体・EV向け素材など将来性の高い領域で働きたい方
- 地方(山口県)での安定したキャリアを築きたい人:地方でトップクラスの待遇が得られる大手企業を求める方
宇部興産への転職が向いていない人
- スピード感のある環境を求める人:大企業特有の意思決定プロセスがあるため、ベンチャー志向の方には合わない可能性がある
- 都市部(東京・大阪)での勤務を希望する人:主要拠点が山口県宇部市のため、地方勤務に抵抗がある方には厳しい面がある
- 化学・製造業の専門知識が全くない人:専門性の高い採用が多く、異業種からの未経験転職は難易度が高い
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まとめ
宇部興産(UBE)が「やばい」と言われる理由は、激務・離職率・将来性・転職難易度・学歴フィルターなどのキーワードがネット上に広がっているためです。しかし、実際のデータを検証すると、その多くは誤解や一面的な情報によるものです。
- 激務・長時間労働:月間平均残業16.4時間と、化学業界でも比較的短い水準
- 離職率:1.5%と非常に低く、一度入社すると長く働き続ける人が多い
- 年収:平均774万円と業界トップクラス。山口県では飛び抜けた高待遇
- 転職難易度:人気は高いが、中途採用比率53.1%と積極採用中
- 学歴フィルター:難関大だけでなく幅広い大学から採用しており、フィルターは薄い
- 将来性:世界シェア首位の機能品事業が好調。半導体・EV市場の成長が追い風
宇部興産は高年収・ホワイトな労働環境・中途採用に積極的な大手化学メーカーとして、転職先として非常に魅力的な企業です。「やばい」という言葉のイメージに惑わされず、実際のデータに基づいて判断することが重要です。
転職を検討する際は、転職エージェントを活用して企業の内情や選考傾向を事前に把握したうえで、準備を万全にして選考に臨みましょう。
宇部興産(UBE)に関するよくある質問(FAQ)
- 宇部興産(UBE)の平均年収はいくら?
-
2025年3月期における宇部興産の平均年収は774万円(平均年齢:43.1歳)です。化学業界の中でも高い水準で、山口県においてはトップクラスの待遇です。総合職の30歳代では年収600〜700万円程度、課長クラスになると1,000万円以上も視野に入ります。
- 宇部興産への転職は難しい?
-
転職市場での人気は高く難易度はそれなりにありますが、2024年度の中途採用比率は53.1%と過半数を超えており、非常に積極的に中途採用を行っています。化学・機械・素材系の専門スキルを持つ方には十分にチャンスがあります。転職エージェントを活用して準備を整えることをおすすめします。
- 宇部興産(UBE)の将来性は?潰れる心配はある?
-
潰れる心配はほぼないと言えます。ポリイミドフィルムやポリカーボネートジオールで世界シェア首位を誇る高機能化学品は、半導体・EV(電気自動車)向けとして高い需要が期待されます。また、2026年3月期第2四半期の経常利益は前年同期比737%超の大幅増益となっており、業績も回復基調にあります。
- 宇部興産はブラック企業?激務なの?
-
ブラック企業とは言えません。月間平均残業16.4時間・有給休暇取得率88.3%という数値が示すとおり、労働環境は良好です。有給取得率88.3%は日本企業全体の平均(約65%)を大きく上回っており、ワークライフバランスの面でも優れた企業です。
参照・参考元
UBE株式会社 公式HP
UBE株式会社 IR情報
UBE株式会社 サステナビリティデータ
UBE(宇部興産)はやばい?激務?評判を解説(タレントスクエア)
ラランド・ニシダの父親が「大企業の社長」に就任(現代ビジネス)




