株式会社KSKとはどんな会社?
株式会社KSKは、1974年創業の東証スタンダード上場のシステムインテグレーター(SIer)です。半導体設計・組込ソフトウェア開発からITソリューション・ネットワーク構築まで幅広い技術領域をカバーし、50年以上の歴史を持つIT業界の老舗企業として知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社KSK |
| 設立 | 1974年5月23日 |
| 資本金 | 14億4,846万円 |
| 本社所在地 | 東京都稲城市百村1625番地2 |
| 従業員数 | 2,625名(連結、2025年3月末現在) |
| 売上高 | 236億8百万円(連結、2025年3月末現在) |
| 証券コード | 9687(東証スタンダード) |
| 代表取締役社長 | 松岡洋一 |
株式会社KSK 基本情報(出所:KSK公式HP、有価証券報告書)
KSKが展開する事業は以下の3分野を中心に構成されています。
- システムコア事業:半導体設計(システムLSI)・組込ソフトウェア開発・IoT機器のハードウェア設計など
- ITソリューション事業:アプリケーション開発・システム構築からオンサイトの運用保守まで
- ネットワークサービス事業:ネットワークシステムの設計・構築・運用保守のワンストップ提供
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株式会社KSKが「やばい」と言われる5つの理由
KSKに対する「やばい」という評判は、給与の伸び悩み・客先常駐による配属ガチャ・昭和的な企業文化・有給消化率の低さ・中堅層の離職という複数の要因が重なって生じています。ここでは、口コミデータや公開情報をもとに各要因を詳しく検証します。
給与水準が低く昇給が少ないと感じている人が多いため
KSKが「やばい」と言われる最大の理由として多くの口コミで挙げられるのが、基本給の低さと昇給幅の小ささです。有価証券報告書ベースの平均年収は528万円(平均年齢34.8歳)ですが、これはボーナスを含む数値です。
口コミサイトへの投稿では「30代の先輩の月の手取りが20万円を下回ることがある」「新卒3年で昇給はわずか数千円」といった声が複数見られます。月給ベースが低くボーナス依存の給与体系のため、月々の生活費に余裕が生まれにくいと感じるエンジニアも少なくありません。
| 年代 | 年収目安(口コミ調査ベース) |
|---|---|
| 20代 | 約300〜400万円 |
| 30代 | 約400〜550万円 |
| 40代以上 | 約550〜700万円 |
年収目安(出所:口コミサイト・公開データをもとに編集部作成)
一方で、初任給は大卒24万円と業界並みであり、資格取得報奨金(最高30万円)や処遇改善の取り組みも続いています。給与の低さはIT・SIer業界全体の構造的課題の側面もあり、KSK固有の問題ではない点も押さえておく必要があります。
客先常駐・配属ガチャで職場環境に大きな差があるため
KSKがやばいと言われるもう一つの大きな理由が、ほぼ全社員が客先常駐形式で就業する「SES・客先常駐スタイル」です。自社内でのシステム開発は少なく、顧客企業のオフィスや現場に常駐して業務を行う形態が中心です。
客先常駐の最大の課題は「配属ガチャ」と呼ばれる、配属先(現場)によって労働環境・残業量・人間関係が大きく変わるという点です。ホワイトな現場と深夜残業が発生する現場が混在しており、「運次第で働きやすさが決まる」という声も見られます。派遣先の企業文化や上司との相性が、エンジニアの仕事満足度を大きく左右します。
毎朝の社訓唱和など昭和的な企業文化に違和感を持つ人がいるため
1974年創業の老舗企業であるKSKには、毎朝の社訓唱和や堅めの研修ルールなど、昭和的な企業文化が色濃く残っているという評判があります。体育会系に近い雰囲気や、形式を重んじる社風が若手エンジニアには「時代遅れ」と映ることもあります。
また入社後の研修についても「内容が重複することが多く学びの深さに欠ける」「基礎的なITスキル研修が時代遅れに感じる」という声が見られます。社内会議やイベントが定時後や週末に行われることがある点もストレス要因として挙げられることがあります。
一方でこの企業文化は、協調性・チームワーク・誠実さを重視する文化の裏返しでもあります。「社員の人柄が温かい」「協力的な風土がある」という口コミも多く、昭和的な文化が職場の人間関係の良さという形でプラスに機能している面もあります。
有給消化率が業界平均より低い傾向があるため
KSKの有給消化率については複数の口コミサイトでやや低めの評価が見られます。キャリコネ調査では有給消化率50%程度で、業界平均69%を約20ポイント下回るという数字が報告されています。
これは客先常駐という働き方の特性が大きく影響しており、配属現場の文化・繁忙期の状況によって有給の取りやすさが変わります。自社では有給推奨の方針があっても常駐先のルールや繁忙期に左右されやすいという、構造的な課題が背景にあります。
中堅エンジニアや女性が定着しにくいという声があるため
KSKがやばいと言われる理由の一つに、30代以降の中堅エンジニアの離脱や女性の定着率への懸念があります。給与の伸び悩みが一定のキャリアステージに達したエンジニアの転職意欲を高める傾向があり、「30代中盤以降の社員数が少ない」という指摘も見られます。
女性については「30代以降の社員が少なく、結婚や出産を機に退職するケースが多い」という口コミがある一方、会社としては男性育休取得率70%超・育児短時間勤務制度の整備を進めています。また関東以外への転勤・転居への対応が難しいことが女性のキャリア継続を阻む要因として挙げられることもあります。
とはいえ、KSKの平均勤続年数は9.8年(2023年度)と比較的長く、新卒3年離職率も18%と業界平均を下回っています。「やばい」という印象とは裏腹に、全体的な定着率は決して低くない点も正しく理解しておくことが重要です。
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株式会社KSKで働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、KSKには確かな強みも多くあります。特に「年間5億円の教育投資で着実に成長できる」「月平均残業16時間でホワイト500認定」「男性育休取得率70%超の家庭に優しい制度」は、長く安定して働きたいITエンジニアにとって大きな魅力です。
年間5億円の教育投資で未経験から着実に成長できる
KSK最大の強みのひとつが、年間約5億円を教育・研修に投資するという業界トップクラスの人材育成への本気度です。入社後は5ヶ月間の充実した基礎研修があり、IT未経験・第二新卒の方でも着実にエンジニアとして成長できる環境が整っています。
また資格取得支援制度も充実しており、IT資格取得時には最高30万円の報奨金が支給されます。取得可能な資格はITパスポートから高度情報処理技術者試験まで幅広く、キャリアに応じたスキルアップが可能です。OJTで先輩エンジニアから実践的な技術を学べる環境もあり、自己成長を重視するエンジニアに向いています。
月平均残業16時間・ホワイト500を9年連続認定の健全な労働環境
KSKの残業時間は月平均16.1時間(2024年度)と、IT業界平均の約30時間を大幅に下回る水準です。「ブラックIT企業」のイメージとは対照的に、KSKは長時間労働の抑制に積極的に取り組んでいます。
経済産業省・日本健康会議が認定する「健康経営優良法人(ホワイト500)」を9年連続で取得していることも、その証です。年間休日は125日で、定時退社推奨の社内文化も形成されつつあります。残業を減らして生産性を上げたい方、プライベートの時間を確保しながらキャリアを積みたい方に適した環境です。
男性育休取得率70%超など家庭との両立を支える制度が充実
KSKは、男性育児休業取得率70%超(2024年度)と、IT業界でもトップクラスの数値を誇ります。子育て中の社員への理解があり、産前産後休暇・育児休業・育児短時間勤務制度も整備されています。
また「法令順守意識」「社員の相互尊重」はOpenWorkで4点超(5点満点)の高評価を得ており、コンプライアンスへの取り組みも評価されています。家庭を持ちながら長く働き続けたいエンジニアにとって、この点は大きなメリットといえます。
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株式会社KSKの離職率・客先常駐の実態
KSKへの転職・就職を検討している方が特に気になるのが、離職率と客先常駐の実態です。「辞めたい」「SESばかり」という検索ワードが多いことからも、この点への関心の高さがわかります。
離職率の現状と主な退職理由
KSKについて判明している範囲では、新卒3年離職率18%・平均勤続年数9.8年(2023年度)となっており、IT・SIer業界の中では比較的安定した定着率を示しています。
一方で口コミサイトには主に以下の退職理由が挙げられています。
- 給与の伸び悩み:30代以降に収入の上がり幅が小さく、年収アップを求めて大手SIerや自社開発企業へ転職するケース
- 客先常駐環境への不満:「自社で開発がしたい」「配属先が自分に合わなかった」という声
- キャリアの見通しの立てにくさ:常駐先次第でスキルアップの内容が変わり、計画的なキャリア形成が難しい
- ライフイベントによる離職:結婚・育児・転居を機に退職・転職するケース
平均勤続年数9.8年は「ある程度長く在籍する人が多い」ことを示しており、全体として安定した職場であることは事実です。入社前に現場の雰囲気や業務内容を確認し、自分の志向と合う常駐先を紹介してもらえるかどうかが長期在籍のカギとなります。
客先常駐・SESの実態と知っておくべきポイント
KSKのエンジニアの多くは、顧客企業へ常駐する「客先常駐(SES)スタイル」で働きます。システムコア事業・ITソリューション事業・ネットワークサービス事業の各分野で、常駐先は半導体メーカー・製造業・金融・通信など多岐にわたります。
客先常駐のデメリットとして「帰属意識が薄れやすい」「自社内でのキャリアパスが見えにくい」という声がある一方、KSKではチーム制を採用しており、同じKSK社員が同じ現場やプロジェクトに複数名在籍することで孤立を防ぐ工夫がされています。定期的な社内イベント・勉強会・面談により、常駐中でも会社との接点を保てる体制もあります。
転職前に「どんな常駐先に配属されるか」「SES・客先常駐スタイルに自分は合っているか」を冷静に見極めることが、入社後のミスマッチを防ぐ最善策です。転職エージェントを通じると、リアルな配属先情報や現場の雰囲気を事前に確認しやすくなります。
株式会社KSKへの転職が向いている人・向いていない人
KSKへの転職・就職を検討している方に向けて、どのような人が向いているのか、向いていないのかを整理します。自分の価値観と照らし合わせて転職の判断材料にしてください。
KSKへの転職が向いている人
- IT未経験・第二新卒で研修制度を活かしてエンジニアを目指したい人:5ヶ月の充実した基礎研修と年間5億円の教育投資で、未経験からでも着実に成長できる環境が整っている
- 東証上場の安定企業で長期的にキャリアを積みたい人:50年以上の歴史を持つ上場企業であり、倒産リスクが低く安定した雇用環境を求める方に適している
- 残業を抑えてワークライフバランスを重視したい人:月平均残業16時間・ホワイト500認定で、プライベートの時間を確保しながら働きたい人に向いている
- 資格取得でキャリアアップを積極的に目指したい人:最高30万円の資格取得報奨金制度があり、スキルアップへのモチベーションを維持しやすい環境がある
- チームワークを大切にして協調しながら働きたい人:温かい社員の人柄と協調性重視の社風があり、チームで業務に取り組むことが得意な方に合っている
KSKへの転職が向いていない人
- 高年収・大幅な昇給を最優先に考える人:月給ベースが低く昇給幅も小さい傾向があるため、収入面での急激なアップは期待しにくい
- 自社開発・内製環境でのエンジニア経験を積みたい人:客先常駐が主流のため、自社内での製品開発・サービス開発に携わりたい人には向いていない
- 昭和的な文化・社訓唱和・形式ばった社風が苦手な人:老舗企業ゆえの伝統的な企業文化が色濃く残っているため、フラットでモダンな組織を求める人には合わないかもしれない
株式会社KSKへの転職におすすめの転職エージェント
KSKへの転職を考えている方、また現在の職場環境に悩んでいる方は、IT・エンジニア転職に精通した転職エージェントへの相談をおすすめします。
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まとめ
株式会社KSKが「やばい」と言われる理由は、給与の伸び悩み・客先常駐による配属ガチャ・昭和的企業文化・有給消化率・中堅層の離職という複数の要因が重なっています。しかしここまで詳しく検証してきたように、KSKはブラック企業ではなく、残業が少なくホワイト500認定を続けるライトホワイト〜ホワイト寄りの企業です。
- 給与:月給ベースは低めだがボーナス・資格報奨金で補完。業界平均並みの水準
- 客先常駐:ほぼ全社員が常駐スタイルだが、チーム制で孤立しにくい環境あり
- 昭和文化:社訓唱和など老舗の風土は残るが、協調性・誠実さという良い面も
- 有給消化率:現場次第で差があるが、会社として休暇取得推奨の方針あり
- メリット:年間5億円の教育投資・月平均残業16時間・ホワイト500認定・男性育休70%超と客観的指標は優秀
KSKは教育制度とワークライフバランスを重視するIT未経験・第二新卒・安定志向のエンジニアにとって、着実にキャリアを積める選択肢です。転職を検討する際は、IT転職に強いエージェントを活用して配属先の実態や自分への適性を事前に把握した上で判断しましょう。
株式会社KSKに関するよくある質問(FAQ)
- 株式会社KSKはブラック企業ですか?
-
KSKはブラック企業ではありません。月平均残業16時間・ホワイト500認定9年連続・新卒3年離職率18%など、客観的な指標では健全な企業と評価されています。給与の伸び悩みや客先常駐への不満が「やばい」という評判につながっていますが、違法な長時間残業や過酷な労働環境があるわけではありません。
- 株式会社KSKの給与・年収はどのくらい?
-
有価証券報告書ベースの平均年収は528万円(平均年齢34.8歳)です。ただし口コミ調査では420〜425万円という数字も出ており、ボーナス依存の給与体系のため月給ベースは低い傾向があります。初任給は大卒24万円で、資格取得報奨金(最高30万円)でキャリアアップが可能です。
- KSKは客先常駐・SESがほとんどですか?
-
KSKは客先常駐スタイルが中心で、ほとんどの社員が顧客企業のオフィス・現場で業務を行います。自社内での開発業務は少ない傾向があります。ただしチーム制で孤立しにくい環境があり、定期的な社内交流イベントも実施されています。配属先によって環境の差があるため、入社前に転職エージェントを通じて配属先の情報を確認することをおすすめします。
- KSKへの転職は未経験でも可能ですか?
-
KSKはIT未経験・第二新卒の採用を積極的に行っており、入社後の5ヶ月間の基礎研修と充実したOJTサポート体制があります。年間5億円の教育投資という業界トップクラスの研修環境があるため、ゼロからエンジニアを目指す方にも向いた職場環境です。資格取得支援制度を活用してスキルを磨けます。
- 結局、KSKはやばい会社なのですか?
-
「やばい」という表現はネガティブな意味合いが強いですが、KSKはブラック企業ではありません。残業が少なく・ホワイト500認定・教育制度が充実している「ライトホワイト寄りの企業」と評価できます。給与の伸び悩みや客先常駐という課題はありますが、安定・教育・ワークライフバランスを重視するエンジニアには十分検討に値する転職先です。
参照・参考元
株式会社KSK 会社概要
OpenWork|KSK(SIer)社員クチコミ
キャリコネ|KSK ホワイト・ブラック診断
転職会議|KSK 評判・口コミ




