この記事では、株式会社ツリーベルが「やばい」と言われる背景を、給与・評価制度・残業時間・パワハラの口コミをもとに検証します。ポジティブな評判との両面から整理し、転職前の判断材料をまとめています。
ツリーベルとはどんな会社?
株式会社ツリーベルは、1988年設立の独立系SIer(システムインテグレーター)で、業務アプリケーション開発・制御システム開発・ITインフラサービスを3本柱とする企業です。本社は東京都新宿区に置き、関西支社・那須・四日市・仙台・名古屋と全国5拠点で事業を展開しています。36年以上連続黒字という安定した財務基盤を持つ点が特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ツリーベル |
| 設立 | 1988年7月15日 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区四谷坂町9-6 坂町Mビル |
| 代表取締役社長 | 田村省二 |
| 従業員数 | 810名(2024年8月期) |
| 売上高 | 約58億円(2025年8月期) |
| 事業内容 | 業務アプリケーション開発、制御・組込システム開発、ITインフラサービス |
| 株式市場 | 非上場 |
株式会社ツリーベル 基本情報(出所:ツリーベル公式HP・各種開示情報)
- 業務アプリケーション開発:製造・金融・医療業界向けの業務システム設計・開発。基幹システムの刷新や新規システム構築まで幅広く対応
- 制御・組込システム開発:産業機器・FA(ファクトリーオートメーション)向けの制御プログラム・組み込みソフトウェア開発
- ITインフラサービス:サーバー・ネットワークの設計・構築・導入・運用・保守、ヘルプデスク業務
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ツリーベルが「やばい」と言われる5つの理由
ツリーベルに対する「やばい」という評判は、給与水準の低さ・評価制度の不透明さ・一部でのパワハラ口コミ・技術成長機会の少なさ・事業成長への不安という複数の要因が絡み合っています。それぞれの実態を口コミとデータをもとに整理します。
給与水準が業界平均を下回り昇給が期待しにくいという声があるため
ツリーベルが「やばい」と言われる最も多い理由が、給与水準の低さです。口コミサイトでは「給料がめちゃくちゃ低い」「在職中に一度も昇給しなかった」「賞与もまともに出ない」という声が複数見られます。平均年収は390万円程度とされており、IT・SIer業界の平均(460〜500万円)を下回るとの報告があります。
一方で、残業代は働いた分だけ支払われるという肯定的な声もあります。また、130種以上の資格手当制度が整備されており、資格取得によって月額手当を積み上げることで収入を増やせる仕組みが用意されています。給与の低さは課題ですが、資格取得や昇進によって改善できる余地はあるという点も合わせて理解しておくことが重要です。
評価制度が不透明でモチベーションが上がりにくいという声があるため
「評価制度がわかりにくい」「なぜ昇給しないのか説明がない」という声も、ツリーベルがやばいと言われる理由の一つです。口コミでは、成果を出しても評価基準が明確でなく、昇給・昇進のタイミングが読めないという不満が複数挙げられています。年功序列的な要素が残っており、若手エンジニアが努力の成果を実感しにくい構造があるとの指摘もあります。
ただし、同社はセルフ・キャリアドック制度やキャリア相談室などの個人キャリア支援制度を整備しており、上司との定期面談を通じてキャリアの方向性を相談できる仕組みはあります。評価制度の不透明さは中堅SIer全般に共通する課題でもあり、上司との対話を通じて自分のキャリアを主体的に動かす姿勢が求められます。
一部でパワハラ的な指導があるという口コミが見られるため
パワハラに関する口コミも、ツリーベルがやばいと言われる理由として挙げられています。口コミサイトでは、「過度なパワハラと労働環境の改善がなかったことが退職理由」という声が見られます。「残業するなと言われても帰れない雰囲気があった」「上司からの圧力を感じた」といった具体的な体験談も報告されています。
ただし、こうした声は特定の部署・上司に集中しており、職場の人間関係の満足度が68〜72%という口コミサイトの数値からも、決して職場全体の問題とは言い切れません。テレワーク推進が進んだことで上司と物理的に接する機会が減り、以前と比べて職場環境が改善しているという声も増えています。配属される部署や上司によって職場環境に差があるため、入社前に職場見学や詳細ヒアリングで確認することが重要です。
技術スキルの成長機会が限られているという声があるため
「技術的に成長できない」という声も、ツリーベルがやばいと言われる要因の一つです。独立系SIerとして大手メーカーや金融機関からの受託案件を中心に展開しているため、既存システムの保守・運用・改修が中心となり、最新技術に触れる機会が限られるケースが発生します。インフラ部門や保守案件では同じ技術スタックの繰り返しになりやすいという指摘があります。
一方で、制御・組込システム開発部門では製造業向けの特殊なスキルが身につき、業界特化型の希少人材になれるという側面もあります。130種以上の資格取得支援制度を活用して自発的にスキルアップすることも可能です。入社前に担当する案件の技術スタックと業務内容を具体的に確認することで、ミスマッチを防ぐことができます。
大きな事業成長が見込みにくいという将来性への不安があるため
ツリーベルは売上高が50〜60億円規模で推移しており、「業績は安定しているが大きな成長はしていない」という評価を受けることがあります。IT業界全体がクラウド・AI・DXで急速に変化する中で、独立系SIerとして既存顧客への保守・運用案件が収益の柱となっている構造的な特徴から、飛躍的な事業拡大を期待しにくいという声があります。
しかし、1988年設立以来36年以上連続黒字を維持してきた財務的な安定性は、業界の急変期においても「倒産リスクが低い」という安心感につながります。事業規模の成長より安定した雇用を重視する方、家庭との両立を優先したい方にとって、この安定性はむしろ強みとして映ります。
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ツリーベルで働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、ツリーベルには確かな魅力もあります。特に「残業が少なくテレワーク比率が高い」「36年以上連続黒字の安定経営」「130種以上の資格手当と育成支援」は、IT業界の中でも際立つポジティブ評価です。
残業が少なくテレワークも充実しワークライフバランスが良い
ツリーベル最大の魅力の一つが、月平均残業10〜23時間程度という比較的少ない残業時間と、従業員の約6割がテレワーク勤務という柔軟な働き方です。IT・SIer業界では長時間残業が常態化している企業も多い中で、ワークライフバランスの面では業界内で高く評価されています。
求人情報では「残業平均月9h」を謳っており、「社員と社会に還元する経営」を経営方針として掲げています。産休・育休の取得実績もあり、特に子育て中の社員が働きやすい環境づくりへの継続的な取り組みが見られます。
36年以上連続黒字の安定経営で倒産リスクが低い
ツリーベルは1988年の設立以来、リーマンショックやコロナ禍などの不況期を含めて36年以上連続黒字を維持してきた独立系SIerです。非上場企業ながら、製造・金融・医療など複数業界に顧客を持ち、特定業界への依存度を分散した事業構造が財務の安定性につながっています。
スタートアップのような急成長を求めるのではなく、安定した雇用環境でITエンジニアとしてキャリアを継続したい方には、この財務的安定性は大きな魅力です。倒産リスクを気にせず長期的なキャリアを描けるという安心感は、働く上での精神的な余裕にもつながります。
130種以上の資格手当と育成支援でスキルアップを後押ししてくれる
ツリーベルは130種以上の資格に対して手当を設けており、資格取得の費用補助と月額手当で社員のスキルアップを積極的に支援しています。情報処理技術者試験・ネットワーク・セキュリティ・クラウド系など、IT職種に関連する幅広い資格が対象となっており、スキルアップと収入増の両立が図れます。
セルフ・キャリアドック制度とキャリア相談室の活用により、社員一人ひとりのキャリア設計を会社としてサポートする体制も整えられています。給与のベースが低くても、資格手当の積み上げによって月収を着実に増やしている社員の声は複数確認されています。
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ツリーベルの年収・残業時間の実態
転職を検討する際に特に気になるのが、年収と残業時間の実態です。口コミサイトのデータをもとに整理します。
職種・経験年数別の年収目安
ツリーベルの年収は、口コミサイトの集計では平均年収390万円程度とされており、IT・SIer業界の平均(460〜500万円)をやや下回る水準です。ただし、資格手当の積み上げや昇進によって収入を段階的に増やすことは可能です。
| 職種・経験年数 | 年収目安 |
|---|---|
| プログラマー(20代前半・未経験〜3年) | 270〜340万円 |
| システムエンジニア(20代後半・3〜5年) | 340〜420万円 |
| シニアSE(30代・5〜10年) | 420〜520万円 |
| プロジェクトマネージャー(30〜40代) | 520〜650万円 |
年収目安(出所:各種口コミサイトのデータをもとに編集部作成)
残業時間と働き方の実態
残業時間は部署や案件によって異なりますが、口コミサイトでは月平均10〜23時間程度という報告が多くを占めています。プロジェクトの繁忙期には月20時間を超えることもある一方、テレワーク比率が高く通勤負担が減ったことで、トータルの生活負担は軽減されているという声が目立ちます。
- テレワーク率:全社員の約6割がテレワーク勤務(2024年時点)
- 残業時間:月平均10〜23時間(部署・案件によって異なる)
- 有給消化率:54.4%(業界平均並み)
- 残業代:働いた分は支払われる(サービス残業なしの声が多い)
- 産休・育休:取得実績あり、復帰後の短時間勤務対応
ツリーベルへの転職が向いている人・向いていない人
ツリーベルへの転職を検討している方に向けて、どのような人に向いているか・向いていないかを整理します。自分の価値観と照らし合わせて判断材料にしてください。
ツリーベルへの転職が向いている人
- ワークライフバランスを重視するITエンジニア:残業が少なくテレワーク比率が高く、プライベートとの両立を優先したい方
- 安定した雇用環境でキャリアを積みたい人:36年以上連続黒字という財務安定性を重視し、長く安定して働きたい方
- 資格取得を通じて収入アップを目指したい人:130種以上の資格手当制度を活用し、資格取得を収入増に直結させたい方
- 未経験・第二新卒でIT業界に入りたい人:育成体制が整っており、IT業界への入口として入りやすい環境がある
- 子育て中や家庭との両立を重視する人:テレワーク推進・産休育休実績あり・残業少なめで家庭との両立がしやすい
ツリーベルへの転職が向いていない人
- 高年収を最優先に転職する人:IT業界の平均を下回る給与水準で、短期間での大幅な年収アップは期待しにくい
- 最新技術・トレンド技術を積極的に扱いたい人:既存システムの保守・運用案件が多く、最先端技術に触れる機会が限られるケースがある
- 急速なキャリアアップや事業成長を求める人:安定志向の経営スタイルで、大きなチャレンジや急速な昇進を求める方には物足りなさを感じる可能性がある
ツリーベルへの転職におすすめの転職エージェント
ツリーベルへの転職を検討しているなら、IT・SIer業界に精通した転職エージェントに相談することで、配属予定の部署の雰囲気や実際の案件内容を事前に把握した上で選考に臨めます。
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まとめ
ツリーベルが「やばい」と言われる理由は、給与水準の低さ・評価制度の不透明さ・一部でのパワハラ口コミ・技術成長機会の少なさ・事業成長への不安という5点に整理できます。ただし、それぞれの要因には一面的な情報も多く含まれており、プラス面と合わせてフラットに判断することが重要です。
- 給与:平均年収390万円程度と業界平均をやや下回るが、130種以上の資格手当・残業代全額支払いで補える余地がある
- 評価制度:不透明さを指摘する声があるが、セルフ・キャリアドック制度やキャリア相談室で個人のキャリア設計を支援
- パワハラ:一部の口コミはあるが、部署・上司によって職場環境に差がある。全体に蔓延しているわけではない
- 技術成長:既存案件の保守が多い面はあるが、資格取得支援制度を活用して自発的にスキルアップできる環境はある
- 安定性:36年以上連続黒字の財務安定性、残業少なめ・テレワーク充実でワークライフバランスを重視したい方に向いている
ツリーベルは給与より安定・ワークライフバランス・資格取得によるスキルアップを重視するエンジニアに向いている企業です。転職を検討する際は、入社前に担当する案件の内容・配属部署・職場の雰囲気を具体的に確認することが、入社後のミスマッチを防ぐ最善策です。
ツリーベルに関するよくある質問(FAQ)
- ツリーベルはブラック企業ですか?
-
一部の口コミにパワハラや低待遇への不満が見られますが、全体的にブラック企業とは言えません。月平均残業10〜23時間と比較的少なく、テレワーク推進・産休育休実績ありと、働き方改善への取り組みは進んでいます。ただし部署や上司によって職場環境に差があるため、入社前に配属先の雰囲気を確認することをおすすめします。
- ツリーベルの平均年収はいくらですか?
-
口コミサイトの集計では平均年収390万円程度とされており、IT・SIer業界の平均をやや下回る水準です。資格手当(130種以上)の積み上げや昇進によって収入を上げる仕組みは整っています。残業代は働いた分が支払われるとの声が多く、サービス残業は少ないとされています。
- ツリーベルの離職率は高いですか?
-
非公開のため公式データはありませんが、口コミサイトの評価から業界平均程度と見られます。退職理由として多いのは給与水準への不満・評価の不透明さ・スキルアップ機会への不満です。一方で安定した雇用を求め長年在籍している社員も多く存在しています。
- ツリーベルは未経験でも転職できますか?
-
ツリーベルは未経験・第二新卒の採用実績があり、入社後の育成体制も整備されています。OJTによる現場指導と資格取得支援により、IT未経験から業務アプリケーション開発・インフラ運用のスキルを身につけることが可能です。IT業界への入口として検討する価値があります。
参照・参考元
株式会社ツリーベル 企業情報
OpenWork|ツリーベルの社員クチコミ
転職会議|ツリーベルの転職・採用情報
キャリコネ|ツリーベルの評判・口コミ・社員評価




