この記事では、いわさきグループ(岩崎産業)が「やばい」と言われる5つの理由を、退職者の口コミと給与・離職率のデータをもとに解説します。転職・就職を検討している方の判断材料になる情報をまとめました。
いわさきグループとはどんな会社?
いわさきグループは、鹿児島県を拠点に交通・観光・エネルギーなど多岐にわたる事業を展開する総合企業グループです。中核企業の岩崎産業株式会社を筆頭に約45社・従業員約1,850名を擁し、創業から100年超の歴史を持つ鹿児島随一の老舗地域インフラ企業として知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 岩崎産業株式会社(グループ中核企業) |
| 創業 | 1923年(大正12年) |
| 設立 | 1940年(昭和15年) |
| 資本金 | 44億円 |
| 年商 | 約435億円(グループ合計) |
| 本社所在地 | 鹿児島県鹿児島市山下町9-5 岩崎ビル |
| 従業員数 | 約1,850名 |
| グループ企業数 | 約45社 |
| 株式 | 非上場 |
いわさきグループ基本情報(出所:岩崎産業株式会社 公式サイト・新卒採用サイト)
グループが展開する主な事業領域は以下のとおりです。
- 交通事業:路線バス・高速バス・フェリー・高速船・航空事業・レンタカー。鹿児島県内の公共交通インフラを幅広く担う
- 観光・ホテル事業:指宿・屋久島・種子島のいわさきホテル、ゴルフ場の運営
- エネルギー事業:ガソリンスタンド23店舗・石油卸売
- 農林水産・酒類事業:水産養殖・焼酎製造・販売
- 不動産・情報通信事業:土地・建物の賃貸、衛星放送・情報通信
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いわさきグループが「やばい」と言われる5つの理由
いわさきグループに対して「やばい」「ブラック企業」という声が上がる背景には、給与水準・人手不足・評価制度・離職率・組織文化という複数の要因が絡み合っています。実態を具体的なデータと口コミをもとに整理します。
給与水準が低く昇給もほとんどないとされているため
いわさきグループが「やばい」と言われる理由として最も多く挙がるのが、給与水準の低さと昇給の少なさです。口コミサイトには「仕事量と給料が見合っていない」「昇給がほとんどない」という声が多く見られます。
ボーナス(賞与)についても、過去には夏冬合計で1ヶ月強程度にとどまる時期があり、「賞与5,000円しか出なかった」という証言もあります。グループ全体の年商は約435億円と決して小さくないものの、その利益が従業員の給与に反映されにくい構造的な問題が指摘されてきました。
鹿児島県内の民間企業との比較でも、いわさきグループの給与水準は平均を下回るとされています。バス・ホテル・石油販売などは業界全体として賃金が低い傾向にあるものの、グループ規模に対して待遇の改善が追いついていないという点は否定しにくい現状です。
人手不足による業務過多が常態化しているとされているため
いわさきグループでは、特にバス事業における深刻な人手不足と、残った社員への業務集中が問題として取り上げられています。実際、バス乗務員が「24人辞めて入社はたった4人」という事例も報告されており、コロナ禍以降も離職の流れが止まっていないとされています。
バス運転手は免許取得に時間と費用がかかる職種であるため、一度離職者が増えると補充に時間がかかります。現場では少ない人数で運行本数をこなす状況が続き、休日出勤や残業が常態化するケースも出てきます。ホテル事業やエネルギー事業でも、繁忙期には慢性的な人員不足が指摘されています。
評価制度が不透明で将来性への不安がある
「頑張っても評価が給与に反映されない」「管理職に昇進しても給料がほとんど上がらない」という声も、いわさきグループへの不満として繰り返し挙げられています。非上場の同族経営企業に多く見られる傾向として、評価の基準が明文化されておらず、上司や幹部の主観に左右される構造になっているという指摘があります。
また、グループ全体の有利子負債の多さや、売上が最盛期の1,800億円規模からすでに435億円規模まで縮小していること(NetIB-News等の報道)も、「このグループに長く居続けていいのか」という将来への不安につながっています。キャリアアップを重視する人にとっては、成長を実感しにくい環境であることは否定できません。
バス事業を中心に高い離職率が続いているため
鹿児島のバス路線を支えるいわさきグループのバス事業では、運転手の離職率の高さが深刻な課題となっています。「24人辞めて入社は4人」という具体的な数字が報告されるほど、採用と離職のバランスが崩れています。
バス運転手に限らず、ホテルスタッフや販売職でも3年以内の離職が多いとされています。主な退職理由として挙がるのは「給与への不満」「業務量の多さ」「上司との関係」の3つで、これは転職口コミサイトの投稿からも一貫して確認できます。ただし、離職率の公式データは非上場企業であるため開示されておらず、正確な数値は把握できない状況です。
家族経営的な組織文化への違和感を訴える声があるため
いわさきグループは創業一族(岩崎家)が代々経営を担う非上場の同族企業です。鹿児島財界では「地域の顔役」として知られる一方で、「典型的な家族経営で社員からも取引先からも評判が悪い」という指摘がネット上に見られます。
同族経営に多い課題として、経営判断の速度が遅い・外部からのアドバイスが入りにくい・縁故や人間関係が人事に影響しやすいという点が挙げられます。退職の意思を伝えてから手続きに長時間かかるケースや、「役員稟議が下りない」という証言もあり、組織の硬直性を感じる人が多いようです。
一方で、「鹿児島の地域インフラとして絶対に必要な会社」という見方もあり、完全な否定で語れる企業ではありません。地元密着のグループとして、地域に根ざして働くことに価値を見出す人も確実に存在しています。
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いわさきグループで働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、いわさきグループには確かな魅力もあります。特に「鹿児島を代表するインフラ企業としての安定感」「多角経営ならではの業務の幅広さ」「地域貢献度の高さ」は、転職先として評価されているポイントです。
鹿児島随一の老舗インフラ企業としての安定感
いわさきグループは1923年創業の100年超の歴史を持ち、鹿児島の路線バス・フェリー・ホテルという地域インフラを長年支えてきた企業です。公共交通・観光という地域に欠かせない事業を担っているため、急激な事業撤退が起きにくい構造にあります。
「鹿児島で一番大きな観光業グループなので、倒産ではないはず」という声に代表されるように、地域経済における存在感は他の民間企業とは異なります。縮小傾向にあるとはいえ年商435億円のグループであり、就職先の安定性という観点では一定の根拠があります。
交通・観光・エネルギーと多角経営ならではの幅広い業務経験
約45社のグループ企業を持ち、交通・観光ホテル・エネルギー・農林水産・不動産・情報通信と事業領域が多岐にわたるため、グループ内異動や兼務を通じて、多様な業種・業態の知識と経験を積める可能性があります。ひとつの会社にいながら複数の事業に携わることができるのは、大手グループならではの特徴です。
バス運転手から始まり物流・観光業への異動を経験した人や、ホテル事業で培ったサービス技術を不動産事業に活かした人など、キャリアの横断的な蓄積が可能な点は他の地方中小企業にはない強みです。
地域に深く根ざした仕事のやりがいと誇り
いわさきグループが担う路線バス・フェリー・観光ホテルは、鹿児島の離島も含めた住民生活と観光を直接支えるサービスです。「この仕事がなければ地域が困る」という実感を持ちながら働けるのは、都市部の企業では得にくい経験です。
屋久島・種子島・奄美地域といった離島へのフェリー・高速船の運航は、地域住民の医療アクセスや物資輸送を支える社会インフラです。鹿児島銀行・KTSの大株主でもある岩崎産業は、地域の政財界と密接なつながりを持ち、地元密着で仕事をしたい人には根強い人気があります。
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いわさきグループの退職者が本当に辞めた理由
「やばい」という評判の実態をより正確に把握するために、給与・年収の具体的なデータと、退職者が挙げた理由を整理します。
給与・年収の実態
いわさきグループは非上場のため有価証券報告書による平均年収の開示はありませんが、転職口コミサイトや求人データをもとにした目安は以下のとおりです。
| 職種・経験年数 | 年収目安 | 月収目安 |
|---|---|---|
| バス運転手(3年未満) | 約280〜320万円 | 約23〜27万円 |
| ホテルスタッフ(3〜5年) | 約300〜360万円 | 約25〜30万円 |
| 管理職・主任クラス | 約380〜450万円 | 約32〜37万円 |
| 営業・事務(5年以上) | 約320〜380万円 | 約27〜32万円 |
口コミ情報・求人データをもとに編集部が作成。あくまで目安であり、実際の給与は職種・施設・個人の評価によって異なります。
全国平均と比較すると、バス運転手の平均年収は約420万円(国土交通省 令和5年度調査)とされており、いわさきグループの水準はこれを下回る傾向があります。ただし、交通費全額支給・社会保険完備・産休育休取得実績あり、といった福利厚生面は一定水準が整っています。
退職理由トップ3と離職率の現状
転職口コミサイト(就活会議・転職会議・Yahooしごとカタログ)の投稿を分析すると、退職理由の上位に繰り返し出てくる理由は以下の3つです。
- ①給与への不満:昇給が少なく、仕事量と報酬が見合わないという声が最多。特に勤続5年以上でも年収が伸び悩む点が退職の引き金になっている
- ②業務量の多さ・人手不足:慢性的な人手不足で業務が特定の社員に集中し、休日出勤・サービス残業が発生しやすい環境が離職を加速させている
- ③将来性・キャリアへの不安:事業縮小が続く中での将来性への不安、評価制度の不透明さ、グループ内でのキャリアアップが描きにくいという点が後押しになっている
離職率の公式データは非公開のため確認できませんが、バス事業ではコロナ禍以降も「入社者より離職者が多い」状態が続いているという報道があります。ただし、入社後10年以上勤続する社員も一定数おり、職種や配属施設によって職場環境の差が大きいのが実情です。自分に合った配属先かどうかを入社前に見極めることが、定着率を左右する最も重要な要素と言えます。
いわさきグループへの転職が向いている人・向いていない人
いわさきグループへの転職・就職を検討している方に向けて、どのような人が向いているか、向いていないかを整理します。自分の価値観と照らし合わせて判断してください。
いわさきグループへの転職が向いている人
- 鹿児島に根ざして働くことを重視する人:Uターン・地元就職を希望しており、地域のインフラを担う仕事に誇りを持てる人
- 安定した雇用環境を優先する人:100年超の歴史と地域インフラとしての存在感から、急激な経営破綻リスクが低い環境で長期就業したい人
- 給与よりやりがいを優先できる人:地域の人々の生活を支える仕事のやりがい・誇りを、収入と同等以上に大切にできる人
- 多様な事業に携わりたい人:交通・観光・エネルギーなど複数の事業領域を経験しながらキャリアを築きたい人
- 慎重に職場を選べる人:入社前の職場見学・OB訪問を積極的に行い、自分に合った配属先を見極めてから入社を判断できる人
いわさきグループへの転職が向いていない人
- 高収入を最優先にしている人:給与水準が他業種・他地域の同年代より低い傾向があり、収入の大幅な向上は期待しにくい環境
- スピード感ある意思決定環境を求める人:同族経営的な組織の意思決定の遅さに、フラストレーションを感じやすい人
- 明確な評価制度・キャリアパスを重視する人:評価基準の透明性や昇給・昇格の予測可能性を重視する人には、現状の環境では不満が蓄積しやすい
- 全国・海外でのキャリア展開を考えている人:グループの事業基盤は鹿児島・九州地域に集中しており、全国規模のキャリア展開は難しい
いわさきグループへの転職におすすめの転職エージェント
いわさきグループへの転職を検討している方、または今の職場に不満があり選択肢を広げたい方は、転職のプロに相談することを先に検討してください。
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まとめ
いわさきグループが「やばい」と言われる理由は、給与水準の低さ・人手不足・評価の不透明さ・高い離職率・家族経営的な組織文化の5つが主な要因です。一方で、鹿児島を代表するインフラ企業としての安定感・地域に根ざした仕事のやりがい・多角経営ならではのキャリアの幅という魅力も持っています。
- 給与水準:業界平均を下回る水準で、昇給も限定的。仕事量に見合わないと感じる社員が多い
- 人手不足:特にバス事業で深刻。残った社員への業務集中が常態化しているケースあり
- 評価・将来性:評価基準が不透明で、昇進しても大幅な収入増が見込みにくい。事業縮小傾向への懸念もある
- 離職率:公式データ非公開だが、バス事業での離職が続いているとの報道あり。職種・配属先によって差が大きい
- 安定感:100年超の歴史と地域インフラとしての存在感は本物。地元で長期就業したい人には選択肢になりうる
転職を判断する際は、入社前に職場見学と現場スタッフへのヒアリングを行い、自分に合った配属先かどうかを確認することが最も重要です。転職エージェントを活用すれば、配属先の内部情報や採用条件の交渉を代行してもらうことができます。
いわさきグループに関するよくある質問(FAQ)
- いわさきグループは本当にブラック企業ですか?
-
「鹿児島1、2を争うブラック企業」という表現がネット上に見られるほど、労働環境への不満の声は多いのが実情です。ただし職種・配属先によって職場環境の差が大きく、一概に全体が同じ状況とは言えません。入社前に口コミサイトで職種別の評判を確認し、職場見学を通じて現場の雰囲気を自分の目で確かめることが重要です。
- いわさきグループの年収・給与水準はどのくらいですか?
-
バス運転手で約280〜320万円、ホテルスタッフで約300〜360万円が目安とされており、全国平均や他業種と比較すると低水準です。昇給は年1回で増加幅も限定的という声が多く、給与面での大幅な改善は役職昇進や資格取得によるケースが中心となっています。
- いわさきグループへの転職で後悔しないためのポイントは?
-
3つのポイントが重要です。①入社前に職場見学・OB訪問を行い、実際の職場の雰囲気を確認する、②口コミサイトで配属希望先の職種別口コミを読み込む、③給与・評価制度・残業実態を採用担当者に直接確認する。転職エージェントを使えば、これらの交渉と情報収集を代行してもらえます。
- いわさきグループの離職率は高いですか?
-
公式データは非上場のため公開されていません。ただしバス運転手については「24人辞めて入社は4人」という具体的な事例が報告されており、特に乗務員職での離職率は高い状態が続いているとみられます。ホテルや事務職でも3年以内の離職が多いとの声があり、入社前の念入りな確認が必要です。
参照・参考元
いわさきグループ 公式サイト
いわさきグループ 新卒採用サイト
NetIB-News|鹿児島経済の「顔」たる資格はあるか?(中)~苦境に立ついわさきグループ
就活会議|岩崎産業の退職理由・離職率に関する評判・口コミ
転職会議|いわさきの評判/社風/社員の口コミ




