第一三共とはどんな会社?
第一三共株式会社は、国内製薬業界で武田薬品工業、大塚ホールディングス、アステラス製薬に次ぐ第4位の製薬メーカーです。
2024年度(2025年3月期)の売上高は1兆8,863億円と大幅な増収を達成しており、特に抗がん剤「エンハーツ」が世界的に高い評価を受けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 第一三共株式会社 |
| 設立年 | 2005年9月 |
| 資本金 | 500億円 |
| 本社所在地 | 東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号 |
| 従業員数 | グローバル19,765名(うち日本9,362名) |
| 平均年収 | 1,114万円(2025年3月期) |
| 株式市場 | 東証プライム(証券コード:4568) |
- 医療用医薬品:抗がん剤エンハーツ、抗凝固剤リクシアナなど
- 一般用医薬品:ロキソニンSシリーズ、トランシーノなど
- 研究開発:がん領域を中心とした新薬開発
- グローバル展開:欧州・北米・アジアで事業展開(海外売上高比率58.3%)
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第一三共が「やばい」と言われる7つの理由
ネット上で第一三共が「やばい」と検索される理由を、最新データと事実をもとに詳しく解説します。
理由1:将来性がないと心配されていた時期があるため
第一三共は2018年度から2021年度にかけて業績が伸び悩んだ時期があり、「将来性がやばいのでは?」と懸念する声がありました。
特に2020年度は研究開発費の増加やワクチン事業損失補償金の影響で営業利益が638億円まで落ち込みました。
| 年度 | 売上 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2020年度 | 9,625億円 | 638億円 |
| 2021年度 | 10,449億円 | 730億円 |
| 2022年度 | 12,785億円 | 1,206億円 |
| 2023年度 | 16,017億円 | 2,116億円 |
| 2024年度 | 18,863億円 | 3,319億円 |
しかし、2022年度以降は主力医薬品エンハーツの売上拡大により大幅な増収増益を達成しています。現在は成長軌道に回帰しており、将来性への懸念は解消されつつあります。
理由2:一部で激務・パワハラの噂があるため
「第一三共は激務」「パワハラがある」といった噂がネット上で見られることがあります。
しかし、公式データを見ると2024年度の平均残業時間は16.6時間と短い水準です。また、有給休暇取得率は87.6%と非常に高く、ワークライフバランスは良好と言えます。
| 年度 | 月間平均残業時間 | 有給取得率 |
|---|---|---|
| 2021年度 | 16.3時間 | – |
| 2022年度 | 14.6時間 | – |
| 2023年度 | 12.7時間 | – |
| 2024年度 | 16.6時間 | 87.6% |
さらに、自己都合離職率は2.5%と低水準で、人材の定着率も高いことが分かります。部署や時期によって忙しさに差はあるものの、全社的に激務という事実は確認できません。
理由3:年収が高すぎて「勝ち組すぎてやばい」と言われるため
第一三共の平均年収は1,114万円(2025年3月期、平均年齢46.0歳)と、国内製薬業界でもトップクラスの水準です。
この高年収ゆえに「勝ち組すぎてやばい」「自分には入れない」といったポジティブな意味で「やばい」と言われることもあります。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2021年3月期 | 1,117万円 | 44.4歳 |
| 2022年3月期 | 1,095万円 | 44.8歳 |
| 2023年3月期 | 1,120万円 | 45.3歳 |
| 2024年3月期 | 1,113万円 | 45.5歳 |
| 2025年3月期 | 1,114万円 | 46.0歳 |
住宅手当や家族手当、退職金制度なども充実しており、経済的な安定を重視する方にとって非常に魅力的な環境です。
理由4:転職難易度・中途採用倍率が非常に高いため
第一三共は転職市場で非常に人気が高く、dodaの「転職人気企業ランキング2025」でもTOP100にランクインしています。
「転職難易度が高すぎる」「中途採用倍率がやばい」という声が多い一方で、2024年度の中途採用比率は61%と、実際には積極的に中途採用を行っています。
| 年度 | 中途採用比率 |
|---|---|
| 2021年度 | 34% |
| 2022年度 | 51% |
| 2023年度 | 56% |
| 2024年度 | 61% |
募集職種も多岐にわたっており、職種やタイミングによっては十分に転職できる可能性があります。人気企業ゆえに競争は激しいですが、諦める必要はありません。
理由5:アストラゼネカによる買収の噂が絶えないため
過去に英国の製薬大手アストラゼネカから買収提案を受けたことが報道されており、「第一三共は買収されるのでは?」という懸念の声があります。
実際、第一三共は2017年にアストラゼネカから買収提案を受けましたが、この提案は拒否されており、買収は成立していません。
その後、2019年には抗がん剤「エンハーツ」の開発・販売でアストラゼネカと提携関係を結んでおり、現在は協業パートナーとして良好な関係にあります。
上場企業である以上、理論的には将来どの企業からも買収提案を受ける可能性はありますが、2026年2月時点で買収が進行している事実はありません。
理由6:社員の不祥事が報道されたことがあるため
第一三共では、社員個人に関わる不祥事が報道され、世間の注目を集めたことがあります。
- 2022年:研究員が妻にメタノールを飲ませて殺害した事件(懲役16年の判決)
- 2022年:社員が盗撮で逮捕される事件
- 2022年:研究施設で毒物「アジ化ナトリウム」が紛失
これらはあくまで個人の私的な犯罪行為であり、会社全体の体質や組織の問題ではありません。
企業規模が大きいほどこうした事件が目立ちやすい傾向にあり、第一三共という企業そのものが「やばい」という結論にはなりません。
理由7:採用大学のレベルが高く就職難易度が非常に高いため
第一三共の採用実績を見ると、東京大学や京都大学、大阪大学など難関大学出身者が多くを占めています。
医薬品業界の採用難易度ランキングでは第一三共は8位にランクインしており、「学歴フィルターが厳しい」「就職難易度が高すぎる」という声が多く見られます。
新卒での入社は確かにハードルが高いですが、中途採用では実務経験やスキルが重視されるため、学歴以外の要素でも十分にチャンスはあります。
実力次第で入社可能
第一三共で働くメリット・良い評判口コミ
ネガティブな評判だけでなく、第一三共で働くメリットもしっかり確認しましょう。
メリット1:年収・福利厚生が業界トップクラスで満足度が高い
第一三共の最大の魅力は、やはり高い年収水準と充実した福利厚生です。
平均年収1,114万円に加えて、住宅手当、家族手当、退職金制度なども整っており、長く安心して働ける環境が整っています。OpenWorkの口コミでも、待遇面の満足度は4.5点と高い評価を得ています。
メリット2:グローバルな事業展開で成長機会が豊富
第一三共は海外売上高比率58.3%とグローバル展開に強みを持ち、欧州・北米・アジアなど世界中で事業を展開しています。
「海外プロジェクトに携われる」「グローバルな視点でキャリアを築ける」といった口コミが多く、成長志向の高い人には大きなチャンスが広がっています。
語学力や異文化理解を活かせる環境もあり、キャリアアップを目指す人にとっては理想的なフィールドです。
メリット3:ワークライフバランスが良く有給取得率も高い
第一三共では、平均残業時間16.6時間、有給取得率87.6%と、ワークライフバランスを保ちやすい環境が整っています。
「プライベートの時間を大切にできる」「子育てや介護と両立しやすい」といった口コミが多く、働きやすさを実感している社員が多いのが特徴です。
働き方改革の推進や柔軟な勤務制度の導入も進んでおり、ライフステージに合わせた働き方が可能です。
第一三共の労働環境データから見る実態
第一三共の労働環境について、公式データをもとに客観的に見ていきましょう。
| 項目 | 数値(2024年度) |
|---|---|
| 平均残業時間 | 16.6時間/月 |
| 有給休暇取得率 | 87.6% |
| 自己都合離職率 | 2.5% |
| 中途採用比率 | 61% |
| 入社後3年目定着率 | 96.3%(日本) |
| 従業員数 | グローバル19,765名 |
これらのデータから、第一三共は残業が少なく、休暇も取りやすく、人材が定着している企業であることが分かります。
OpenWorkでの総合評価も4.12点(業界2位)と高く、実際に働く社員からも高い評価を得ています。
第一三共への転職が向いている人・向いていない人
これまでの分析をもとに、第一三共への転職が向いている人・向いていない人を整理します。
- 高年収と充実した福利厚生を重視する人
- グローバルな環境で成長したい人
- ワークライフバランスを大切にしたい人
- 製薬業界での実務経験やスキルがある人
- 長期的に安定した環境で働きたい人
- ベンチャー気質でスピード感のある環境を求める人
- 大企業特有の意思決定プロセスに抵抗がある人
- 完全未経験で製薬業界の知識がない人
- 転職難易度の高さに対して準備不足の人
第一三共は高年収・好待遇でワークライフバランスも良好な優良企業です。製薬業界でのキャリアを考えている方には、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
第一三共への転職におすすめの転職エージェント
第一三共のような大手製薬会社への転職を成功させるには、業界に精通した転職エージェントの活用が不可欠です。
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まとめ
第一三共が「やばい」と言われる理由には、過去の業績停滞や一部の不祥事報道などがありますが、実態は高年収・好待遇でワークライフバランスも良好な優良企業です。
平均年収1,114万円、残業時間16.6時間、有給取得率87.6%、離職率2.5%という数字が示す通り、働きやすい環境が整っています。
転職難易度は高いものの、中途採用比率61%と積極的に採用を行っているため、製薬業界での実務経験やスキルがあれば十分にチャンスはあります。
第一三共への転職を考えている方は、まずは業界に精通した転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
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第一三共に関するよくある質問(FAQ)
- 第一三共は本当に激務ですか?
-
いいえ、全社的に激務ではありません。2024年度の平均残業時間は16.6時間と短く、有給取得率も87.6%と高い水準です。部署や時期によって忙しさに差はありますが、ワークライフバランスは良好と言えます。
- 第一三共の年収は他社と比べて高いですか?
-
はい、国内製薬業界でもトップクラスです。平均年収は1,114万円(2025年3月期)で、武田薬品工業、大塚ホールディングス、アステラス製薬に次ぐ国内4位の製薬会社として高い水準を誇ります。
- 第一三共はなぜ「やばい」と言われるのですか?
-
過去の業績停滞、個人の不祥事報道、買収の噂、転職難易度の高さなどが理由ですが、多くは誤解や過去の一時的な状況によるものです。実際には高年収・好待遇で働きやすい優良企業です。
- 第一三共は雇用が安定していますか?
-
はい、非常に安定しています。自己都合離職率は2.5%と低く、入社後3年目の定着率も96.3%と高い水準です。長期的に安心して働ける環境が整っています。
- 第一三共の将来性はどうですか?
-
2022年度以降、主力医薬品エンハーツの売上拡大により大幅な増収増益を達成しています。2024年度の売上高は1兆8,863億円、営業利益は3,319億円と好調で、将来性は十分にあると言えます。




