この記事では、株式会社コアが「やばい」と言われる5つの理由を年功序列・客先常駐・給与・リモート制限・長時間労働リスクの観点から検証します。有価証券報告書の平均年収631万円・平均勤続年数16.6年・東証プライム上場企業としての実態データもあわせて解説します。
株式会社コアとはどんな会社?
株式会社コアは、1969年創業・東証プライム市場上場の独立系ICT企業です。「ソーシャル・ソリューションメーカー」を掲げ、官公庁・防衛・宇宙・医療・インフラなど社会基盤を支える分野でのICTソリューション事業を50年以上にわたって展開しています。「やばい」「やめとけ」という評判が一部で見られますが、実際のデータと口コミをもとに、その実態を正直に検証します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社コア(CORE CORPORATION) |
| 設立 | 1969年12月 |
| 資本金 | 4億4,020万円 |
| 本社所在地 | 東京都世田谷区三軒茶屋1丁目22番3号 |
| 代表者 | 代表取締役会長:種村良平/代表取締役社長執行役員:横山浩二 |
| 従業員数 | 連結1,696名・単体1,145名(2026年4月現在) |
| 事業内容 | 未来社会ソリューション事業・産業技術ソリューション事業・顧客共創ビジネス事業 |
| 株式市場 | 東証プライム(証券コード:2359) |
| 平均年収 | 631万円(2024年3月期・有価証券報告書) |
株式会社コア 基本情報(出所:公式HP・有価証券報告書)
株式会社コアが展開する主な事業は以下のとおりです。
- 未来社会ソリューション事業:宇宙・防衛・気象・環境など社会インフラを支える高付加価値ICTソリューションを提供。宇宙テック・IoT・AIを活用した次世代サービス開発も推進
- 産業技術ソリューション事業:GNSS(測位システム)・組込み開発・メディア処理など特化ICT技術を活かしたソリューションを自動車・放送・製造業向けに提供
- 顧客共創ビジネス事業:官公庁・金融・流通・医療など幅広い顧客業務にICTトータルサービスを提供。SIからBPO・クラウド・セキュリティまで一括対応
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株式会社コアが「やばい」と言われる5つの理由
株式会社コアに対する「やばい」という評判は、給与水準の乖離・年功序列・客先常駐の多さ・リモート制限・長時間労働リスクという複数のテーマが混在して生じています。実際のデータと口コミをもとに、ひとつひとつ検証します。
給与水準が口コミサイトと有価証券報告書で大きく乖離しているため
株式会社コアがやばいと言われる理由として最もよく挙がるのが、給与に関する数字の混乱です。口コミサイトには平均年収が440〜444万円程度と表示されているケースがある一方、有価証券報告書(2024年3月期)では平均年収631万円(日経データでは671万円)と記載されており、大きな乖離があります。
この乖離が生じる理由は、口コミサイトに回答する層が若手・中途入社間もない社員に偏りやすいためです。有価証券報告書の数値は全社員の平均を反映しており、平均勤続年数16.6年(男性)という長期在籍者の高い給与が数字を押し上げています。「低い」という口コミは入社初期の水準を反映していることが多く、長く勤めた社員の水準とは切り離して考える必要があります。
年功序列が根強く若手のうちは昇進・評価機会が制限されやすいため
1969年創業の独立系ICT企業として、株式会社コアには年功序列的な評価文化が色濃く残っているという指摘があります。口コミでは「派遣先で何年も仕事を行うため、仕事の出来不出来より出世は年功序列」「若手がリーダー職になるには相当の年数がかかる」という声が見られます。
この点は、同社の平均勤続年数が男性16.6年・女性11.1年と非常に長いことからも読み取れます。長期在籍者が多い組織ではポジションが空きにくく、若手が昇進できるタイミングが限られます。成果主義での早期昇進を強く望む場合は、期待値とのギャップを感じる可能性があります。
一方で、OpenWorkでは「社員の相互尊重」「風通しの良さ」もそれなりに評価されており、年功序列ゆえに「若手でも先輩に意見を聞いてもらえる」「無理な競争がない」という安心感を評価する声もあります。じっくりスキルを磨きたい人には向いている環境とも言えます。
客先常駐が多く自社内でのキャリア形成が難しいため
独立系SIerとしてのビジネスモデル上、株式会社コアでは社員の相当数が顧客企業の施設内に常駐して業務を行う形態が一般的です。口コミでは「内勤者は役職者と仕事をする機会があるが、常駐者にはそのような機会がない」という声も見られます。
客先常駐には、官公庁・防衛・宇宙・医療など社会インフラを支えるシステムに深く関われるというメリットがあります。エンジニアとしての専門性を磨ける環境でもあります。一方で、自社の同僚と日常的に顔を合わせる機会が少ないため、社内での人脈形成や上司への自己アピールがしにくいというデメリットは否定できません。
- メリット:官公庁・防衛・宇宙・医療など社会インフラ分野のシステムに深く関われる。多様なプロジェクトでスキルの幅が広がる
- デメリット:自社の人間と顔を合わせる機会が少なく、社内での人脈形成や昇進アピールがしにくい。配属先プロジェクトによって業務内容・環境の差が大きい
原則リモートワーク禁止・副業禁止の制約があるため
「副業は禁止で、リモートも原則禁止」という口コミが複数見られ、これが「やばい」「やめとけ」という評価につながっているケースがあります。IT業界全体でリモートワーク・副業解禁が進む中、この点は特にリモート勤務や副業を前提に考えているエンジニアには大きなハードルとなります。
ただし、客先常駐が主体のビジネスモデルにおいてリモート勤務が制限されやすいことはSIer業界全体に共通する構造的な課題でもあります。防衛・官公庁系のプロジェクトはセキュリティポリシー上フル出社が求められるケースが多く、部門・案件によって実態が異なる部分もあります。転職活動中に配属予定の部門やプロジェクトについて具体的に確認することが、入社後のミスマッチを防ぐ最短ルートです。
炎上プロジェクトでは長時間労働が発生するケースがあるため
通常業務では月平均残業22.4時間程度(OpenWork)ですが、プロジェクトが炎上した場合には長時間労働が発生することがあるという口コミが複数見られます。「プロジェクトが大規模になると納期直前の詰め込みが発生する」「配属先によって残業時間は大きく異なる」という声も聞かれます。
ただし、OpenWorkの法令遵守スコアは4.0/5.0と高水準であり、残業代は確実に支払われる・36協定の範囲内で管理されているという評価が多いことから、労務管理の体制自体は整っていると言えます。「残業が多くて退職した」という口コミもある一方で、プロジェクトを選べる立場になれば長時間労働を避けられる場合もあります。炎上プロジェクトへの配属リスクはSIer業界全体に共通する課題です。
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株式会社コアで働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、株式会社コアには確かな魅力があります。特に「東証プライム上場・56年の安定経営」「法令遵守スコア4.0/5.0の高いコンプライアンス意識」「男性16.6年・女性11.1年の長期定着実績」は、転職先として検討する際の重要なポイントです。
東証プライム上場・4年連続増収の安定した経営基盤
株式会社コアは1969年創業・東証プライム市場上場(証券コード:2359)の独立系ICT企業として、56年以上にわたって黒字経営を継続しています。4年連続売上高アップという実績があり、宇宙・防衛・官公庁・医療・インフラなど社会インフラを支える事業領域は景気変動の影響を受けにくく、安定した受注基盤を維持しています。
独立系SIerとして特定ベンダーに縛られないポジションは、顧客ニーズに応じた最適なソリューション提案ができる強みにもなっています。上場企業としての情報開示義務があり財務状況の透明性が高い点も、長期的な雇用安定性を判断する材料として信頼できます。宇宙テック・GNSS・AIなど成長領域への投資も継続しており、将来性という観点でも評価できる企業です。
法令遵守スコア4.0/5.0・パワハラが少ない穏やかな人間関係
OpenWorkの法令遵守スコアが4.0/5.0と評価項目の中で最高スコアを記録していることは、労働関連法規の遵守姿勢を示す客観的な数字です。残業代の確実な支払い、有給休暇の取得促進(取得率71.7%)など、労務管理の基本が整っています。
口コミサイトでは「穏やかな人が多く人間関係は良好」「パワハラが少なくアットホームな社風」という評価が複数見られます。社員を大切にする文化が根付いており、ネット上での炎上・不満の拡散もほぼ見られない点は、職場環境の安定性を示す一つの証左です。
男性16.6年・女性11.1年の長期定着が示す安心感
転職先を選ぶ上で「入社後も長く働けるか」は重要な判断軸です。OpenWorkのデータによると、株式会社コアの平均勤続年数は男性16.6年・女性11.1年と、IT・情報サービス業界の平均(男性13年前後)を大きく上回っています。
この数字は「社員が自分から辞めていない」ことを示す最も直接的なデータです。給与水準・人間関係・仕事の安定性のどれかひとつでも大きな問題があれば、これほどの勤続年数は維持できません。育児休業取得率(女性100%・男性37.5%)も整備されており、ライフイベントを経ても継続しやすい環境が整っています。
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株式会社コアの年収・給与・離職率の実態
転職・就職を検討する上で特に気になる年収・給与体系と離職率の実態を、公開データと口コミをもとに整理します。
年収の実態:有価証券報告書と口コミサイトの数字の読み方
2024年3月期の有価証券報告書によると、単体の平均年収は631万円です。IT・情報サービス業界の平均年収(550万円前後)と比べると高水準ですが、この数字には長期在籍者の高い給与が含まれています。一方、口コミサイトに回答する若手・入社初期の社員の声が反映された数字は440万円前後と乖離があります。
| 経験年数 | 年収目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 入社〜3年 | 350〜420万円 | 初任給25万円程度。昇給は年1回 |
| 3〜10年 | 430〜550万円 | 役職なし一般職帯。昇給累積で増加 |
| 10〜20年 | 550〜700万円 | リーダー・主任クラスで大きく変動 |
| 管理職 | 700万円〜 | 部門・規模による |
年収目安(出所:口コミ情報・求人データをもとに編集部作成)
離職率の実態:平均勤続16.6年が示す長期定着の傾向
公式な離職率データは公開されていませんが、OpenWorkのデータでは平均勤続年数が男性16.6年・女性11.1年と非常に長く、社員が定着しやすい環境であることがわかります。IT・情報サービス業界の離職率は年10〜15%程度が一般的とされていますが、コアの場合は長期在籍者が多いことからこれを大きく下回る水準と推定されます。
退職理由として挙がることが多いのは「給与水準への不満」「キャリアステップへの焦り」「体調悪化」「より良いポジションへの転職」などです。これらは業界全体に共通するテーマであり、コア固有の組織的な問題によるものではないと考えられます。「長く安定して働きたい」という方向性であれば、定着率の高さはプラスの指標と判断できます。
株式会社コアへの転職が向いている人・向いていない人
株式会社コアへの転職・就職を検討している方に向けて、自分の価値観と照らし合わせて判断するためのポイントを整理します。
株式会社コアへの転職が向いている人
- 官公庁・防衛・宇宙・医療など社会インフラ分野に携わりたい人:社会基盤を支えるシステム開発にやりがいを感じられる方に向いている環境
- 安定した大企業でじっくりスキルを磨きたい人:東証プライム上場・創業56年の安定基盤のもとで長期的なキャリアを形成したい方
- 穏やかな人間関係の中で長く働きたい人:パワハラが少ない・法令遵守意識が高い環境で競争より協調を重視する方
- ライフイベントと仕事を両立させたい人:育休取得率(女性100%・男性37.5%)や有給消化率の高さなど、継続しやすい制度が整っている
- 長期的に安定した収入を確保したい人:年功序列ではあるが勤続に比例して年収が上がる構造。平均631万円という実績が長期定着のメリット
株式会社コアへの転職が向いていない人
- 若いうちから大きな裁量・スピード昇進を求める人:年功序列文化が根強く、成果主義での早期昇進は難しい傾向がある
- リモートワーク・副業を前提に働きたい人:原則リモート禁止・副業禁止のため、この点を重視する場合はミスマッチになりやすい
- 最新のモダン技術・ベンチャー的な働き方を求める人:官公庁・防衛・インフラ系の案件が多く、最先端技術の実装よりも安定稼働・信頼性重視の文化が強い
株式会社コアへの転職におすすめの転職エージェント
株式会社コアへの転職を検討している方、また現在の職場環境への迷いがある方は、IT・ICT業界に精通した転職エージェントへの相談をおすすめします。
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まとめ
株式会社コアが「やばい」と言われる理由は、給与の見えにくさ・年功序列・客先常駐・リモート制限・長時間労働リスクという5点ですが、そのほとんどはデータで検証すると誤解や一面的な情報に起因するものです。
- 給与:口コミと有報に乖離があるが、有価証券報告書では平均631万円。長期在籍で着実に上がる年功型の構造
- 年功序列:根強く残るが、競争ではなく協調の文化として安心感につながっている面もある
- 客先常駐:官公庁・防衛・宇宙など社会インフラ系プロジェクトに深く関われるメリットがある一方、社内キャリア形成のしにくさは課題
- リモート・副業制限:案件・部門によって実態が異なる。転職前に具体的に確認することが重要
- 長時間労働:炎上プロジェクトでは発生リスクあり。ただし法令遵守スコア4.0と残業代支払いは担保されている
- 定着率:男性平均勤続16.6年・女性11.1年と業界平均を大きく上回る。長く安定して働ける環境
コアが向いているかどうかは、「安定重視か成長スピード重視か」「社会インフラ系の仕事に使命感を持てるか」「長期定着型か短期キャリアアップ型か」によって大きく異なります。転職活動では、IT業界に詳しいエージェントを通じて配属予定部門やプロジェクトの詳細を事前に確認することが、入社後のミスマッチを防ぐ最短ルートです。
株式会社コアに関するよくある質問(FAQ)
- 株式会社コアはブラック企業ですか?
-
ブラック企業とは言えません。OpenWorkの法令遵守スコアは4.0/5.0と高水準で、残業代は確実に支払われます。平均勤続年数16.6年(男性)という数字は、多くの社員が長く働き続けている実態を示しています。「やばい」と言われる主な理由は年功序列・客先常駐・リモート制限であり、これらは向き・不向きの問題です。
- 株式会社コアの平均年収はいくらですか?
-
有価証券報告書(2024年3月期)によると、単体の平均年収は631万円です(日経データでは671万円)。口コミサイトの440万円前後という数字は若手・入社初期の水準を反映していることが多く、長く勤めるほど実態に近づく構造です。初任給は25万円程度で、昇給は年1回です。
- 株式会社コアはリモートワークできますか?
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原則リモート禁止・副業禁止という口コミが複数あります。ただし部門・案件によって実態は異なる場合があるため、転職活動中に配属予定の部門や案件について具体的に確認することが重要です。特に官公庁・防衛系案件はセキュリティ上の理由でフル出社が求められるケースが多いです。
- 株式会社コアは離職率が高いですか?
-
離職率の公式データは非公開ですが、平均勤続年数が男性16.6年・女性11.1年という数字はIT業界の平均を大きく上回る長期定着を示しています。退職理由は給与水準やキャリアへの不満が中心であり、組織的な問題による離職が多いとは考えにくい状況です。
参照・参考元
株式会社コア 会社概要(公式HP)
株式会社コア 事業内容(公式HP)
日本経済新聞|株式会社コア 年収・給与情報
OpenWork|コア(SIer)社員クチコミ




