野村総合研究所(NRI)とはどんな会社?
野村総合研究所(NRI)は、1965年創業・東証プライム上場の国内最大手ITコンサルティングファームです。コンサルティングからシステム開発・運用まで一気通貫でサービスを提供し、特に金融・証券分野では日本の金融インフラを支える存在として業界内で圧倒的な地位を確立しています。平均年収1,322万円という水準はIT業界でも突出しており、就活生・転職希望者から高い人気を誇ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社野村総合研究所(Nomura Research Institute, Ltd.) |
| 設立 | 1965年4月1日 |
| 資本金 | 約256億円(25,655,413,800円) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ |
| 従業員数 | 7,645名(NRIグループ全体:16,679名)※2025年3月31日現在 |
| 売上高 | 7,648億円(2025年3月期) |
| 株式市場 | 東証プライム市場(証券コード:4307) |
| 平均年収 | 1,321.7万円(2024年度・有価証券報告書) |
| 代表取締役社長 | 柳澤花芽 |
出典:野村総合研究所 公式HP・有価証券報告書(2025年3月期)
NRIの事業は大きく4つの領域で構成されています。
- コンサルティング:経営戦略・デジタル変革(DX)・業務改革などの上流コンサルティング。官公庁・大企業を主要クライアントとする
- 金融ITソリューション:証券・銀行・保険などの金融機関向けシステム構築・運用。日本の金融インフラを支える最重要事業
- 産業ITソリューション:流通・製造・サービス業など金融以外の産業向けシステム開発・ITコンサルティング
- IT基盤サービス:データセンター・クラウド・セキュリティ・ネットワーク基盤の構築・運用保守サービス
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野村総合研究所(NRI)が「やばい」と言われる5つの理由
「野村総合研究所 やばい」と検索する人の多くは、入社後に後悔したくない、実態を正確に知りたいという思いを持っています。NRIに対する「やばい」という評判は、激務・スキルの偏り・高年収のトラップ・異動困難・年功序列という5つの要因が絡み合っています。ただし、公式データと口コミには大きなギャップがあるケースも多く、ここでは実態を客観的に解説します。
プロジェクト次第では月100時間超の激務になる場合があるため
NRIが「激務でやばい」と言われる最大の理由は、プロジェクトのフェーズによって業務量が極端に変動することです。公式データでは月平均残業時間は6.5時間(2024年度)と非常に低い水準ですが、これはプロジェクト全体の平均値です。大規模システムの本番稼働直前やコンサルティング提案フェーズでは、月100時間を超える残業が発生するケースも報告されています。
特に注意が必要なのが裁量労働制の存在です。NRIでは一部の職種に裁量労働制が適用されており、残業代が固定額に設定されています。そのため、実際の労働時間がいくら増えても追加の残業代が発生しない仕組みになっています。プロジェクトを選べる立場になるまでは、激務な環境に身を置く可能性があることは理解しておく必要があります。
開発を外注するためITスキルよりマネジメントスキルに偏りやすいため
NRIでは、実際のシステム開発・コーディング業務の多くを協力会社(SES・子会社)に外注しています。そのため、NRI社員はプロジェクト管理・要件定義・設計などの上流工程が主な業務となり、コーディングなどの技術スキルを直接磨きにくい環境にあります。
これは「やばい」というより、NRIというポジションの特性上の問題です。しかし、「ITエンジニアとして手を動かすスキルを磨きたい」「最新技術を使って開発したい」というエンジニア志向が強い人にとっては、期待とのギャップになりやすい点は正直なところです。
高年収すぎて転職先が見つからなくなるリスクがあるため
NRIの平均年収1,322万円は国内IT企業の中でもトップクラスです。しかしこれが「転職の罠」になりやすいと経験者は指摘します。NRIでの年収水準に慣れてしまうと、他社に転職した際に同等の年収を維持することが非常に難しくなるためです。
コンサルティングファーム(マッキンゼー・BCGなど)や外資系ITに転職すれば年収を維持できますが、それらは採用難易度も高く、転職のハードルが上がります。一方で「NRIから一般的な事業会社やSIerへの転職」では年収が大幅にダウンするケースが多く、「NRIから出られない」と感じる社員が一定数いるのが実情です。
部署異動がほぼできず視野が狭くなりやすいため
NRIでは一度配属された部署や事業領域からの異動が非常に難しいという声があります。金融IT部門に配属された場合は金融システムの専門家として深掘りすることになり、産業IT・コンサルティング等への異動はほぼないというのが実態です。
専門性を深める点では大きな強みになりますが、「幅広い経験を積みたい」「複数の業種・業務を経験してキャリアを広げたい」という人にとっては視野が狭くなりやすい環境です。入社前にどの領域に興味があるかを明確にしておくことが非常に重要です。
年功序列の社風で若手のうちは実力が評価されにくいため
NRIは歴史ある大手企業としての側面も強く、年功序列的な昇進・評価制度が色濃く残っているという口コミが多くあります。「成果を出しても若いうちは昇給・昇進が遅い」「上席の承認を得るまでに時間がかかる」という声が見られます。
外資コンサルや成果主義の企業と比べると、若いうちに大きな裁量を持てるまでのスピードは遅めです。ただし、これは裏を返せば「実力が追いつかないうちは守ってもらえる」安心感とも言えます。若手のうちから高い裁量を求めるか、着実にキャリアを積みたいかによって、評価が大きく分かれるポイントです。
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野村総合研究所(NRI)で働くメリット・良い評判・口コミ
「やばい」と言われる理由がある一方で、NRIには他社では得難い強みと魅力があります。実際の社員口コミを交えながら、NRIで働くことのリアルなメリットを紹介します。
国内IT企業トップクラスの平均年収1,322万円
NRIの最大の魅力は国内IT企業の中でも突出した高水準の年収です。有価証券報告書(2025年3月期)によれば、平均年収は1,321.7万円(平均年齢39.9歳)。30代でも800〜1,000万円台を目指せる水準です。
| 年代目安 | 年収目安 |
|---|---|
| 20代後半(入社3〜5年目) | 600〜800万円 |
| 30代前半(主任〜係長クラス) | 800〜1,000万円 |
| 30代後半〜40代(課長クラス) | 1,000〜1,400万円 |
| 管理職・シニアクラス | 1,400万円〜 |
※各種口コミサイト・転職エージェント情報をもとにした目安。個人差あり。
優秀な同僚と働ける知的刺激の高い職場環境
NRIは就職偏差値74の超難関企業であり、採用されるのは各大学のトップクラスの人材ばかりです。そのため、日々の業務を通じて優秀な同僚・先輩から刺激を受け、高いレベルで学ぶことができる環境が整っています。また、一人当たりの研修投資費用は30万円以上(2024年度実績:303,000円)と、人材育成への投資も業界トップ水準です。
育休取得率64.9%・有給消化率69.2%とホワイトな働き方
「激務でやばい」というイメージとは対照的に、NRIの公式データが示す働き方の数値は非常に良好です。男性育児休業取得率64.9%・有給休暇取得率69.2%(2024年度)は、大手IT企業の中でも高い水準です。
- 月平均時間外労働:6.5時間(2024年度実績)
- 年次有給休暇取得率:69.2%
- 男性育児休業取得率:64.9%(平均取得日数80日)
- 男性育児休業及び育児目的休暇取得率:92.7%
- 自己都合離職率:3.3%(2025年3月期)
離職率3.3%という低水準は「社員が辞めない会社」であることを示しています。繁忙期の激務という側面はあるものの、全体的にはワークライフバランスが取れている職場と言えるでしょう。
野村総合研究所(NRI)の就職・転職難易度と採用大学
NRIを目指す上で、就職・転職の難易度は正確に把握しておく必要があります。「やばい難しい」と言われるNRIの採用実態を解説します。
新卒就職偏差値74の超難関企業
NRIの新卒就職難易度は就職偏差値74と国内トップクラスで、採用倍率は約18倍と言われています。採用実績校を見ると、東京大学・慶應義塾大学・早稲田大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学・大阪大学などの最難関大学が上位を占めています。
ただし完全な「学歴フィルター」ではなく、地方国立大・中堅私立大からの採用実績もあります。重要なのは学歴よりも論理的思考力・コミュニケーション能力・志望動機の明確さです。選考はES・Webテスト・複数回の面接(GD含む)と難易度が高いため、早期からの対策が必要です。
中途採用は難易度高めだが採用比率は25.8%
中途採用(キャリア採用)についても、NRIの難易度は高いですが、採用比率は従業員全体の25.8%(2025年3月期)と決して閉じた採用姿勢ではありません。管理職の中途入社者割合も24.7%と、中途入社でもキャリアを積める環境が整っています。
中途採用で求められるのは特定分野での高い専門性・即戦力となるスキル・NRIのビジネス規模に対応できるコミュニケーション力です。コンサルティングファーム・大手SIer・金融機関システム部門などからの転職が多く見られます。
野村総合研究所(NRI)への転職が向いている人・向いていない人
NRIへの転職・就職を検討する際、自分がどちらのタイプに当てはまるかを冷静に判断することが、後悔しないための第一歩です。
野村総合研究所(NRI)への転職が向いている人
- 高年収と安定を両立したい人:国内IT最高水準の年収と業界No.1の安定性を同時に求める人にとって、NRIは最適な選択肢のひとつ
- ITコンサルタントとして上流工程のキャリアを築きたい人:要件定義・設計・プロジェクト管理など上流工程で経験を積み、戦略コンサルへのキャリアアップを目指す人
- 金融・証券システムの専門家を目指す人:日本最大級の金融インフラに携わりたい、金融ITのプロとしてキャリアを確立したい人
- じっくりキャリアを積みたい人:外資コンサルのような「Up or Out」ではなく、着実に専門性を深めながら長期的に成長したい人
- 優秀な環境で自己成長を求める人:トップクラスの同僚・先輩から刺激を受けながら高いレベルの仕事に挑みたい人
野村総合研究所(NRI)への転職が向いていない人
- 手を動かしてコードを書きたいエンジニア:実装・開発よりも上流工程が中心のため、技術スキルをひたすら磨きたい人には物足りない可能性がある
- 若いうちから大きな裁量を求める人:年功序列的な文化が残るため、20代で圧倒的な裁量を持って仕事をしたい人には窮屈に感じる場合がある
- 多様な業種・業務を幅広く経験したい人:配属領域の専門性が深まる一方で、異動の機会が少なく視野が限定されやすい
野村総合研究所(NRI)への転職におすすめの転職エージェント
NRIへの転職を検討している方、また現在の職場環境に悩んでいる方は、ITコンサルティング・大手SIer領域に精通した転職エージェントへの相談から始めることをおすすめします。
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まとめ
野村総合研究所(NRI)が「やばい」と言われる理由は、激務・スキルの偏り・高年収による転職リスク・異動困難・年功序列という5つの要因によるものです。しかし、ここまで検証してきたように、公式データと口コミには大きなギャップがあり、多くは一面的な情報です。
- 激務:プロジェクト次第で繁忙期はきつい。平均残業6.5時間は全体平均値であり、実態はプロジェクトによる
- スキルの偏り:上流工程・マネジメントスキルが中心。コーディングスキルを求める人には不向き
- 高年収の罠:平均1,322万円という高水準が転職先の選択肢を狭める面がある
- 異動困難:配属領域の専門性は深まるが、幅広い経験は積みにくい
- 離職率3.3%:社員の定着率が高く、総合的に働きやすい環境と言える
NRIは高年収・安定・知的環境・ITコンサルとしてのキャリア構築を求める人にとって、国内トップクラスの選択肢です。一方で「手を動かしたい」「若いうちから裁量を持ちたい」という人には合わない側面もあります。自分のキャリアビジョンと照らし合わせた上で判断することが重要です。
転職・就活を検討する際は、NRI専門の知見を持つ転職エージェントに相談し、内部情報を入手した上で選考に臨みましょう。
野村総合研究所(NRI)に関するよくある質問(FAQ)
- 野村総合研究所(NRI)は激務ですか?
-
公式データでは月平均残業時間は6.5時間(2024年度)と低水準ですが、プロジェクトのフェーズによって業務量が大きく変動します。大規模システムの本番稼働直前・コンサルティング提案フェーズでは月100時間超の残業が発生するケースも報告されています。プロジェクト全体の平均値と、特定フェーズの実態にはギャップがある点を理解しておきましょう。
- 野村総合研究所(NRI)の平均年収はいくらですか?
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有価証券報告書(2025年3月期)によると、平均年収は1,321.7万円(平均年齢39.9歳)です。国内IT企業の中でもトップクラスの水準です。20代後半で600〜800万円、30代で800〜1,000万円台、管理職・シニアクラスで1,400万円以上が目安とされています。
- 野村総合研究所(NRI)への転職難易度はどのくらいですか?
-
新卒の就職偏差値は74と超難関レベルで、採用倍率は約18倍とされています。中途採用も高難易度ですが、従業員の25.8%が中途採用者であり、特定分野の高い専門性・即戦力スキルがあれば可能性はあります。コンサルティングファーム・大手SIer・金融機関システム部門からの転職実績が多いです。
- 野村総合研究所(NRI)は中途採用でも活躍できますか?
-
管理職の中途入社者割合が24.7%(2024年度)と高く、中途採用でもキャリアアップが十分に可能な環境です。新卒・中途の壁は比較的少なく、専門性と実績が評価されれば管理職への昇進も実現できます。ただし採用難易度が高いため、転職エージェントを活用した計画的な準備が重要です。
参照・参考元
野村総合研究所 公式HP 会社概要
NRI career|数字で見るNRI(2024年度実績)
日経電子版|野村総合研究所 企業概要




