株式会社アウトソーシングとはどんな会社?
株式会社アウトソーシングは、製造業向け人材派遣・BPO(業務プロセスアウトソーシング)を主力事業とする大手総合人材サービス企業です。1997年の創業以来、「期間工.jp」などの派遣サービスを通じて製造・技術分野に特化した人材ビジネスを展開し、連結従業員数は約13万人規模にまで成長しました。
なお、2025年7月1日付で社名を「株式会社BREXA Next」に変更しています。本記事では検索キーワードに合わせて「株式会社アウトソーシング」「アウトソーシング(BREXA Next)」と表記します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社アウトソーシング(現:株式会社BREXA Next) |
| 設立 | 1997年1月 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内 |
| 資本金 | 252億2,900万円(上場時点) |
| 従業員数 | 連結:約129,487名(2022年時点) |
| 平均年収 | 約362万円(2022年時点) |
| 上場歴 | 東京証券取引所プライム市場(銘柄コード:2427)→MBO後上場廃止 |
| 社名変更 | 2025年7月1日より「株式会社BREXA Next」に変更 |
出典:公式プレスリリース・有価証券報告書をもとに編集部作成
同社が展開する主なサービスは以下のとおりです。
- 製造系人材派遣(期間工.jp):自動車・半導体・食品などの大手製造メーカーへの期間工・派遣社員の紹介。月収30万円超の案件も多数
- BPO(業務プロセスアウトソーシング):企業の間接業務を受託。コールセンター・データ入力・バックオフィス業務など
- 技術系アウトソーシング:グループ会社(旧・アウトソーシングテクノロジー、現BREXA Technology)による機械・電気・ITエンジニアの派遣
- 海外事業:ベトナム・インド・欧米など海外拠点を通じたグローバル人材サービス
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株式会社アウトソーシングが「やばい」と言われる5つの理由
株式会社アウトソーシングに対して「やばい」「やめとけ」という評判が存在するのは事実です。その背景には、グループ企業の不適切会計問題・MBO後の上場廃止・社名変更による混乱・低年収・管理者の高離職率という複数の要因が絡み合っています。ここでは、口コミと公開情報をもとに、その実態を詳しく検証します。
グループ会社17社で不適切会計(架空計上等)が発覚したため
アウトソーシングが「やばい」と言われる最も深刻な理由が、グループ17社に及ぶ不適切会計問題です。2021年、グループ会社の上場準備(IPO)過程において不適切な会計処理が発覚。調査を進めるうちに売上の架空計上・早期計上、仕掛品の過大計上、費用の繰り延べなどの問題が次々と判明し、影響は17社にまで広がりました。
この問題により、グループ全体の財務への信頼性が大きく損なわれました。「数字を正直に管理できない会社」というイメージが定着したことが、現在も「やばい」と検索されるひとつの大きな原因となっています。ただし、同社はその後内部統制の強化を宣言しており、問題が継続している状況ではありません。
MBOにより東証プライムを上場廃止となり、経営の透明性に疑問があるため
株式会社アウトソーシングはかつて東証プライム市場(銘柄コード:2427)に上場していましたが、MBO(Management Buyout/経営陣による自社買収)を実施し、上場廃止となりました。上場廃止後は、投資家向けの財務情報開示義務がなくなるため、「経営の中身が見えにくくなった」という印象を持つ求職者・転職検討者が増えています。
上場企業であれば四半期ごとに業績・財務状況・役員報酬などを開示しなければなりませんが、非上場化後はそれが不要になります。転職を検討する際に「会社の財務状況や将来性が見えない」という点は、応募者が抱く不安のひとつです。
一方で、MBOは経営陣が自社の中長期戦略を自由に描くために選択されるケースも多く、必ずしも会社の衰退を意味するものではありません。実際に同社は社名変更後もグループの事業拡大・海外展開を継続しています。
「BREXA Next」への社名変更により、会社の実態が分かりにくいため
2025年7月1日、株式会社アウトソーシングは社名を「株式会社BREXA Next」に変更しました。それに伴い、グループ会社もBREXA Technology(旧・アウトソーシングテクノロジー)、BREXA CrossBorder(旧・ORJ)などへ一斉に改称。「アウトソーシング」という馴染みのある社名がなくなり、ネットで調べても情報が断片的で会社の実態が分かりにくいという声が求職者から上がっています。
社名変更の背景について、同社は「グループガバナンス強化と新ブランドによる再出発」と説明しています。過去の不適切会計問題や上場廃止によるイメージ刷新の意図もあったとみられます。ただし、事業内容・雇用条件・職場環境は旧社名時代と基本的に変わっていないため、「社名が変わっても働く実態は同じ」という点は理解した上で判断することが重要です。
平均年収が約362万円と低く、配属先によって待遇格差が大きいため
口コミでも多く指摘されているのが、年収水準の低さです。公開データによると、アウトソーシング単体の平均年収は約362万円(2022年時点)。国内全産業の平均年収(約460万円)と比較して約100万円低く、「給料が少なすぎる」という声が口コミサイトに多数見られます。
| 雇用形態 | 年収目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 派遣社員(期間工) | 300〜450万円 | 配属先・残業によって大きく変動 |
| 正社員(内勤) | 330〜400万円 | 昇給が限定的との口コミあり |
| 管理職 | 450〜600万円 | ポジション・実績次第 |
口コミ情報・求人データをもとに編集部作成
また、配属先(派遣先)によって実際の労働環境や待遇に大きなばらつきがある点も課題です。「当たり外れが激しい」という口コミが多く、派遣先の選定が働きやすさに直結します。
管理者の離職が多く、引き継ぎが不十分との口コミがあるため
「管理者がすぐに飛ばされる」「引き継ぎもろくにしないまま担当者が変わる」という口コミも、アウトソーシングの「やばい」評判の一因です。社員の離職率は非常に高く、特に管理職が頻繁に交代するため、業務の継続性や担当者との信頼関係を築きにくいという声が見られます。
派遣会社の性質上、コーディネーター(担当者)が変わることで派遣先との条件交渉がリセットされたり、悩みを相談できる相手がいなくなったりするケースがあります。これは派遣労働者にとって特に不安の大きい問題です。ただし、コーディネーターの質には個人差があり、「担当者がとても丁寧で一から教えてくれた」というポジティブな評価も多く存在します。
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株式会社アウトソーシングで働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という声がある一方で、株式会社アウトソーシングには確かな強みもあります。特に「製造系求人の豊富さ」「無期雇用派遣制度による安定性」「充実した福利厚生(寮・祝い金)」は、製造業での就業を検討している方にとって大きな魅力です。
製造系求人が豊富で月収30万円以上の高収入案件も多い
アウトソーシングの最大の強みのひとつが、業界トップクラスの製造系求人数です。自動車・半導体・電子部品・食品など幅広い製造メーカーと取引関係にあり、月収25万円以上の案件が多数揃っています。入社祝い金(30,000円〜300,000円超)や赴任手当が付く案件も豊富で、就業開始時の経済的な負担を軽減できます。
「期間工.jp」という専門サービスを運営しており、期間工・製造派遣に特化した情報を一元管理。製造業で高収入を得たい、まず働きながら将来の方向性を探りたいという方には、求人の選択肢の広さが大きなメリットとなります。
無期雇用派遣制度で収入が安定している
アウトソーシングが力を入れているのが、「無期雇用派遣」制度です。通常の有期雇用派遣とは異なり、派遣先の契約が終了しても会社との雇用関係が継続するため、次の派遣先が決まるまでの間も給与が支払われます。「仕事が切れたら収入がなくなる」という派遣社員最大の不安を解消できる仕組みです。
製造業の現場は景気変動の影響を受けやすく、派遣契約の打ち切りリスクが常に存在します。無期雇用派遣として働くことで、長期的なキャリア設計や生活基盤の安定が実現しやすくなります。将来的には正社員登用を目指す方にとっても、まずはこの制度を活用して実績を積むという選択肢があります。
寮完備・入社祝い金など福利厚生が充実している
アウトソーシングが「良い」と評価される大きなポイントが福利厚生の充実です。製造系求人の多くに寮(個室対応も多数)が完備されており、家賃・水道光熱費が無料〜格安で利用できます。地方への工場配属でも住居の心配が不要なため、今の職場や住まいをリセットして新しいスタートを切りたい方に向いています。
- 社員寮完備:個室対応多数。家賃・光熱費無料〜格安の求人も豊富
- 入社祝い金:案件によって30,000円〜300,000円以上の祝い金あり
- 赴任旅費支給:遠方への赴任でも交通費を会社が負担
- 日払い・週払い対応:入社直後でも生活費の心配が少ない
- 社会保険完備:健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険(無期雇用は特に手厚い)
アウトソーシング(BREXA Next)の不祥事・上場廃止・社名変更について知っておくべきこと
アウトソーシングを転職先として検討するなら、「やばい」と検索される理由となった三つの出来事の背景・現在の状況・今後の見通しを正確に理解しておくことが重要です。ここでは事実関係を整理して解説します。
不適切会計問題の実態——グループ17社で何が起きたか
2021年、グループ会社の上場準備(IPO)審査過程で不適切な会計処理が発覚しました。その後の調査でグループ17社に及ぶ問題が判明し、具体的には売上の架空計上・早期計上・仕掛品の過大計上・費用の繰り延べなどが確認されました。
この問題を受け、アウトソーシングは外部の第三者委員会による調査を実施し、再発防止策として内部統制・監査体制の強化を宣言しています。現時点では不適切会計の問題が継続している状況にはなく、2025年の社名変更も含めた「新体制での再出発」が図られています。転職を検討する際は、過去の問題として事実を把握した上で判断することが重要です。
MBO・東証プライム上場廃止の経緯と現在の株式状況
アウトソーシングは東証プライム市場(銘柄コード:2427)に上場していましたが、経営陣によるMBO(Management Buyout)を経て上場廃止となりました。MBOとは、経営陣が自ら資金を調達して自社の株式を取得し、非公開化する手法です。
上場廃止のメリットとしては、四半期ごとの業績プレッシャーから解放され、中長期的な経営判断に集中できるという点があります。一方、投資家向けの情報開示義務がなくなるため、外部からの経営チェック機能が弱まるというデメリットも存在します。
BREXA Nextへの社名変更——その背景と事業への影響
2025年7月1日の社名変更に際し、同社は「グループガバナンスの強化」と「新ブランド”BREXA”による再出発」を掲げました。過去の不適切会計問題・上場廃止を経て、社員の多くが新しい社名で再出発することを望んでいたという背景があるとされています。
事業内容・雇用形態・派遣先企業との取引は基本的に継続しており、社名変更による実務上の変化は限定的です。「株式会社アウトソーシング」として蓄積してきた大手製造メーカーとの取引実績・全国の求人ネットワークは、BREXA Nextとなった現在も引き継がれています。
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株式会社アウトソーシングへの転職が向いている人・向いていない人
アウトソーシング(BREXA Next)への転職・就業を検討している方に向けて、向いている人・向いていない人の特徴を整理します。自分の状況と照らし合わせて判断材料にしてください。
アウトソーシング(BREXA Next)への転職が向いている人
- 製造業で手に職をつけたい人:大手メーカーの現場で専門技術・経験を積める。正社員転換を目指すキャリアパスとして活用できる
- まず収入を安定させたい人:無期雇用派遣制度で雇用が継続し、派遣先切れの際も給与が途絶えにくい
- 住居・生活費の負担を抑えたい人:寮無料・光熱費込みの案件で初期コストを最小化し、貯金を増やしやすい
- 全国どこでも働けるフットワークの軽い人:全国に求人があるため、希望エリア・職種で選択肢が豊富
- 入社祝い金・一時金で初期費用を賄いたい人:引っ越し費用や生活立ち上げ費用を祝い金でカバーできる案件が多数
アウトソーシング(BREXA Next)への転職が向いていない人
- 高収入・急な昇給を求める人:平均年収362万円と業界水準はやや低め。短期間での大幅な年収アップは期待しにくい
- 担当者・環境の安定を重視する人:管理者の入れ替わりが多く、担当コーディネーターが変わりやすいため、長期的な関係構築を求める方には向かない
- 会社の情報開示・透明性を重視する人:非上場化後は業績・財務情報の公開が限定的になるため、会社の状況を詳細に把握したい方には不満が残りやすい
株式会社アウトソーシングへの転職におすすめの転職エージェント
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まとめ
株式会社アウトソーシング(現BREXA Next)が「やばい」と言われる理由は、不適切会計・MBO上場廃止・社名変更・低年収・管理者の高離職率という複数の要因が絡み合っています。しかしここまで詳しく検証してきたように、その多くは過去の問題や構造的な課題であり、現在も継続している重大な問題ではありません。
- 不適切会計:2021年にグループ17社で発覚。現在は内部統制を強化し、再発防止策を実施済み
- MBO・上場廃止:経営の中長期戦略実現のために非公開化。財務情報の透明性が低下する面はあるが、事業は継続中
- 社名変更:2025年7月にBREXA Nextへ改称。事業内容・求人ネットワーク・雇用形態に変化なし
- 年収・待遇:平均年収約362万円と低め。配属先によって格差あり。無期雇用・寮完備で安定性は確保可能
- 管理者離職:担当者の入れ替わりが多い傾向。相性の良い担当者に巡り会えれば良い支援が受けられる
- 強み:製造系求人の豊富さ・無期雇用制度・充実した寮・入社祝い金など生活支援が手厚い
アウトソーシング(BREXA Next)は、製造業で稼ぎながら住居費を抑えたい人・雇用の安定を重視する人・全国の求人から自分に合った仕事を選びたい人にとっては、選択肢として十分に価値のある企業です。一方、年収や会社の透明性を重視する方は、入社前に担当者と十分にコミュニケーションを取り、配属先の条件を確認した上で判断することをおすすめします。
転職エージェントを活用すれば、配属先の実情や内部情報を事前に把握した上で選考に臨むことができます。ぜひ専門家のサポートを活用してください。
株式会社アウトソーシングに関するよくある質問(FAQ)
- アウトソーシングの不適切会計問題とは何ですか?
-
2021年にグループ会社の上場審査過程で発覚した問題で、グループ17社において売上の架空計上・早期計上・費用の繰り延べなどの不適切な会計処理が確認されました。現在は第三者委員会による調査を経て内部統制が強化されており、問題は収束しています。
- アウトソーシングはなぜ上場廃止になったのですか?
-
MBO(Management Buyout)によって経営陣が自社株を買い取り、非公開化しました。四半期業績開示の義務から解放され、中長期的な経営に集中するためという背景があります。上場廃止は必ずしも会社の衰退を意味するものではなく、現在も事業は継続されています。
- 株式会社アウトソーシングとBREXA Nextは同じ会社ですか?
-
はい、同じ会社です。2025年7月1日に株式会社アウトソーシングが株式会社BREXA Nextに社名変更しました。事業内容・求人ネットワーク・雇用形態は変わらず引き継がれています。グループ会社もBREXA Technology(旧・アウトソーシングテクノロジー)などに改称されています。
- アウトソーシング(BREXA Next)の平均年収はいくらですか?
-
公開データによると、2022年時点の平均年収は約362万円(単体)です。国内全産業の平均と比べてやや低水準で、派遣社員の年収は配属先・残業の量によって大きく異なります。製造系現場で残業が多い案件では、年収450万円前後になるケースもあります。
- アウトソーシング(BREXA Next)への転職はやめておくべきですか?
-
一概に「やめるべき」とは言えません。製造系求人の豊富さ・無期雇用制度・寮完備の福利厚生など明確な強みがある一方、年収水準の低さや配属先のばらつきという課題もあります。自分の目的(収入・安定・住居)に合わせて、転職エージェントを活用して配属先の実情を事前に確認した上で判断することをおすすめします。
参照・参考元
BREXA Next プレスリリース|グループガバナンス強化・新ブランド「BREXA」発表
株式会社BREXA Next|沿革
Yahoo!ファイナンス|株式会社アウトソーシング 企業情報



