BIPROGY(日本ユニシス)とはどんな会社?
BIPROGY株式会社(旧・日本ユニシス株式会社)は、1958年設立の日本を代表する大手システムインテグレーターです。60年以上にわたり、日本の社会や産業を支える情報システムの構築・運用を手掛けています。
2022年4月1日に日本ユニシスからBIPROGYへと社名を変更しました。この社名変更は、米国ユニシスとの商標権の制約を解消し、グローバル市場でボーダーレスに事業を展開するための戦略的判断です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | BIPROGY株式会社(旧・日本ユニシス株式会社) |
| 設立 | 1958年3月29日 |
| 資本金 | 54億8,317万円 |
| 本社所在地 | 東京都江東区豊洲1-1-1 |
| 従業員数 | 8,362名(2025年3月31日現在・連結) |
| 平均年収 | 846万円(2025年3月期・平均年齢46.4歳) |
| 株式市場 | 東証プライム市場上場 |
| 代表者 | 齊藤 昇(代表取締役社長) |
BIPROGY株式会社 基本情報(出所:BIPROGY公式HP)
BIPROGYの主要事業は以下のとおりです。
- ITコンサルティング:業務改革・DX推進の提案と支援
- システムインテグレーション:コンピュータシステム・ネットワークの構築
- クラウドサービス:クラウド基盤の提供とアウトソーシング
- ソフトウェア開発・販売:自社開発ソリューションの提供
- システム保守・運用:安定稼働のための継続的サポート
株主構成では、大日本印刷が21.26%の株式を保有する筆頭株主となっています。もともとは三井物産と米国ユニシスの合弁会社として設立されましたが、2006年に米国ユニシスが全株式を売却し、現在は日本企業として独立した経営体制を取っています。
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BIPROGY(日本ユニシス)が「やばい」と言われる6つの理由
BIPROGY(日本ユニシス)に対する「やばい」という評判は、年収の高さ・転職難易度・学歴・外資系のイメージなど複数の要因が重なって生じています。ここでは、具体的なデータと口コミをもとに、その実態を詳しく解説します。
年収が高く勝ち組と言われているため
年収が高く勝ち組と言われているというのが、BIPROGY(日本ユニシス)がやばいと言われる最も大きな理由の1つです。
BIPROGYは上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。有価証券報告書によれば、2025年3月期におけるBIPROGYの平均年収は846万円(平均年齢:46.4歳)となっており、業界内でも高い水準です。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 846万円 | 46.4歳 |
| 2024年3月期 | 850万円 | 46.4歳 |
| 2023年3月期 | 816万円 | 46.3歳 |
| 2022年3月期 | 810万円 | 46.1歳 |
| 2021年3月期 | 809万円 | 46.1歳 |
BIPROGYの平均年収・平均年齢推移(出所:同社IR)
情報通信業の平均年収が約598万円であることを考えると、BIPROGYの年収は業界平均を約250万円上回る水準です。大手SIer企業の中でも、NTTデータ(860万円)や富士通(965万円)に匹敵する高年収を実現しています。
年代別に見ると、25歳で約480万円、30歳で約640万円、40歳で約840万円と、着実に年収が上がっていく仕組みが整っており、大手企業ならではの安定性と高待遇が魅力となっています。
労働時間が長い・激務だと思われているため
労働時間が長く激務だと思われているというのが、BIPROGYがやばいと言われる理由の1つです。
しかし、BIPROGYが公式に公開しているデータを見ると、2024年度の月間平均残業時間は16.6時間と、非常に短い水準に抑えられています。OpenWorkでの社員口コミでも平均残業時間は20.5時間/月とされており、IT業界の中では短い部類に入ります。
| 年度 | 平均年間労働時間 | 月間平均残業時間 |
|---|---|---|
| 2020年度 | 1,845時間 | 14.9時間 |
| 2021年度 | 1,841時間 | 16.3時間 |
| 2022年度 | 1,848時間 | 17.3時間 |
| 2023年度 | 1,851時間 | 17.5時間 |
| 2024年度 | 1,839時間 | 16.6時間 |
BIPROGYにおける平均年間労働時間と月間平均残業時間(出所:同社公式データ)
実態としては、ワークライフバランスを重視した働き方改革が進んでおり、2008年から在宅勤務制度を導入するなど、早期から柔軟な働き方を推進してきた企業です。「激務」という評価は必ずしも事実に即したものではないといえます。
離職率が高い・リストラがあったと言われているため
離職率が高い・リストラがあったと言われているというのが、BIPROGYがやばいと言われる理由の1つです。
しかし、BIPROGYが公式に開示しているデータによれば、離職率は2.80%と非常に低い水準に抑えられており、新卒社員の定着率も89.2%と高水準です。人材の定着度は高く、安定した雇用環境が維持されていることが分かります。
| 年度 | 離職率 | 新卒定着率 |
|---|---|---|
| 2020年度 | 2.3% | 91.8% |
| 2021年度 | 2.3% | 89.1% |
| 2022年度 | 3.1% | 91.1% |
| 2023年度 | 3.5% | 91.1% |
| 2024年度 | 2.80% | 89.2% |
BIPROGYにおける離職率と新卒定着率(出所:同社公式データ)
また、平均勤続年数は20.8年と長く、社員が長期的にキャリアを築きやすい環境が整っています。リストラについても、近年において大規模な人員削減が行われた事実はなく、構造改革による大量解雇などが常態化している企業ではありません。
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているというのが、BIPROGYがやばいと言われる理由の1つです。
確かに、BIPROGYは年収の高さや大手企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
BIPROGYによれば、2024年度のBIPROGYにおける中途採用比率は44.7%となっており、BIPROGYは中途採用に積極的であることが分かります。
| 年度 | 中途採用比率 |
|---|---|
| 2021年度 | 24.6% |
| 2022年度 | 53.1% |
| 2023年度 | 47.5% |
| 2024年度 | 44.7% |
BIPROGYの中途採用比率推移(出所:同社公式データ)
このように、BIPROGYは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
出身大学のレベルが高く学歴フィルターがあると言われているため
出身大学のレベルが高く学歴フィルターがあると言われているというのが、BIPROGYがやばいと言われる理由の1つです。
BIPROGYの2025年入社の採用大学ランキングは以下の通りです。明治大学の出身者が最も多く、同志社大学や法政大学、青山学院大学などが続いています。
| 順位 | 採用大学 | 就職者数 |
|---|---|---|
| 1位 | 明治大学 | 13人 |
| 2位 | 同志社大学 | 10人 |
| 3位 | 法政大学 | 7人 |
| 4位 | 青山学院大学・成蹊大学 | 6人 |
| 6位 | 中央大学・早稲田大学・立命館大学 | 5人 |
BIPROGYの採用大学ランキング(出所:大学通信・2025年度)
採用大学のデータを見ると、東京大学のような最難関大学ばかりではなく、MARCH・関関同立や地方国公立大学からも幅広く採用していることがわかります。学歴フィルターがあるとは言えず、学歴よりも専門性や適性を重視した採用が行われていると言えるでしょう。
外資系企業だと思われているため
外資系企業だと思われているというのも、日本ユニシス(BIPROGY)がやばいと言われる理由の1つです。
もともと日本ユニシスは三井物産と米国ユニシスの合弁会社として設立されましたが、2006年に米国ユニシスが全株式を売却しています。現在は外資系企業ではなく、日本企業として独立した経営体制を取っています。
株主構成では、大日本印刷が20%超の株式を保有する筆頭株主であり、三井物産も一定割合を出資していますが、外資系企業ではありません。
2022年4月に日本ユニシスは社名をBIPROGYへ変更しました。すでに米国ユニシスとは資本関係を解消していましたが、米国ユニシス自体は存続しているため、「Unisys」ブランドをグローバルで使用する際に商標権の制約があったことが社名変更の主な背景です。グローバル市場でボーダーレスに事業展開するための戦略的判断として行われました。
現在の社名BIPROGYは、光の7色(Blue、Indigo、Purple、Red、Orange、Green、Yellow)の頭文字から構成された造語で、「未来を照らす光」のような存在になりたいという思いが込められています。
IT業界特有の変化への対応が求められるため
IT業界特有の変化への対応が求められるというのも、BIPROGYがやばいと言われる理由の1つです。
IT業界は技術革新や市場の変化が速く、継続的に学び続ける姿勢が求められる業界です。クラウド、AI、DXといった新しい技術トレンドに対応するため、常にスキルアップが必要となります。
一方で、BIPROGYは研修制度が充実しており、新人研修や中途入社者向けのフォローアップ研修、専門技術研修など、社員の成長をサポートする体制が整っています。
また、上流のコンサルティングから開発・運用まで一気通貫でプロジェクトに関われるため、幅広い経験を積みながら専門性を高めることができます。変化を前向きに捉え、キャリアを広げたい方にとっては魅力的な環境と言えるでしょう。
BIPROGY(日本ユニシス)で働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、BIPROGY(日本ユニシス)には確かな魅力も多数あります。特に「業界トップクラスの高年収」「充実のワークライフバランス」「大手企業の安定性」「幅広いキャリアパス」は転職先として非常に魅力的なポイントです。
業界トップクラスの高年収と充実の福利厚生
BIPROGYの最大の魅力は、平均年収846万円という業界トップクラスの高年収です。情報通信業の平均年収(約598万円)と比較しても約250万円高く、大手SIer企業の中でもNTTデータと同等の水準となっています。
福利厚生も非常に充実しており、住居費補助(A地域の有扶養者で月4.7万円)、家族手当(第一扶養者1.8万円/月)、独身寮、住宅資金積立融資など、大手企業ならではの手厚いサポートが整っています。
年代別の年収目安は、25歳で約480万円、30歳で約640万円、40歳で約840万円と、経験を積むごとに着実に年収が上がっていく仕組みが整っており、長期的なキャリア形成と収入アップを両立しやすい環境です。
ワークライフバランスが良好で柔軟な働き方が可能
BIPROGYは、平均残業時間16.6時間/月、有給休暇取得率85.67%と、ワークライフバランスが非常に良好な企業です。
2008年から在宅勤務制度を導入し、2017年度からは全社員を対象としたテレワークを展開しています。2022年には「テレワーク規程」を新設して制度化され、その取り組みは「テレワーク先駆者百選総務大臣賞」を受賞するなど、外部からも高く評価されています。
フレックスタイム制度も整備されており、1ヵ月の総勤務時間の範囲内で、社員が日々の始業・終業時刻を自由に決定できます。実際の運用では「ほぼフルリモート(月1程度の出社)」という働き方も可能で、柔軟な勤務スタイルを実現できる環境が整っています。
大手企業の安定性と長期的なキャリア形成
BIPROGYは1958年設立の60年以上の歴史を持つ大手企業として、安定した経営基盤と顧客ネットワークを持つ点が特徴です。
離職率2.80%、平均勤続年数20.8年という数字が示すように、社員が長期的にキャリアを築きやすい環境が整っています。東証プライム市場に上場し、安定した財務基盤のもとで、腰を据えて専門性を高めたい方に向いた環境と言えるでしょう。
また、2024年には「健康経営優良法人」に認定されるなど、社員の健康と働きやすさを重視した経営が評価されています。長く安心して働ける企業を探している方にとって、魅力的な選択肢となるはずです。
上流工程からコンサルティングまで幅広い経験を積める
BIPROGYは、ITコンサルティング、システムインテグレーション、クラウドサービス、保守・運用まで一気通貫でプロジェクトに関われるのが大きな特徴です。
上流の業務提案やITコンサルティングから、システムの設計・構築、導入、保守・運用まで幅広く経験を積めるため、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなど多様な道を描きやすいのが魅力です。
また、研修制度が充実しており、新人研修や中途入社者向けのフォローアップ研修、専門技術研修など、スキルアップを後押しする環境づくりも進んでいます。成長意欲の高い方にとって、キャリアの選択肢が広がりやすい環境です。
BIPROGY(日本ユニシス)の働き方改革と今後の展望
BIPROGYは、2024-2026年の経営方針において「社会的価値創出企業への変革」を掲げ、持続可能な事業ポートフォリオの確立を目指しています。
具体的には、注力領域への経営資源集中、サービス型ビジネスの拡大、新たなサービス領域の開拓、ASEAN中心のグローバルビジネス拡大などを推進しています。最終的な目標として、企業価値1兆円を目指すという野心的なビジョンを掲げています。
働き方の面では、ハイブリッドワークの推進に力を入れており、オフィス勤務とテレワークを組み合わせた柔軟な働き方を実現しています。これにより、社員一人ひとりが自身のライフスタイルに合わせた最適な働き方を選択できる環境が整っています。
また、DX推進やクラウドサービスといった成長市場でのシェア獲得にも注力しており、社会DXの加速とともに企業としても成長を続けていく方針が明確に示されています。
BIPROGY(日本ユニシス)への転職が向いている人・向いていない人
BIPROGY(日本ユニシス)への転職を検討している方に向けて、どのような人が向いているのか、向いていないのかを解説します。
BIPROGY(日本ユニシス)への転職が向いている人
- 高年収とワークライフバランスを両立したい人:平均年収846万円と高待遇でありながら、残業時間16.6時間/月と働きやすい環境を実現したい方
- 大手SIerで上流工程に携わりたい人:ITコンサルティングから開発・運用まで幅広い経験を積み、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントを目指したい方
- 安定した企業で長期的にキャリアを築きたい人:離職率2.80%、平均勤続年数20.8年という安定した環境で腰を据えて専門性を高めたい方
- 柔軟な働き方を重視する人:テレワーク制度やフレックスタイム制度を活用し、自分のペースで働きたい方
- IT業界で継続的に学び続けたい人:研修制度が充実しており、新しい技術トレンドに対応しながら成長したい方
BIPROGY(日本ユニシス)への転職が向いていない人
- ベンチャー的なスピード感を求める人:大手企業特有の意思決定プロセスがあるため、スピード感を最重視する方には合わない可能性がある
- 最新技術の自社開発に専念したい人:SIerとして顧客システムの構築が中心のため、自社プロダクト開発を希望する方には不向き
- 年功序列の文化に不満を感じる人:大手企業として年功的な要素が残る部分もあり、実力主義を強く求める方にはミスマッチになる可能性がある
BIPROGY(日本ユニシス)への転職におすすめの転職エージェント
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まとめ
BIPROGY(日本ユニシス)が「やばい」と言われる理由は、年収の高さ・転職難易度・学歴・外資系のイメージなどのキーワードがネット上に広がっているためです。しかし、ここまで詳しく検証してきたように、その多くは誤解や一面的な情報によるものです。
- 年収:平均846万円と業界トップクラスの高年収で、むしろポジティブな要素
- 労働環境:平均残業時間16.6時間/月、有給取得率85.67%と良好
- 離職率:2.80%と非常に低く、平均勤続年数20.8年の安定性
- 中途採用:中途採用比率44.7%で積極的に採用
- 学歴:MARCH・関関同立など幅広い大学から採用しており学歴フィルターなし
- 企業形態:2006年に米国ユニシスとの資本関係解消済み、現在は日本企業
BIPROGY(日本ユニシス)は高年収とワークライフバランスを両立したい人・大手SIerで上流工程に携わりたい人・安定した環境で長期的にキャリアを築きたい人にとっては非常に魅力的な転職先です。一方、ベンチャー的なスピード感や自社プロダクト開発を求める方にはミスマッチになりやすいため、自分の価値観と照らし合わせて判断することが重要です。
転職を検討する際は、IT業界に強い転職エージェントを活用して企業の内情や選考傾向を事前に把握した上で、準備を万全にして選考に臨みましょう。
BIPROGY(日本ユニシス)に関するよくある質問(FAQ)
- BIPROGY(日本ユニシス)は外資系企業ですか?
-
いいえ、現在は外資系企業ではありません。もともと三井物産と米国ユニシスの合弁会社でしたが、2006年に米国ユニシスが全株式を売却しており、現在は日本企業として独立した経営体制を取っています。大日本印刷が筆頭株主となっています。
- BIPROGY(日本ユニシス)の残業時間は長いですか?
-
BIPROGYの平均残業時間は16.6時間/月(2024年度)と、IT業界の中でも短い水準です。テレワーク制度やフレックスタイム制度も整備されており、ワークライフバランスを取りやすい環境が整っています。
- BIPROGY(日本ユニシス)の離職率は高いですか?
-
いいえ、BIPROGYの離職率は2.80%(2024年度)と非常に低い水準です。新卒定着率も89.2%と高く、平均勤続年数は20.8年となっており、社員が長期的に働きやすい環境が整っています。
- BIPROGY(日本ユニシス)の平均年収はいくらですか?
-
2025年3月期におけるBIPROGYの平均年収は846万円(平均年齢46.4歳)です。IT業界の中でもトップクラスの水準であり、年代別では25歳で約480万円、30歳で約640万円、40歳で約840万円と着実に年収が上がっていきます。
- なぜ日本ユニシスからBIPROGYに社名を変更したのですか?
-
米国ユニシスとの資本関係は2006年に解消されていましたが、「Unisys」ブランドの商標権の制約があり、グローバル市場で自由に使用できなかったことが主な理由です。ボーダーレスに事業展開するための戦略的判断として、2022年4月にBIPROGYへ社名変更しました。
参照・参考元
BIPROGY株式会社 公式HP
BIPROGY IR情報
BIPROGY(日本ユニシス)はやばい?離職率は高い?評判を解説
BIPROGY(日本ユニシス)の評判は本当にやばい?働き方や実態を調査
OpenWork(社員口コミサイト)




