SBI証券とはどんな会社?
SBI証券は、SBIホールディングス株式会社の完全子会社として証券・銀行・保険などの金融サービスを幅広く手がけるオンライン証券会社です。前身は1944年3月設立の大沢証券で、2008年の株式交換によりSBIグループ入りしました。国内株式個人取引シェアで業界トップクラスの規模を持ち、口座数の多さから中途採用でも知名度の高い転職先のひとつです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 株式会社SBI証券 |
| 設立 | 1944年3月(前身・大沢証券として設立) |
| 資本金 | 693億2,315万円(2026年7月時点) |
| 本社所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 |
| 従業員数 | 1,072名(2025年8月1日時点) |
| 事業内容 | オンライン証券・銀行・保険等の金融サービス事業、アセットマネジメント事業、暗号資産事業 |
| 株式市場 | 非上場(親会社のSBIホールディングスが東証プライム上場) |
| 平均年収 | 999万円(有価証券報告書ベース) |
SBI証券 基本情報(出所:SBI証券公式HP・日本経済新聞)
SBI証券の事業は証券取引だけにとどまりません。グループ全体で以下のような幅広い金融サービスを展開しています。
- オンライン証券事業:国内株式・投資信託・IPO・NISA口座など個人向け資産運用サービス
- 銀行・保険事業:グループの住信SBIネット銀行やSBI証券保険と連携した金融ワンストップサービス
- アセットマネジメント事業:ベンチャー企業投資を主とする投資運用業務
- 暗号資産事業:SBI VCトレードと連携した暗号資産取引サービス
手数料の安さと商品ラインナップの豊富さで個人投資家からの評価は高い一方、社員として働く場合の実態は口コミサイトごとに評価が分かれています。ここからは、転職・就職を検討する方が気になる「やばい」と言われる具体的な理由を見ていきます。
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SBI証券が「やばい」と言われる5つの理由
SBI証券が「やばい」と言われる背景には、体育会系の社風・厳しい研修・少人数体制のプレッシャー・部署間の残業格差・昇給ペースの遅さという複数の要因が重なっています。ここでは、口コミサイトの評価データをもとに、その実態を具体的に解説します。
体育会系の社風になじめず「合わない人にはきつい」と感じる人がいるため
SBI証券が「やばい」と言われる理由のひとつが、ネット証券でありながら体育会系気質が強いという評判です。口コミサイトでは「大学サークルのようなノリ」という表現が使われることもあり、体育会系のコミュニケーションが得意でない人には、居心地の悪さを感じる場面があるようです。
一方で、同じ口コミの中には「女性が多いのにジメジメしていない」「常識的な人が多い」という評価も見られ、体育会系のノリがそのまま人間関係の悪さを意味するわけではありません。職場の雰囲気が自分に合うかどうかは配属先の部署によっても差があると考えられます。
研修中の中間テストの結果次第で厳しい指導を受けるケースがあるため
入社後の研修期間についても、「やばい」という声が見られます。SBI証券の新人研修は約1ヶ月間の座学研修のあと、独り立ちまでにさらに1ヶ月半ほどかかるとされ、その過程で実施される中間テストの結果によっては厳しい指導が入ることもあるようです。
体調が優れないタイミングで指導を受け、精神的につらいと感じたという口コミも一部に存在します。ただし、これは電話対応や営業スキルを一定水準まで引き上げるための研修制度の裏返しでもあり、「電話対応の研修自体はしっかりしている」という肯定的な評価も同時に見られます。
少人数体制で入社1年目から責任ある仕事を任されプレッシャーを感じる人もいるため
SBI証券は業務量に対して少人数で部署を回していると言われており、入社1年目から大きな業務を任されることが珍しくありません。学ぶことが多くスキルアップを重視する人にはやりがいのある環境ですが、責任の重さにプレッシャーを感じる人がいるのも事実です。
特に営業部門では3ヶ月単位で成果を求められる評価サイクルがあり、目標未達が続くと自主的な残業や休日出勤で挽回しようとする社員もいるようです。一方で、この裁量の大きさが早期のキャリア形成につながっているという側面もあり、後述するメリットの項目とあわせて理解しておくことが重要です。
部署によって残業時間の差が大きく繁忙期は激務になりやすいため
SBI証券全体の残業時間は月平均32.2時間というデータがありますが、これはあくまで平均値です。部署によって残業の有無は大きく異なり、コールセンター部門では定時退社が実現しやすい一方、営業部門やシステム関連部門では繁忙期に残業が増える傾向があります。
残業代は支給される仕組みが整っているものの、上長への事前申請が必要とされ、「可能な限り残業のない働き方」が推奨されている点も特徴です。配属部署によって働き方の実態が変わるため、面接時に配属予定部署の繁忙期を確認しておくことをおすすめします。
昇給ペースが緩やかで待遇面に不満の声があるため
給与面では、昇給の機会がなかなかなく、役職につくまで大幅な昇給は期待しにくいという口コミが見られます。「新卒入社で最高評価をとっても年間20万円ほどの昇給にとどまる」という声もあり、年功序列的な昇給を期待する人には物足りなさを感じる部分かもしれません。
一方で、SBI証券は福利厚生自体は大手金融機関として充実しており、成果を出せば賞与や役職登用というかたちで還元される仕組みがあります。年功序列より実力主義の給与体系を望む人にとっては、必ずしもマイナス要素とは言い切れません。
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SBI証券で働くメリット・良い評判口コミ
「やばい」という評判がある一方で、SBI証券には確かな魅力も多数あります。特に「中途入社でも早期に裁量ある仕事を任せてもらえる」「風通しの良い人間関係」「業界トップクラスの知名度で市場価値を高められる」は、転職先として非常に魅力的なポイントです。
中途入社でも実力次第で早期に裁量ある仕事を任せてもらえる
SBI証券最大の魅力のひとつが、中途社員が全体の約9割を占め、前職の経験や実力を正当に評価してもらいやすい点です。年功序列にとらわれず、成果を出せば早期に責任あるポジションを任される社風があります。
2022年時点の中途採用社員における管理職比率は83.1%というデータもあり、前職での実績を武器にキャリアアップを目指したい人にとっては、成長スピードを実感しやすい環境と言えます。
女性も働きやすく風通しの良い人間関係を築きやすい
体育会系のイメージとは裏腹に、SBI証券は女性社員が多く在籍し、性別を問わず活躍しやすい職場環境という評判もあります。社会人としての常識をわきまえた人が多く、閉鎖的な派閥やジメジメした人間関係になりにくいという声が目立ちます。
また、コンプライアンス意識の高さも特徴のひとつです。金融機関として法令順守が徹底されているため、不透明な評価や理不尽な指示に振り回されにくいという安心感を得られる点も、働きやすさにつながっています。
業界トップクラスの知名度と成長環境で市場価値を高められる
SBI証券は、国内ネット証券のパイオニアとして業界トップクラスの口座数・知名度を誇る企業です。金融業界での実務経験を積みたい人にとって、経歴として大きなアピール材料になります。
20代の成長環境に関する評価も比較的高く、若手のうちから幅広い金融商品や資産運用の知識に触れられる点も魅力です。証券外務員資格の取得支援など、専門性を高めるための制度が整っていることも、キャリア形成を後押しする要素と言えます。
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント3選
SBI証券の中途採用のリアル|社員の9割が中途入社という実態
SBI証券を検討するうえで見落とされがちなのが、「新卒中心の年功序列企業」ではなく「中途社員が主戦力の実力主義企業」という実態です。社員の約9割が中途入社という構成は、同業他社と比較しても際立った特徴といえます。
中途社員の管理職比率は8割超|実力次第でスピード出世も可能
2022年時点のデータでは、中途採用社員における管理職比率が83.1%にのぼるとされています。これは、生え抜き社員でなくても実力次第でマネジメント職に就ける可能性が高いことを意味します。
金融業界での実務経験がある人にとっては、これまでのキャリアを正当に評価してもらいながらポジションアップを狙える環境です。一方で、専門性や実績が乏しい未経験者の場合は、選考のハードルがやや高くなる傾向がある点も理解しておく必要があります。
職種別の年収レンジと選考で重視される専門資格
中途採用の年収は前職の水準に左右される部分が大きく、職種によって幅があります。目安としては投資銀行部門で350万円〜1,200万円程度(年俸制)、営業サポート職で400万円〜600万円程度という求人情報が確認できます。
| 職種 | 年収レンジの目安 |
|---|---|
| 投資銀行部門 | 350万円〜1,200万円(年俸制) |
| 営業サポート | 400万円〜600万円 |
| 運用管理職 | 400万円〜800万円 |
職種別年収レンジ目安(出所:求人情報・口コミサイトをもとに編集部作成)
選考では、証券外務員一種などの専門資格や金融業界での実務経験が重視される傾向があります。未経験からの転職を目指す場合は、入社前に資格取得を進めておくことで選考通過の可能性を高められます。
SBI証券への転職が向いている人・向いていない人
SBI証券への転職・就職を検討している方に向けて、どのような人が向いているのか、向いていないのかを整理します。自分の価値観と照らし合わせて、転職の判断材料にしてください。
SBI証券への転職が向いている人
- 年次より実力で評価されたい人:中途社員の管理職比率が高く、前職の経験を活かしたキャリアアップを狙える
- 金融業界での専門性を高めたい人:証券外務員資格の取得支援や幅広い金融商品への関与で専門知識を伸ばせる
- 成果主義の給与体系を望む人:年功序列の昇給より、成果に応じた賞与・登用を重視したい人
- スピード感のある職場で成長したい人:少人数体制で裁量ある仕事に早くから携わりたい人
- 知名度のある企業でキャリアを築きたい人:業界トップクラスの実績を経歴として活かしたい人
SBI証券への転職が向いていない人
- 年功序列で着実な昇給を望む人:役職につくまでの昇給ペースが緩やかなため、年功序列を重視する人には物足りない
- 体育会系のコミュニケーションが苦手な人:勢いのある社風になじめない場合、居心地の悪さを感じることがある
- プレッシャーの少ない環境を求める人:少人数体制で早期に責任ある業務を任されるため、成果への重圧を感じやすい
SBI証券への転職におすすめの転職エージェント
SBI証券への転職を考えている方、また現在の職場環境に悩んでいる方は、まずは金融業界に精通した転職エージェントに相談することをおすすめします。
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JACリクルートメント

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まとめ
SBI証券が「やばい」と言われる理由は、体育会系の社風・研修の厳しさ・少人数体制のプレッシャー・部署間の残業格差・昇給ペースの遅さという要因が絡み合っています。しかし、ここまで詳しく見てきたように、その多くは実力主義ゆえの側面や配属部署による差によるものです。
- 社風:体育会系の勢いのある文化。合う人には成長を後押しする環境、合わない人には窮屈に感じることも
- 研修:中間テストなど一定の厳しさはあるが、独り立ちまでのフォロー体制は整っている
- 残業:月平均32.2時間。ただし部署によって差が大きく、繁忙期は激務になりやすい
- 給与:昇給ペースは緩やかだが成果は賞与に反映されやすい。有価証券報告書ベースの平均年収は999万円
- キャリア:中途社員が約9割、うち管理職比率は83.1%と実力主義の色が強い
- メリット:早期の裁量・風通しの良さ・業界トップクラスの知名度を活かせる環境
SBI証券は年次より実力で評価されたい人・金融業界で専門性を高めたい人・成果主義の給与体系を望む人にとっては、キャリアを大きく伸ばせる魅力的な職場です。一方、着実な年功序列や落ち着いた環境を求める方は、配属部署の実態を事前に確認したうえで判断することが重要です。
転職を検討する際は、金融業界に詳しい転職エージェントを活用して、部署ごとの働き方や内部事情を事前に把握したうえで選考に臨みましょう。
SBI証券に関するよくある質問(FAQ)
- SBI証券はブラック企業ですか?
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SBI証券自体はコンプライアンス意識が高く、法令順守を徹底している金融機関であり、ブラック企業と断定できる要素は確認できません。ただし、体育会系の社風や部署による残業の差はあり、合わない人には厳しく感じられる可能性があります。配属先の実態を事前に確認することをおすすめします。
- SBI証券の給与・年収はどのくらいですか?
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有価証券報告書ベースの平均年収は999万円とされていますが、口コミサイトの集計では701万円〜731万円程度(レンジ240万円〜1,430万円)という調査もあります。昇給ペースは緩やかで、役職や成果に応じて収入が上がっていく仕組みです。
- SBI証券の転職難易度は高いですか?
-
中途採用では即戦力が求められ、金融業界での実務経験や証券外務員一種などの専門資格が重視されるため、専門性のない未経験者にとってはハードルがやや高めです。一方で、社員の約9割が中途入社という構成のため、実務経験がある人にとってはチャンスの多い転職先といえます。
- SBI証券は未経験でも転職できますか?
-
職種によっては未経験からの転職も可能ですが、証券外務員一種などの資格を事前に取得しておくと選考で有利になります。入社後は研修制度が整っているため、金融知識ゼロからでも段階的にスキルを身につけることができます。
参照・参考元
SBI証券 会社概要
日本経済新聞|SBI証券の平均年収
OpenWork|SBI証券 社員クチコミ
キャリコネ|SBI証券の評判・口コミ
転職会議|SBI証券の転職・採用情報
エン カイシャの評判|SBI証券の評判・口コミ




