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楽天グループの年収は820万円|役職・年代・職種別に徹底解説【2026年版】

楽天グループの年収は820万円|役職・年代・職種別に徹底解説【2026年版】
楽天グループ株式会社
Rakuten Group, Inc.
平均年収
820万円
2024年12月期 有価証券報告書
平均年齢
35.3歳
2024年12月31日時点
月間残業時間
約35時間
口コミ調査ベース
有給取得率
82.4%
2024年度
中途採用比率
80%
2024年度
従業員数
9,885名
2024年12月31日時点
目次

楽天グループの平均年収は820万円

楽天グループ株式会社の有価証券報告書(2024年12月期)によると、楽天グループの平均年収は820万円(平均年齢:35.3歳、平均勤続年数:5.8年)です。

IT・通信業界の平均年収が約460万円(doda調べ)であることを踏まえると、楽天グループの年収水準は業界平均の約1.8倍と高い水準にあります。2020年に745万円だった平均年収は年々上昇しており、2024年には820万円まで伸長しています。中途採用比率80%という数字からもわかるとおり、即戦力の経験者を積極採用しながら報酬水準を引き上げている傾向が見られます。

平均年収820万円の手取り額の目安

年収820万円の場合、社会保険料・所得税・住民税などを差し引いた手取り額の目安は約560〜590万円(月換算で約47〜49万円)です。独身・扶養なしのモデルケースで算出した参考値のため、家族構成や各種控除によって実際の手取りは変動します。

楽天グループの年収ランキング|同業他社との比較

楽天グループの平均年収が国内IT・インターネット業界の中でどのくらいの水準なのか、有価証券報告書・各種転職口コミデータをもとに主要競合他社と比較してみましょう。

順位企業名平均年収平均年齢
1位リクルートホールディングス約1,145万円40.5歳
2位NTTデータ約923万円39.7歳
3位DeNA約883万円37.9歳
4位楽天グループ820万円35.3歳
5位アマゾンジャパン約720万円37歳
6位LINEヤフー約706万円35歳
7位ソフトバンク約655万円34歳
8位サイバーエージェント約623万円30歳

主要IT・インターネット企業の平均年収比較(各社有価証券報告書・転職口コミサイト調査データ 2024〜2025年時点)

楽天グループの平均年収は比較対象8社の中で4位の820万円で、業界平均(460万円)を大きく上回る水準です。リクルートHDやNTTデータと比べると見劣りするように感じるかもしれませんが、注目すべきは平均年齢35.3歳という若さです。年齢ゾーンが近いLINEヤフー(35歳)やアマゾンジャパン(37歳)と比較すると、楽天は同年代で高い年収水準を実現しています。

また、楽天はEC・フィンテック・モバイルを軸とした多角事業経営と積極的なグローバル採用が奏功し、2024年の平均年収は5年前(2020年:745万円)比で約75万円アップしています。転職先として年収アップを狙える企業としての魅力は十分にあります。

楽天グループの年代別の年収|20代・30代・40代・50代

楽天グループは年功序列よりも成果・評価に基づくグレード制度を採用しており、年代別の年収は「何歳か」ではなく「どのグレードにいるか」によって大きく変わります。それでも、一般的なキャリア進行に沿った年代別の平均的な年収目安は以下の通りです。

年代平均年収(目安)年収最高値(目安)
25〜29歳約546万円約920万円
30〜34歳約700万円
35〜39歳約766万円約1,600万円
40〜44歳約820万円約2,000万円
45〜49歳約982万円約2,800万円

年代別の平均年収目安(転職口コミサイト各種データをもとに算出 2024〜2025年時点)

20代:グレードB〜BBB|546万円が目安

楽天への新卒・若手入社はグレードB(約420万円)からスタートします。25〜29歳の平均は約546万円で、日本の平均的な大卒初任給(約350万円)を大きく上回る水準です。20代後半にかけてBB→BBBとグレードが上がると、基本給とともに固定残業代(40時間分込み)が増え、収入は着実に伸びていきます。

30代:グレードBBB〜A|700〜766万円が目安

30代はグレードAへの昇格を狙う重要な時期です。30〜34歳の平均は約700万円ですが、グレードAに到達した30代後半では平均約766万円まで上昇し、最高では1,600万円超という口コミも見られます。なお、BBBからAへの昇格にはTOEIC基準を含む複数の条件があり(後述)、この「壁」を越えられるかどうかで30代後半の年収が大きく分かれます

40代:グレードA〜AA|820〜982万円が目安

40代に入るとマネージャー(グレードAA)への昇格が視野に入り、40〜44歳の平均は約820万円となっています。グレードAAに到達した40代では平均1,392万円というデータもあり、評価次第では最高2,000万円超も視野に入ります。リーダーシップを発揮し実績を積み上げることが、40代での年収最大化の鍵です。

50代:グレードAAA〜|982万円〜2,800万円

50代でグレードAAAに到達した場合、平均年収は約1,800万円が目安で、最高では2,800万円超の口コミも存在します。45〜49歳の平均が約982万円であることを考えると、50代後半でもコンスタントに成果を出し続けることが高年収維持のポイントです。

楽天グループのグレード(役職)別年収

楽天グループは独自の「グレード制度(B〜AAA)」を採用しており、年齢や勤続年数よりも成果・評価によってグレードが決まり、年収が変動する仕組みです。グレードが1段階上がるごとに年収は大幅にアップし、特にBBBからAへの昇格時の跳ね上がりが大きな特徴です。

グレード年次目安平均年収(目安)月手取り(目安)
B新卒・1年目約420万円約27万円
BB2年目前後約542万円約35万円
BBB3〜5年目約720万円約45万円
A(サブマネージャー)最短6年目〜約951万円約58万円
AA(マネージャー)評価次第約1,392万円約80万円
AAA(シニアマネージャー〜)評価次第約1,800万円約99万円

グレード別年収目安(転職口コミサイト各種データをもとに算出 2024〜2025年時点)

BBBからAへの壁と昇格条件

楽天グループのグレード制度において最も大きなターニングポイントがBBBからAへの昇格です。年収が720万円から951万円へと約230万円も跳ね上がり、この壁を越えられるかどうかが楽天でのキャリア成否を左右します。

  • TOEIC基準の達成:グレードAへの昇格にはTOEICスコアの基準(800点以上が目安)が設けられており、語学力が評価に直結する
  • 成果・実績の可視化:チーム・部門への貢献を定量的に示すことが求められる
  • 楽天主義の理解と実践:創業者・三木谷会長が掲げる行動理念「楽天主義」への共感と実践が評価される

「BBBで何年も止まっている」という口コミも存在する一方、最短で入社6年目にAへ到達した事例もあります。英語力と成果の両輪を意識したキャリア設計が昇格への近道です。

楽天グループの職種別の年収

楽天グループでは職種によっても年収に明確な差があります。大きく「IT系エンジニア」「企画・事務・管理系」「クリエイティブ系」「営業系」に分かれており、それぞれの年収水準は以下の通りです。

職種平均年収(目安)月手取り(目安)
IT系エンジニア約828〜830万円約51万円
企画・事務・管理系約687〜688万円約43万円
クリエイティブ系約620〜646万円約39万円
営業系約592〜596万円約37万円

職種別年収(転職口コミサイト各種調査データより 2024〜2025年時点)

IT系エンジニア|最も年収が高い職種

楽天において最も年収が高い職種はIT系エンジニア職です。平均年収は約828〜830万円と全社平均820万円を上回り、月手取り約51万円という水準は国内IT企業の中でも高い部類に入ります。楽天グループがEC・フィンテック・モバイルの自社開発エンジニアを大量採用していることが、エンジニア報酬の高さを支えています。

営業職|成長余地は大きいが最初の年収は低め

営業系職種の平均年収は約592〜596万円と職種別では最も低い水準です。ただし、楽天の営業はEC出店支援・広告・フィンテックなど幅広い事業領域を担い、成果次第でのグレード昇格余地が大きい職種でもあります。グレードAに昇格した営業職では951万円超の年収も十分に現実的です。

楽天グループの年収体系|ボーナス・賞与の仕組み

楽天グループの年収は「基本給+固定残業代(40時間分)+賞与(年2回)」で構成されています。月給制で毎月固定額が支給される安定した仕組みです。

楽天グループの年収体系

  • 基本給:月給制(グレードに応じて設定)
  • 固定残業代:月40時間分の残業代が基本給に込み(超過分は別途支給)
  • 賞与:年2回(6月・12月)、月給の約6ヶ月分が目安

固定残業代40時間の実態|注意すべきポイント

楽天グループの月給には40時間分の固定残業代が含まれています。これは「みなし残業」とも呼ばれる制度で、求人票に記載の月給には既に40時間分の残業代が上乗せされていることを意味します。

  • 40時間以内の残業は追加支給なし
  • 40時間を超えた残業は別途支給される
  • 平均残業時間は約35時間(口コミ調査ベース)で、概ね固定残業代の範囲内に収まっている

求人情報の「月給35万円」は固定残業代込みの金額であることを必ず確認しましょう。基本給と固定残業代を分けて理解した上で、実際の残業実態と照らし合わせることが重要です。転職エージェントを通じて内訳を詳しく確認することをおすすめします。

楽天グループの初任給・新卒1年目の年収

2026年卒の楽天グループの初任給は、大学卒35万円・大学院卒36万円(いずれも固定残業代40時間分含む)に設定されています。近年の初任給引き上げトレンドに沿って、楽天グループも積極的に初任給を底上げしてきています

学歴月給(初任給)年収目安(1年目)月手取り(目安)
大学院卒(修士)360,000円約490〜540万円約27〜29万円
大学卒(学部)350,000円約470〜520万円約26〜28万円

楽天グループ 2026年卒初任給(固定残業代40時間分含む)

1年目の年収は月給×12ヶ月+賞与(年2回)で計算すると約470〜540万円程度が目安です。グレードBからスタートし、翌年にBBへ昇格すれば年収は約542万円水準に上がります。入社直後から「グレードアップの条件は何か」を意識して動き出せる人ほど、早期に収入を伸ばせる環境です。

楽天グループで年収1,000万円を目指す方法

楽天グループで年収1,000万円を超えるには、グレードA(サブマネージャー:平均951万円)以上への昇格が前提になります。最短では入社6年目にAへ昇格した事例もあり、早期達成のための攻略法を元社員の口コミをもとに解説します。

グレードAへの昇格が第一関門

楽天でBBBからAに昇格するには、単純な年数の積み重ねだけでは不十分です。昇格には上司からの推薦+評価委員会の承認が必要で、以下の要素が重視されます。

  • 担当領域での定量的な成果(売上・KPI達成率など)
  • チームへの貢献度・他部署との連携実績
  • 楽天主義の理解と実践(自己評価・360度評価に反映)
  • 英語力の基準(TOEIC)クリア

英語力(TOEIC)が昇格の必須条件になっている

楽天グループは2010年代に「英語公用語化(英語化)」を宣言し、現在も社内公用語は英語です。これは単なる制度上の話ではなく、グレードBBBからAへの昇格審査においてTOEICスコア(800点以上が目安)の達成が事実上の必須条件になっています。

「成果は出しているのに昇格できない」という口コミの裏側には、英語力の基準を満たせていないケースが少なくありません。楽天への転職後に年収1,000万円を目指すなら、入社前からTOEIC対策を進めておくことが非常に重要です。英語に苦手意識がある方は、転職後すぐに学習を開始し、入社1〜2年以内に基準をクリアすることが昇格への近道です。

楽天グループの年収が高い理由

楽天グループがなぜ業界平均の約1.8倍という高い年収水準を維持できるのか、3つの観点から解説します。

① EC・金融・モバイルの多角経営による安定収益

楽天グループは楽天市場(EC)・楽天カード(フィンテック)・楽天モバイル・楽天銀行など、70以上のサービスを展開するエコシステム(経済圏)を持っています。複数の収益源を持つ多角経営により、単一事業への依存リスクが低く、グループ全体での安定した売上が高い人件費水準を支える原動力となっています。

② グローバル人材への高い報酬設計

楽天グループは100カ国以上から社員が集まるグローバル企業です。英語公用語化を推進し、世界水準で優秀な人材と競争・協業するためには、それに見合う報酬水準が不可欠です。海外の人材市場との競争を意識した報酬設計が、国内IT企業の中でも高い年収水準の維持につながっています。

③ 成果主義のグレード制度が優秀人材の定着を後押し

年功序列ではなくグレードに基づく成果主義報酬制度により、早期に成果を出した社員は年次に関係なく高収入を得られます。最短6年でグレードAに昇格し年収1,000万円台に到達した事例も存在します。「頑張れば正当に評価される」という納得感が優秀人材の定着率を高め、その結果として企業の生産性・収益性が維持されるという好循環が楽天の高年収の背景にあります。

楽天グループへの転職におすすめの転職エージェント

楽天グループへの転職は中途採用比率80%と高く、中途採用市場は活発です。ただし、英語力・専門スキル・成果主義文化へのフィット感など、採用ハードルは決して低くありません。ここまで読んで「楽天への転職を真剣に考えている」なら、一人で動き出す前に転職エージェントを活用することを強くおすすめします。年収交渉のプロに伴走してもらうだけで、オファー年収が変わることも珍しくありません。

楽天グループに関するよくある質問

楽天グループの平均年収はいくら?

楽天グループ株式会社の有価証券報告書(2024年12月期)によると、平均年収は820万円(平均年齢:35.3歳、平均勤続年数:5.8年)です。IT・通信業界の平均460万円と比較すると約1.8倍の水準で、近年は年収上昇トレンドが続いています(2020年:745万円→2024年:820万円)。

楽天グループで年収1,000万円は可能?

可能です。ただし、グレードA(サブマネージャー相当:平均951万円)以上への昇格が必要です。昇格には成果実績に加え、TOEICスコア(目安800点以上)の達成が条件となります。最短では入社6年目にAへ昇格した事例もあります。

楽天グループの新卒初任給はいくら?

2026年卒の初任給は、大学卒35万円・大学院卒36万円(いずれも固定残業代40時間分含む)です。月給はグレードBからスタートし、賞与(年2回・月給の約6ヶ月分)を含めた1年目の年収目安は470〜540万円程度です。

楽天グループの営業職の年収はいくら?

楽天グループの営業系職種の平均年収は約592〜596万円(月手取り約37万円)で、職種別では最も低い水準です。ただし、グレードAに昇格すれば951万円超が目安となり、成果を出し続けることで大幅な年収アップも十分に可能です。

楽天グループへの転職は難しい?

中途採用比率80%と積極的な採用を行っており、転職市場での求人は比較的多い状況です。ただし、英語力・専門スキル・楽天主義への共感が重視されるため、準備なく応募するのは難しい面もあります。転職エージェントを活用して選考対策・年収交渉のサポートを受けることで、内定率を高めることができます。

※ 免責事項

本記事の情報は、楽天グループ株式会社の有価証券報告書(2024年12月期)・各種転職口コミサイト・Webメディアの調査データ(2024〜2026年時点)をもとに作成しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収・待遇は個人の評価・部署・在籍時期によって大きく異なります。本記事の内容はあくまで参考情報としてご利用ください。最終的な条件等は必ず公式採用ページや会社説明資料等をご確認ください。

参照・参考元

楽天グループ株式会社 公式サイト

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」

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