セプテーニとはどんな会社?
株式会社セプテーニ・ホールディングスは、デジタル広告・マーケティング領域を中心に事業を展開する電通グループ傘下の企業です。デジタル広告市場の成長とともに存在感を高めてきました。
セプテーニは、GoogleやMeta、TikTokなど主要広告プラットフォームから最高位の認定を受けており、データとAIを活用した高度なマーケティングソリューションを提供しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社セプテーニ・ホールディングス |
| 設立 | 1990年10月29日 |
| 資本金 | 184億3,000万円(2023年12月期) |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号 |
| 従業員数 | 91名(2024年12月時点・ホールディングス単体) |
| 平均年収 | 632万円(2023年12月期・ホールディングス) 516万円(株式会社セプテーニ・平均年齢28歳) |
| 株式市場 | 東証スタンダード市場上場(コード:4293) |
株式会社セプテーニ・ホールディングス 基本情報(出所:セプテーニ公式HP・有価証券報告書)
セプテーニグループの主要事業は以下のとおりです。
- マーケティング・コミュニケーション事業:デジタル広告の販売・運用、データ・AI活用ソリューション、企業のDX支援
- ダイレクトビジネス事業:BtoC・BtoB領域での事業戦略立案、プロモーション、CRM支援
- データ・ソリューション事業:データの収集・統合・活用、AI活用ソリューション、顧客開発支援、エンジニア人材派遣
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セプテーニが「やばい」と言われる6つの理由
セプテーニに対する「やばい」という評判は、業務過多・給料の上がりにくさ・離職率・ワークライフバランス・評価制度など複数の要因が重なって生じています。ここでは、具体的なデータと口コミをもとに、その実態を詳しく解説します。
業務過多で激務と言われているため
業務過多で激務だというのが、セプテーニがやばいと言われる最も大きな理由の1つです。
デジタル広告代理店という業種の特性上、複数のプロジェクトを同時に抱えながらクライアント対応を行うため、従業員に高い負荷がかかりやすい環境です。
OpenWorkの調査によると、セプテーニの月間平均残業時間は36.5時間で、職種別では営業職が44.7時間、アカウントプランナーが44.2時間と、業界平均の22.2時間より高い水準となっています。
ただし、公式発表では2023年実績で月18時間とされており、部署や担当案件によって業務量に大きな差があることがわかります。また、有給休暇中やクライアント対応など、業務時間に含まれない稼働も存在する点も指摘されています。
給料が上がりにくいと言われているため
給料が上がりにくいというのが、セプテーニがやばいと言われる理由の1つです。
セプテーニの平均年収は516万円(平均年齢28歳)で、日本の平均年収443万円よりは高い水準ですが、同業他社のサイバーエージェント(771万円)やデジタルHD(708万円)と比較すると低いという指摘があります。
特に、業務量の多さに対して報酬が見合っていないと感じる社員も一定数存在しており、OpenWorkの退職理由として「給料が上がりにくい」が挙げられています。
一方で、年2回の賞与(6月・12月)と年2回の昇給(5月・11月)の機会があり、成果を出せば適切に評価される仕組みは整っています。また、平均年齢28歳という若い層でこの年収水準を実現している点は評価できます。
離職率が高く定着しないと言われているため
離職率が高く定着しないと言われているというのも、セプテーニがやばいと言われる理由の1つです。
セプテーニ・ホールディングスの平均勤続年数は6年(2024年12月時点)で、広告業界全体の特性として離職率は一定程度存在するものの、特別に突出して高いわけではありません。
退職理由としては、業務過多、ワークライフバランスの取りにくさ、給料の上がりにくさなどが挙げられていますが、これらは広告業界全体に共通する課題でもあります。
一方で、デジタルマーケティングの実務経験を積んだ後、より高い年収や好条件を求めて転職するというキャリアパスも一般的であり、セプテーニを「成長のためのステップ」と捉える人も多いのが実情です。
ワークライフバランスが取りにくいと言われているため
ワークライフバランスが取りにくいというのも、セプテーニがやばいと言われる理由の1つです。
デジタル広告代理店の特性上、クライアントの急な要求や案件の締め切りに応じるため、長時間労働が求められる場面があります。プライベートな時間を確保することが難しいという声も上がっています。
一方で、セプテーニは制度面では改善を進めており、有給休暇消化率は72.4%(業界平均70.1%より高い)、入社3年目以降はフレックスタイム制(コアタイム10:00~16:00)が適用されます。
また、在宅勤務制度も導入されており、制度を活用すればワークライフバランスを整えやすい環境は整っているといえます。ただし、リモートワーク中心の柔軟な働き方を期待していた新入社員からは、実際には実現されていないというギャップも報告されています。
評価制度が複雑で不透明と言われているため
評価制度が複雑で不透明だと言われているというのも、セプテーニが「やばい」と言われる理由の1つです。
セプテーニでは360度評価制度を採用しており、上司だけでなく同僚や部下からの評価も含めた多面的な評価を目指しています。
しかし、社員からは「周囲に気に入られる動きが必要」「定量的な目標設定が難しい職種がある」という指摘もあり、評価基準の曖昧さや複雑さに戸惑う声も見られます。
一方で、半期ごとに実施される360°マルチサーベイを通じて、公平な評価を目指す姿勢は評価されています。評価制度の透明性向上に向けた取り組みは継続されており、今後の改善が期待されます。
転職難易度が高すぎると言われているため
転職難易度が高すぎると言われているというのも、セプテーニが「やばい」と言われる理由の1つです。
セプテーニへの中途採用は難易度が高いとされています。基本的に広告業界での経験者を採用しており、社会人経験2年以上が必須となっているため、未経験からの転職は困難です。
また、転職者に人気な企業であるため競争倍率が非常に高く、即戦力としてすぐに活躍できる人材が求められています。
選考では、論理的思考と言語化能力、クライアント視点、学習姿勢が特に重視されます。「なぜその施策を選んだのか」を構造的に説明できる力や、クライアントの事業成長にどう貢献するかを語れる力が求められます。
一方で、広告業界での実務経験があり、適切な準備をして選考に臨めば、内定を獲得できる可能性は十分にあります。転職エージェントを活用して企業の内情や選考傾向を事前に把握することが重要です。
新人には業務の幅が広すぎて対応しきれないため
新人には業務の幅が広すぎて対応しきれないというのも、セプテーニがやばいと言われる理由の1つです。
デジタルマーケティングの仕事は、広告運用、データ分析、クリエイティブ制作、クライアント対応など多岐にわたるため、特に新人にとっては業務の幅が広すぎて対応しきれず、心身ともに疲弊することがあるとされています。
一方で、セプテーニでは研修制度や育成プログラムも整備されています。
- CDP(キャリア開発プログラム):四半期ごとに個人別の強みや課題をデータ分析で可視化し、最適化されたトレーニングを提供
- セプテーニアカデミア:オンライン学習システムで、デジタルマーケティングの最新情報やノウハウを学習可能
- 新卒研修:入社後3日間の全体研修に加え、配属先ごとの個別研修を実施
- 自己啓発助成制度:受講料の70%(上限7万円)を支給
こうした制度を活用しながら、段階的にスキルを身につけていける環境は整っています。業務の幅が広い分、短期間で多くの経験を積めるというポジティブな側面もあります。
セプテーニで働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、セプテーニには確かな魅力も多数あります。特に「若手へのチャンス」「デジタルマーケティングスキル」「挑戦を歓迎する社風」「電通グループの安定基盤」は転職先として非常に魅力的なポイントです。
若手にもチャンスが多く、成長できる環境
セプテーニの最大の魅力は、年代や経験に関わらずチャンスをもらえる環境です。平均年齢28歳と若手が多いため、年齢に関係なくキャリアを築くことができます。
就活会議の評価では、総合評価4.0のうち「やりがい」が4.4と高く評価されており、OpenWorkでは「20代成長環境」で4.6という高スコアを記録しています。
また、ボトムアップの風土が強く、手を挙げれば挑戦できる場が多い点も特徴です。社内新規事業プランコンテスト「gen-ten」など、挑戦を支援する仕組みも整っています。
デジタルマーケティングの最先端スキルが身につく
セプテーニでは、Google、Meta、TikTok、Criteoなど主要広告プラットフォームから最高位の認定を受けており、最新の広告運用ノウハウが蓄積されています。
データとAIを活用したマーケティングソリューション、ディープラーニング技術を用いた広告クリエイティブの効果予測、プライバシー保護に対応した1st party dataの活用など、最先端の技術に触れる機会が豊富です。
また、市場規模3兆6,517億円のデジタル広告市場において、データ活用基盤の構築から分析、施策立案・実行まで一貫して経験できる点は、キャリア形成において大きな武器となります。
風通しが良く挑戦を歓迎する社風
セプテーニは、「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」というミッションのもと、起業家精神を重視する文化が根付いています。
OpenWorkの評価では、風通しの良さ4.3、社員の士気4.2、社員の相互尊重4.5と高く評価されており、働きやすい職場環境が整備されています。
また、社是である「ひねらんかい」(関西弁で「知恵を出そう、工夫しよう」)という言葉が示すとおり、主体的に考え、行動する姿勢が尊重される環境です。
電通グループの安定した経営基盤
セプテーニは電通グループの一員として安定した経営基盤を持ちながら、デジタルマーケティング領域での成長性も両立している点が魅力です。
2025年のインターネット広告費は4兆459億円(前年比110.8%)と堅調に成長しており、特にビデオ(動画)広告は初めて1兆円を突破、ソーシャル広告は1兆3,067億円と二桁成長を続けています。
セプテーニは2030年までに当期利益100億円を創出することを目指しており、「フォーカス&シナジー」を中期テーマとして掲げています。成長市場において、安定した基盤の上で挑戦できる環境が整っています。
セプテーニの年収と福利厚生の実態
セプテーニへの転職を検討する際、年収と福利厚生は重要な判断材料となります。ここでは、具体的なデータをもとに実態を解説します。
平均年収と職種別・年代別の年収推移
セプテーニ・ホールディングスの平均年収は632万円(2023年12月期)、株式会社セプテーニの平均年収は516万円(平均年齢28歳)です。
| 年齢 | 平均年収 | 推定範囲 |
|---|---|---|
| 25歳 | 479万円 | 395~581万円 |
| 30歳 | 562万円 | 463~682万円 |
| 35歳 | 570万円 | 470~692万円 |
セプテーニの年代別平均年収
職種別の平均年収(OpenWorkデータ)は以下のとおりです。
| 職種 | 平均年収 |
|---|---|
| ディレクター | 537万円 |
| クリエイティブ | 534万円 |
| プランナー | 527万円 |
| 営業 | 514万円 |
| コンサルタント | 504万円 |
セプテーニの職種別平均年収(出所:OpenWork)
給与体系は基本給を中心とした安定的な構成で、初任給は月36万5,000円(在宅勤務手当5,000円を含む)と、新卒としては高水準です。
福利厚生制度の詳細
セプテーニでは、以下のような福利厚生制度が整備されています。
- 休暇制度:完全週休2日制(土日)、祝日、年末年始休暇、夏期休暇(初年度5日、2年目以降10日)
- 年間休日:122日(2024年実績)
- 働き方:在宅勤務制度、フレックスタイム制(入社3年目以降)、副業制度(入社3年目以降)
- 自己啓発:自己啓発支援制度(受講料の70%、上限7万円)
- その他:各種社会保険、従業員持株会、在宅勤務手当、ベビーシッター補助制度など
完全週休2日制や夏期休暇、自己啓発支援など、生活とキャリアを両立しやすい制度が整っている点は、長期的に働く上での魅力といえます。
セプテーニへの転職が向いている人・向いていない人
セプテーニへの転職を検討している方に向けて、どのような人が向いているのか、向いていないのかを解説します。
セプテーニへの転職が向いている人
- デジタルマーケティングの最先端スキルを身につけたい人:Google、Meta、TikTokなど主要プラットフォームの認定を受けた環境で学びたい方
- 若手のうちから大きな裁量を持って働きたい人:年齢に関係なくチャレンジできる環境を求める方
- 主体的に考え行動できる人:起業家精神を持ち、ボトムアップで提案・挑戦したい方
- 成長スピードを重視する人:業務量は多いが、短期間でスキルアップしたい方
- 電通グループの安定基盤で働きたい人:安定性と成長性を両立させたい方
セプテーニへの転職が向いていない人
- 高年収を最優先で求める人:同業他社(サイバーエージェント771万円、デジタルHD708万円)と比べると年収水準が低いため、給与重視の方には不向き
- ゆったりとしたペースで働きたい人:業務量が多く、複数案件を同時進行する場面が多いため、余裕を持った働き方を求める方には合わない
- 広告業界未経験の人:中途採用は基本的に経験者を対象としているため、未経験からの転職は難しい
- 明確な評価基準を求める人:360度評価制度は公平性を目指すものの、主観的な要素もあるため、定量的な評価を重視する方には不向きな可能性がある
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まとめ
セプテーニが「やばい」と言われる理由は、業務過多・給料の上がりにくさ・離職率・ワークライフバランス・評価制度・転職難易度などのキーワードがネット上に広がっているためです。しかし、ここまで詳しく検証してきたように、その多くは業界全体の特性や成長環境ならではの側面でもあります。
- 残業時間:月平均36.5時間(職種により差がある)、公式発表では月18時間
- 年収:平均516万円(平均年齢28歳)、初任給36.5万円と若手としては高水準
- 離職率:平均勤続年数6年で業界平均並み、キャリアアップのための転職も多い
- 福利厚生:有給消化率72.4%、フレックス制度、副業制度、在宅勤務制度あり
- 成長環境:OpenWorkで「20代成長環境」4.6、「やりがい」4.4と高評価
- 将来性:電通グループの安定基盤、デジタル広告市場の成長(2025年4兆459億円)
セプテーニはデジタルマーケティングスキルを磨きたい人・若手から挑戦したい人・主体的に動ける人にとっては非常に魅力的な転職先です。一方、高年収を最優先する方やゆったりしたペースを求める方にはミスマッチになりやすいため、自分の価値観と照らし合わせて判断することが重要です。
転職を検討する際は、転職エージェントを活用して企業の内情や選考傾向を事前に把握した上で、準備を万全にして選考に臨みましょう。
セプテーニに関するよくある質問(FAQ)
- セプテーニは本当に激務ですか?
-
職種や部署によって差がありますが、月平均残業時間は36.5時間です。営業職やアカウントプランナーは44時間程度と業界平均より高めですが、有給消化率は72.4%と業界平均を上回っています。フレックス制度や在宅勤務制度を活用すれば、ワークライフバランスを整えやすい環境です。
- セプテーニの離職率は高いですか?
-
平均勤続年数は6年で、広告業界全体としては標準的な水準です。特別に離職率が高いわけではありませんが、デジタルマーケティングのスキルを身につけた後、より高い年収や好条件を求めて転職する人も一定数います。セプテーニを「成長のためのステップ」と捉えるキャリアパスも一般的です。
- セプテーニの平均年収はいくらですか?
-
セプテーニ・ホールディングスの平均年収は632万円(2023年12月期)、株式会社セプテーニの平均年収は516万円(平均年齢28歳)です。職種別ではディレクター537万円、クリエイティブ534万円、プランナー527万円、営業514万円となっています。初任給は月36.5万円(在宅勤務手当含む)と、新卒としては高水準です。
- セプテーニへの転職難易度はどのくらいですか?
-
セプテーニへの中途採用は難易度が高いとされています。基本的に広告業界での経験者を対象としており、社会人経験2年以上が必須です。選考では、論理的思考と言語化能力、クライアント視点、学習姿勢が重視されます。転職エージェントを活用して事前に選考傾向を把握し、適切な準備をすることが重要です。
- セプテーニはブラック企業ですか?
-
セプテーニはブラック企業ではありません。業務量は多いものの、有給消化率72.4%、フレックス制度、在宅勤務制度、副業制度など働き方の柔軟性を高める制度が整っています。OpenWorkの総合評価は4.37(上位1%)で、「20代成長環境」4.6、「社員の相互尊重」4.5と高く評価されています。
参照・参考元
株式会社セプテーニ・ホールディングス 公式HP
株式会社セプテーニ 公式HP
OpenWork(社員口コミサイト)
就活会議(社員口コミサイト)
セプテーニはなぜ「やばい」と言われるのか?5つの理由と競合比較から会社の評判を検証




