アドバンスクリエイトとはどんな会社?
株式会社アドバンスクリエイトは、大阪府大阪市に本社を置く保険代理店会社で、日本最大級の保険比較サービス「保険市場(ほけんいちば)」を運営しています。1995年の設立以来、オンラインと来店型店舗(コンサルティングプラザ)を融合させた独自のビジネスモデルで、保険業界のデジタル化を牽引してきた企業です。
2016年に東京証券取引所(現:東証スタンダード市場、証券コード:8798)への上場を果たし、生命保険・損害保険・少額短期保険の計96社以上と取引する日本最大級の独立系保険代理店として知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社アドバンスクリエイト |
| 設立 | 1995年10月 |
| 資本金 | 1億円(2025年9月30日現在) |
| 本社所在地 | 大阪市中央区瓦町3-5-7 野村不動産御堂筋ビル |
| 従業員数 | 229名(グループ計、2025年9月30日現在) |
| 平均年収 | 約607万円 |
| 株式市場 | 東証スタンダード市場(証券コード:8798) |
株式会社アドバンスクリエイト 基本情報(出所:アドバンスクリエイト公式HP)
アドバンスクリエイトの主要事業は以下のとおりです。
- 保険代理店事業:来店型保険ショップ「保険市場コンサルティングプラザ」の運営・保険販売
- メディア事業:日本最大級の保険比較サイト「保険市場(ほけんいちば)」の運営・集客支援
- 再保険事業:再保険ビジネスの展開
- ASP事業:保険会社・代理店向けシステム(SaaS)の提供
- BPO事業:保険関連業務のビジネスプロセス・アウトソーシング
- メディアレップ事業:デジタル広告配信サービス
アドバンスクリエイトが「やばい」と言われる6つの理由
アドバンスクリエイトに対して「やばい」という検索が急増している背景には、株価急落・株主優待廃止・債務超過・3期連続赤字・内部統制不備・独特の社風など、複数の要因が重なっています。ここでは、具体的なデータと口コミをもとに、その実態を詳しく解説します。
株価が一夜で20%超急落しているため
アドバンスクリエイトがやばいと言われる最も大きな理由の1つが、株価の急落です。
2025年7月2日、アドバンスクリエイトは業績の下方修正と株主優待制度の一時休止を同時に発表しました。この発表を受けて、夜間取引(PTS取引)でストップ安の318円まで急落し、前日終値398円から一夜にして80円(約20.1%)もの大幅下落を記録しました。
- 保険代理店事業でアポイント取得数が想定を大幅に下回り、新規保険面談数が減少
- 協業代理店の実績が低迷し、売上高を74億円から67.5億円に下方修正(約8.8%減)
- 営業利益を5,000万円の黒字から5.6億円の赤字へと修正
- 業績下方修正と株主優待休止を同時発表したことで、投資家の失望売りが集中
ただし、2025年9月期の通期決算(実績)を確認すると、売上高は74.00億円(前期比5.8%減)・営業利益0.50億円を確保しており、下方修正後の想定(67.5億円)よりも実績は上回りました。株価急落の衝撃は大きかったものの、業績は当初の懸念よりは持ちこたえたと言えます。
株主優待が廃止(一時休止)されたため
株主優待の廃止(一時休止)もアドバンスクリエイトがやばいと言われる大きな理由の1つです。
アドバンスクリエイトはこれまで、100株以上保有の株主に対して大丸・松坂屋のギフトカード4,180円相当と「club off」の利用権を提供していました。この株主優待は個人投資家に人気が高く、優待目的での長期保有者も多数いました。
しかし、2024年9月期末に債務超過となった財務状態の抜本的改善を優先するため、2025年9月期実施分の株主優待を一時休止すると発表しました。業績悪化と優待廃止が同時発表されたことで、個人投資家からの失望売りが集中しました。
一方で、2024年9月末権利確定分の優待は所定の有効期限まで実施される予定であり、「一時休止」という位置づけであることから、業績が回復すれば優待が復活する可能性も否定できません。ただし、現時点では再開のめどは立っておらず、投資判断には注意が必要です。
債務超過に陥り上場廃止リスクがあるため
アドバンスクリエイトは2024年9月期末に債務超過状態に陥ったことで、上場廃止リスクがあるとして大きな話題となりました。債務超過とは会社の負債が資産を上回る状態のことで、財務上の深刻な問題を意味します。
東証スタンダード市場では、一定期間内に債務超過を解消しなければ上場廃止となる可能性があります。アドバンスクリエイトは2025年9月末を改善期間と設定し、内部統制部門の強化・ガバナンス体制の改善・固定費の適正化・営業効率化などの対策を総動員で進めました。
その結果、2025年12月18日に純資産基準への適合が正式に確認され、2025年9月30日時点での純資産は5.59億円を達成。債務超過は解消されました。ただし、流通株式時価総額基準と流通株式比率基準については依然として適合していない状況が続いており、引き続き注意が必要です。
複数期にわたり赤字が続き業績悪化が深刻なため
アドバンスクリエイトはやばいと言われる理由として、複数期にわたる赤字決算が続いていることも挙げられます。
2025年9月期(2024年10月〜2025年9月)は、売上高74億円・営業利益0.5億円・当期純損失8.4億円という結果でした。売上高は前期比5.8%減に留まりましたが、金融費用等の影響により最終損益は赤字が続いています。
| 年度 | 売上高 | 営業損益 | 当期純損益 |
|---|---|---|---|
| 2025年9月期 | 74.00億円 | +0.5億円(黒字) | △8.4億円(赤字) |
| 2024年9月期 | 約78.6億円 | 赤字(債務超過転落) | △22.5億円超(赤字) |
アドバンスクリエイト 業績推移(出所:各種IR・報道情報をもとに作成)
主力の保険代理店事業において、アポイント取得数の低迷や協業代理店のパフォーマンス悪化が続いており、メディア事業・メディアレップ事業も減収が続く厳しい状況です。一方で、ASP事業は売上・利益ともに堅調に推移しており、このBtoB領域が今後の業績回復の鍵を握っています。
財務報告の内部統制に重大な不備があったため
財務報告の内部統制に重大な不備があったことも、アドバンスクリエイトがやばいと言われる理由の1つです。
2025年2月28日、アドバンスクリエイトは「財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備」に関する適時開示を行いました。具体的にはPV(ページビュー)売上計上に関する会計処理において、適切な内部統制が機能していなかったことが明らかになりました。
内部統制の不備は、投資家に対する情報開示の信頼性を著しく損なう重大な問題です。これを受けてアドバンスクリエイトは、以下の改善策を実施しています。
- PV計算制度の整備と新たな手数料計算システムの導入
- 内部統制部門の強化と専任人員の配置
- コンプライアンス教育の徹底と全社的な意識改革
- ガバナンス体制の抜本的な見直しと強化
これらの対策を通じて、アドバンスクリエイトは財務報告の信頼性回復に取り組んでいます。内部統制不備の問題は短期的に解決できるものではありませんが、継続的な改善姿勢と透明性の確保が今後の信頼回復に不可欠です。
社長崇拝・社訓朗読などの独特の社風があると言われているため
社長崇拝や社訓の朗読を求められるという評判も、アドバンスクリエイトがやばいと言われる理由の1つです。
アドバンスクリエイトでは、社内での社訓朗読が文化として根付いており、真剣に行わないと上司から指導を受けるという口コミがあります。また、経営陣(特に社長)との距離が近い一方で、経営ビジョンへの共感・忠誠心が重視される文化があるとも言われています。
こうした文化を「やばい」「宗教みたい」と感じる人がいる一方で、「意思決定が速く、社長の経営判断がダイレクトに現場に伝わる」「トップとの距離が近い分、自分の意見が通りやすい」とポジティブに評価する社員も多くいます。
社訓の朗読は社内教育・企業文化の醸成を目的としたものであり、多くの大手企業でも同様の取り組みが行われています。この点だけをもってアドバンスクリエイトがやばいと判断するのは、必ずしも適切ではないと言えるでしょう。価値観の合う人にとっては、成長意欲の高い仲間に囲まれて働ける魅力的な環境でもあります。
アドバンスクリエイトで働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、アドバンスクリエイトには確かな魅力も多数あります。特に「上場企業平均水準の年収・充実した福利厚生」「日本最大級の保険プラットフォームで働ける環境」は転職先として魅力的なポイントです。
上場企業平均水準の約607万円の年収が確保できる
アドバンスクリエイトの魅力の1つが、平均年収約607万円という水準の高さです。日本の上場企業の平均年収が約614万円とされる中、それに匹敵する給与水準を実現しています。
特に営業課・事務管理課といった収益直結部門では年収がさらに高く、実力次第で大幅な収入アップを狙える環境です。自己投資支援手当・役職手当・時間外手当なども整備されており、基本給に加えた諸手当も充実しています。
また、従業員持株制度や退職金制度も設けられており、長期的な資産形成を支援する仕組みが整っている点も魅力の1つです。保険という専門領域の知識を身につけながら、高い給与水準を実現できる職場です。
福利厚生が充実しており寮・資格取得支援が充実
アドバンスクリエイトは、月額8,000円程度で入居できる寮制度や、資格取得費用の会社全額負担など、充実した福利厚生を整えています。保険業界では各種資格が必須となるため、会社が費用を負担してくれる点は特に大きな魅力です。
- 社宅・寮制度:月額約8,000円程度で入居可能。生活費を大幅に抑えられる
- 資格取得費用補助:保険関連資格の取得費用を会社が全額負担
- 自己投資支援手当:スキルアップへの投資を金銭的にサポート
- 長期有給休暇制度:取得理由を問わず使いやすい環境が整備済み
- 育児・介護休暇:ライフステージに応じた休暇制度が充実
- 各種社会保険完備・退職金制度・従業員持株制度
日本最大級の保険プラットフォームで専門スキルを磨ける
アドバンスクリエイトが運営する「保険市場(ほけんいちば)」は、96社以上の保険会社の商品を比較できる日本最大級の保険比較プラットフォームです。保険業界全体を俯瞰できるこの環境で働くことは、保険のプロとして唯一無二の経験となります。
来店型の保険ショップでは顧客のライフプランに合わせた保険提案を行い、オンラインではデジタルマーケティングや集客施策を展開するなど、保険×デジタルという成長領域で幅広いスキルを身につけることができます。
また、ASP事業を通じて保険会社・代理店向けのシステム提供も行っており、保険業界全体の課題をテクノロジーで解決するやりがいのある仕事に携わることができます。保険という生活に密着した分野で、社会貢献性の高い仕事を求める方にとって魅力的な職場です。
アドバンスクリエイトの株価・今後の将来性はどうなる?
「アドバンスクリエイトは今後どうなるのか?」「株価は回復するのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、上場廃止リスクの現状と業績回復に向けた取り組みを整理します。
上場廃止リスクの現状と今後の見通し
アドバンスクリエイトの上場廃止リスクは、現在進行中の課題です。2025年12月18日時点での状況を整理すると、以下のようになります。
| 上場維持基準 | 状況 |
|---|---|
| 純資産基準 | ✅ 2025年12月に適合確認(純資産5.59億円) |
| 流通株式時価総額基準 | ⚠️ 未適合(引き続き対応が必要) |
| 流通株式比率基準 | ⚠️ 未適合(引き続き対応が必要) |
アドバンスクリエイト 上場維持基準への適合状況(2025年12月18日時点)
純資産基準はクリアしたものの、流通株式時価総額と流通株式比率の基準には依然として適合できていない状況です。これらの基準を満たすためには、株価の上昇や増資等による流通株式数の増加が必要となります。
同社は資本政策の検討も続けており、財務基盤の改善と株主価値の向上に向けた取り組みを進めています。上場廃止が確定したわけではありませんが、引き続き経営状況と対応策の進捗を注視することが重要です。
業績回復に向けた取り組みと将来性の評価
アドバンスクリエイトが取り組む業績回復の柱は、大きく2つあります。
1つ目は、保険代理店事業の立て直しです。アポイント取得数の回復に向けた営業プロセスの効率化、デジタルを活用した新規顧客獲得の強化、協業代理店の品質管理の徹底などを推進しています。
2つ目は、ASP事業を柱とした収益モデルへの転換です。保険会社・代理店向けのシステム提供は、2025年9月期第2四半期において売上高・利益ともに前年同期比で増収増益を達成しており、安定した収益基盤として機能しています。
日本の保険市場は超高齢化社会を背景に中長期的な成長が見込まれており、オンラインでの保険比較・契約というニーズは今後もさらに拡大する見通しです。アドバンスクリエイトが「保険市場」という強力なブランドとプラットフォームを持っている点は大きな強みであり、財務健全化が進めば将来性は十分にあると言えます。
アドバンスクリエイトへの転職が向いている人・向いていない人
アドバンスクリエイトへの転職を検討している方に向けて、どのような人が向いているのか、向いていないのかを解説します。
アドバンスクリエイトへの転職が向いている人
- 高年収を実現したい人:上場企業平均水準の約607万円の年収水準で、成果次第ではさらなる収入アップを狙える
- 保険業界でキャリアを築きたい人:日本最大級の独立系代理店で、96社以上の保険商品を扱う専門スキルを磨ける
- 実力主義・成果主義を好む人:年功序列ではなく、成果をしっかり評価してもらえるベンチャー気質の環境が合う方
- 資格・スキルアップに意欲的な人:保険資格の取得費用を会社が全額負担してくれるため、スキルアップを積極的に支援してもらえる
- 住居コストを抑えたい人:月額約8,000円の寮制度が利用できるため、生活コストを抑えながら貯金・資産形成ができる
アドバンスクリエイトへの転職が向いていない人
- 会社の財務安定性を重視する人:現在も上場維持基準の一部に適合していない状況のため、財務的な安定を最優先にする方にはリスクがある
- 独特の企業文化になじめない人:社訓朗読や強い企業文化への共感が求められるため、こうした環境が合わない方にはストレスになる可能性がある
- ゆったりとした環境を求める人:成長志向・実力主義の社風のため、挑戦を求められることが多く、安定を求める方にはプレッシャーを感じる場合がある
- 土日の休みが絶対な人:来店型の保険ショップ勤務ではシフト制で土日出勤が発生するため、週末のライフプランが崩れる可能性がある
アドバンスクリエイトへの転職におすすめの転職エージェント
今の職場に不安を感じている方、より良い環境を求めて転職を考えている方は、まずは専門家に相談してみることをおすすめします。
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まとめ
アドバンスクリエイトが「やばい」と言われる理由は、株価急落・優待廃止・債務超過・業績悪化・内部統制不備・独特の社風という複数の要因が重なっているためです。特に投資家視点では、2025年7月の急落や上場廃止リスクが大きな懸念となっています。
- 株価急落:2025年7月に一夜で約20%下落。業績下方修正と優待廃止の同時発表が原因だが、実績は下修正後の想定を上回った
- 株主優待:2025年9月期分から一時休止。業績回復後の再開が期待されるが現時点で時期は未定
- 債務超過:2024年9月期末に陥ったが、2025年12月に純資産基準への適合を確認。流通株式関連基準は未適合が続く
- 業績:2025年9月期は売上高74億円・営業利益0.5億円と回復傾向。ASP事業が堅調に推移
- 内部統制:2025年2月に重大な不備を開示。現在は改善策を実施中
- 働く環境:平均年収約607万円・充実の寮制度・資格取得支援など、従業員への待遇は良好
アドバンスクリエイトは保険業界でキャリアを築きたい人・実力主義の環境を好む人・資格取得を積極的に進めたい人にとっては魅力的な転職先です。一方で、会社の財務安定性を最優先にする方や、独特の企業文化になじめない方にはミスマッチになりやすいため、自分の価値観と照らし合わせて慎重に判断することが重要です。
転職を検討する際は、転職エージェントを活用して企業の内情や選考傾向を事前に把握した上で、準備を万全にして選考に臨みましょう。
アドバンスクリエイトに関するよくある質問(FAQ)
- アドバンスクリエイトは上場廃止になるの?
-
2025年12月時点で、純資産基準への適合は確認されており、債務超過は解消されました。ただし、流通株式時価総額基準と流通株式比率基準はまだ適合していないため、上場廃止リスクが完全になくなったわけではありません。今後の業績回復と資本政策の行方を注視することが重要です。
- アドバンスクリエイトの株主優待はいつ復活する?
-
現時点では株主優待の再開時期は明らかにされていません。財務状態の抜本的改善が最優先とされており、業績が回復して財務健全性が確認された段階で再開が検討される見通しです。2024年9月末権利確定分の優待は所定の有効期限まで実施済みです。
- アドバンスクリエイトはブラック企業なの?
-
過去には長時間残業が問題視されたこともありましたが、現在は労働組合による改革を経て大幅に改善されています。無意味な残業を許さない文化が根付いており、有給休暇も取りやすい環境です。「ホワイト企業」と評価する現役社員の口コミも多く見られます。
- 保険市場(アドバンスクリエイト)から電話がしつこいのはなぜ?
-
保険市場では、サイト上で資料請求や相談予約をした方に対してコンサルタントからフォローの連絡が入ることがあります。連絡が不要な場合は、電話口でその旨を伝えることでストップできます。無視し続けるよりも、直接「不要です」と伝えることが最も確実な対応策です。
参照・参考元
株式会社アドバンスクリエイト 公式HP(会社概要)
株式会社アドバンスクリエイト IR情報
ダイヤモンドZAI「アドバンスクリエイト、株主優待の休止を発表して急落」
株探「アドバンスクリエイト—上場維持基準(純資産基準)への適合」
OpenWork(社員口コミサイト)

