Daiwa Securities Group Inc.
大和証券の平均年収は約1,626万円(グループ本社・2025年3月期)
この記事では、大和証券の平均年収・年代別・役職別・部門別の年収実態を解説します。有価証券報告書の1,626万円と実態のギャップ、ボーナスの仕組み、同業他社との比較も含めて整理しました。
大和証券グループ本社の2025年3月期有価証券報告書によると、平均年収は約1,626万円(平均年齢:約40.9歳)です。前年度(2024年3月期)の1,300万円から約326万円もの大幅上昇となっており、新NISAブームや株式市場の活況を背景とした業績好調が報酬にダイレクトに反映された形です。
ただし、この数値は持株会社(管理部門・役員含む)の平均である点に注意が必要です。実際に証券ビジネスを担う大和証券(子会社)の一般社員の口コミベースでは、30歳前後で700〜900万円前後という声が多く見られます。「1,626万円」は参考指標のひとつとして、実態データと合わせて確認することが転職判断の精度を上げます。
平均年収1,626万円の手取り額の目安
平均年収1,626万円の場合、所得税・住民税・社会保険料などを差し引いた手取り額の目安は約1,090〜1,100万円(月々約91万円)です。高所得者は累進課税の影響で税率が上がるため、年収の約33〜35%が税・社会保険料として控除される計算になります。
大和証券の年収ランキング|同業他社との比較
大和証券グループ本社の平均年収が証券業界の中でどのくらいの水準なのか、主要な競合他社と比較しましょう。各社の有価証券報告書をもとにランキング形式で整理しました。なお、SMBC日興証券・みずほ証券は非上場のため開示データが取得できず、比較対象から除外しています。
| 順位 | 証券グループ名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 大和証券グループ本社 | 約1,626万円 | 40.9歳 |
| 2位 | 野村ホールディングス | 約1,414万円 | - |
| 3位 | 野村証券(単体・口コミ) | 約1,077万円 | - |
| 4位 | スパークス・グループ | 約966万円 | - |
| 5位 | 岡三証券グループ | 約962万円 | - |
| 6位 | 日本証券金融 | 約931万円 | - |
主要証券会社の平均年収比較(出典:各社有価証券報告書・各種口コミサイト調査 2024〜2025年時点)
大和証券グループ本社の平均年収は上場証券グループの中でトップクラスです。2位の野村ホールディングスを約212万円上回っており、2025年3月期の業績好調がそのまま年収水準に反映されています。
ただし、大和証券グループ本社と野村ホールディングスはいずれも「持株会社」の数値であり、役員・経営陣の高報酬が平均を引き上げている側面があります。実際に一般社員の年収を比較すると、口コミベースでは大和証券と野村証券の差はそれほど大きくない場合がほとんどです。転職を検討する際は口コミサイトでの実態データも必ず合わせて確認することをおすすめします。
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大和証券の年代別の年収|20代・30代・40代・50代
大和証券は年功的な要素と個人業績の両方が年収に影響する評価制度を採用しています。特にリテール(個人営業)部門では、個人の営業成績によってボーナスが大きく変動するため、同じ年代でも年収差が生じやすい特徴があります。年代別の平均的な年収目安は以下の通りです。
| 年代 | 平均年収(目安) | 年収レンジ |
|---|---|---|
| 20代前半(入社1〜3年) | 約400〜600万円 | 330万円〜700万円 |
| 25〜29歳 | 約720万円 | 500万円〜1,000万円 |
| 30〜34歳 | 約900万円 | 700万円〜1,400万円 |
| 35〜39歳 | 約1,047万円 | 800万円〜2,000万円 |
| 40〜44歳 | 約1,140万円 | 900万円〜2,200万円 |
| 50〜54歳 | 約1,291万円 | 1,000万円〜3,000万円 |
年代別の平均年収目安(出典:各種口コミサイト・転職データをもとに算出)
20代:入社〜主任昇格前|400〜720万円
大和証券の新卒は「一級職」からスタートします。入社1年目の年収は口コミベースで約330〜600万円が目安です。2025年度採用からは月給30万円(総合コース)に引き上げられており、ボーナスを含めた初年度年収は約480〜520万円前後が一般的です。
20代後半になると、リテール部門での個人営業成績が年収に影響し始めます。成績次第では20代後半でも年収900万円を超えるケースがある一方、成績が振るわない場合は平均を下回ることも。大和証券の20代は、自分の頑張りが年収に直結する最初のステージでもあります。
30代:課長代理〜次長クラスへの昇格が分岐点|700〜1,400万円
30代は大和証券でのキャリアにとって最も重要な時期です。30歳の平均は約900万円ですが、配属部門によって差が大きく開きます。30歳時点で、リテール部門では750〜800万円が中心なのに対し、投資銀行部門では1,200〜1,400万円に達するケースも珍しくありません。
30代後半には課長代理から上席課長代理・次長への昇格が視野に入り、役職が1段上がるごとに年収が200〜300万円単位で変わる局面を迎えます。この時期に担当した案件の規模や評価が、40代以降の年収水準を大きく左右します。
40代:副部長〜部長・支店長クラス|1,100〜2,000万円超
40代になると、副部長・部長・支店長クラスへの昇格が年収を大きく押し上げます。40歳の平均は約1,140万円ですが、部長・支店長クラスに到達した場合は2,000万円を超えるケースも出てきます。投資銀行部門では40歳で2,000万円以上というデータも確認されています。
ただし、40代は同期内でも年収差が最も広がる時期でもあります。管理職に昇格したキャリア組と、現場の実務担当として残るルートとでは、年収格差が数百万円単位になることも。大和証券での40代は、これまでの積み上げがそのまま年収に現れる年代と言えます。
50代以上:部長・支店長クラスで高水準を維持|1,291万円〜
50代前半の平均年収は約1,291万円と、40代よりも上昇します。ただし、50代後半になると役職定年や早期退職制度の対象になるケースも増え、55〜59歳では1,134万円程度にやや低下する傾向があります。部長・支店長クラスを維持している場合は2,000万円超を保持しますが、一般職として残る社員との格差は20代の頃より格段に大きくなります。
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大和証券の役職別の年収
大和証券では、リテール部門(個人営業)と投資銀行部門で同じ役職でも年収に大きな差があります。同じ課長代理であっても、担当業務によって年収が200〜400万円異なるケースは珍しくありません。役職別・部門別の年収目安は以下の通りです。
| 役職 | リテール部門 | 投資銀行部門 | 目安年次 |
|---|---|---|---|
| 一級職(入社〜3年) | 400〜600万円 | 400〜600万円 | 20代前半 |
| 主任 | 600〜700万円 | 600〜800万円 | 20代後半〜30代前半 |
| 課長代理 | 700〜900万円 | 900〜1,100万円 | 30代前半〜中盤 |
| 上席課長代理 | 1,000〜1,200万円 | 1,200〜1,500万円 | 30代中盤〜後半 |
| 次長 | 1,200〜1,400万円 | 1,500〜1,800万円 | 40代前半 |
| 副部長 | 1,400〜1,800万円 | 2,000万円以上 | 40代中盤 |
| 部長・支店長 | 2,000万円以上 | 2,400万円以上 | 40代後半〜50代 |
役職別年収目安(出典:各種口コミサイト・転職データをもとに算出)
この表からもわかる通り、リテール部門と投資銀行部門では30歳時点で約600万円の年収差が生じることがあります。大和証券への転職・就職を検討する際は、「どの部門に配属されるか」が年収を左右する最大の変数です。
昇進ルートとボーナスが年収を大きく左右する
大和証券の昇進は、個人業績評価と支店長・上長による総合評価によって決まります。以下のポイントを押さえることで、昇進・昇給スピードを上げることができます。
- 個人営業成績:リテール部門は個人の営業実績がボーナス(賞与)に直結。成績上位者は平均の2〜3倍のボーナスを得るケースも
- 法人部門・投資銀行への異動:大型案件を担当できるポジションへの異動が、年収アップの大きなステップとなる
- 支店長評価:支店全体の数字への貢献度が昇格審査に影響する。支店実績に直結するポジションで成果を出すことが昇進の近道
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大和証券の職種・部門別の年収
大和証券の年収は、配属される職種・部門によって大きく変わります。大きく「リテール(個人営業)」「グローバルマーケッツ」「コーポレート(管理部門)」「投資銀行(IB)」に分かれており、それぞれの年収水準は以下の通りです。
| 職種・部門 | 平均年収(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 投資銀行(IB) | 800万円〜2,000万円超 | 年次・案件成果による格差大 |
| グローバルマーケッツ | 約1,025万円 | マーケット動向による変動あり |
| 企画・マーケティング | 約982万円 | 安定的だが昇給ペースは緩やか |
| コーポレート(管理) | 約968万円 | バックオフィス系、安定志向 |
| 法人部門 | 約900万円 | 担当企業規模が年収に影響 |
| リテール(個人営業) | 約720万円〜 | ボーナス比率が高く個人成績次第 |
職種・部門別年収目安(出典:各種口コミサイト・転職データをもとに算出)
リテール(個人営業)部門|ボーナスで大きく変わる
大和証券のリテール部門は、個人投資家向けに株式・投信・債券などの金融商品を販売する業務を担います。個人の営業成績がボーナスに直結する仕組みであるため、同期でも数百万円の年収差が生じます。新NISAの普及により顧客基盤が拡大しており、成績上位者は20代でも年収1,000万円超えを達成するケースが出ています。
投資銀行(IB)部門|高年収だが配属ハードルも高い
投資銀行部門はM&A・引受業務・資本市場取引などを担う花形部門です。口コミベースでは30歳時点で1,200〜1,400万円、35歳で1,800〜2,000万円に達するケースも見られます。ただし、配属ハードルが高く、大和証券でもトップクラスの評価を得た社員が多く在籍するポジションです。IB部門への異動・転職は年収最大化の最短ルートですが、それ相応の専門性と実績が求められます。
グローバルマーケッツ・コーポレート部門|安定した高水準
グローバルマーケッツ部門(トレーディング・リサーチ等)は平均年収約1,025万円、コーポレート部門(管理・企画・マーケティング等)は約968〜982万円です。IBほどの高年収ではないものの、業績連動の振れ幅がリテールほど大きくなく、安定した年収水準を保てます。リスクを取らずに高い基本給水準を維持したい方にとって魅力的なポジションです。
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大和証券のボーナス・賞与の仕組みと実態
大和証券のボーナスは年2回(夏・冬)支給されます。算定基準は「個人の営業成績」「支店長評価」「会社全体の業績」の3軸で構成されており、リテール部門では特に個人成績の比重が大きい点が特徴です。
- 支給回数:年2回(夏・冬)
- 算定基準:個人成績+支店長評価+会社業績(3軸)
- 新卒1年目目安:口コミでは夏ボーナス約20万円・冬ボーナス約50万円という事例が見られる
- 業績連動の特性:会社全体の業績が好調な年は全社的にボーナスが増加する傾向あり(2025年3月期は大幅増)
業績連動による振れ幅はどのくらいか
口コミで確認できる年収1,160万円の内訳事例を見ると、基本給516万円+残業代180万円+賞与400万円+その他60万円となっており、賞与の割合が年収の約34%を占めています。リテール部門では個人の成績次第で、この賞与額が2〜3倍の幅で変動します。
特に2025年3月期は株式市場の活況とNISA普及による顧客資産増加を背景に、会社全体の業績が大幅に好調でした。安定した年収を求める場合は、証券業界特有のボーナス変動リスクも念頭に置いた上で判断することが大切です。
大和証券の初任給・新卒1年目の年収
大和証券の2025年度(2025年春入社)の新卒初任給は総合コースで月給30万円、2026年度採用では31万円への引き上げが予定されています。また、高度な専門性を持つ人材向けの「総合職エキスパートコース」では月給50万円以上が設定されています。
| コース | 月給(2025年度) | 年収目安(ボーナス込み) |
|---|---|---|
| 総合コース | 30万円 | 約480〜520万円 |
| 総合職エキスパートコース | 50万円以上 | 約800〜900万円以上 |
| カスタマーサービス職 | 25.5万円 | 約330〜380万円 |
初年度年収目安(出典:大和証券公式採用情報・各種口コミデータをもとに算出)
総合コースの場合、入社1〜2年目の実態年収は口コミベースで約330〜520万円という報告が多く見られます。「初任給50万円超(エキスパートコース)」という数字が話題になることもありますが、これは特定コースの数値です。入社時のコース設定を確認した上で年収計画を立てることが重要です。
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大和証券の年収格差「1,626万円と700万円」のカラクリ
「大和証券グループ本社の平均年収1,626万円」と「一般社員の口コミ実態700〜900万円」という大きな数値のギャップはなぜ生まれるのか。転職を判断する上で、この構造を正しく理解することが重要です。
- 大和証券グループ本社は「持株会社」:有価証券報告書の平均年収は、証券業務を行う子会社(大和証券株式会社)ではなく、経営・管理部門を担う持株会社のデータ。役員・上位管理職の高報酬が数値を引き上げている
- 2025年3月期の業績特需:2024→2025年で1,300万円→1,626万円と約326万円急上昇。新NISAブームや株高による業績好調の特殊要因が含まれており、毎年この水準が続くとは限らない
- リテール一般社員の実態:口コミサイトの回答者(現役・元社員)は管理職より一般社員が多いため、口コミベースの平均はリテール部門の一般社員層に近い数値になりやすい
- 部門格差の影響:IB部門・グローバルマーケッツ部門の高年収層と、リテール一般社員の中間層が混在するため、どちらのデータを見るかで大きく変わる
転職の判断に使うべきは「口コミベースの実態年収」です。有価証券報告書の数値はあくまで参考として、自分が入る予定の部門・役職での実態年収を確認することが精度の高い転職判断につながります。転職エージェントを活用することで、より具体的な年収交渉のサポートも受けられます。
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大和証券に関するよくある質問
- 大和証券の平均年収1,626万円は本当ですか?
-
有価証券報告書に記載された数値としては事実ですが、これは持株会社(大和証券グループ本社)の平均値であり、役員・上位管理職の高報酬が含まれています。実際に証券業務を担う大和証券(子会社)の一般社員ベースでは、口コミ調査によると30歳前後で700〜900万円前後が実態です。転職を検討する際は、口コミサイトの実態年収データも合わせて確認することをおすすめします。
- 大和証券と野村証券、年収が高いのはどちらですか?
-
持株会社ベースの有価証券報告書では、大和証券グループ本社(約1,626万円)が野村ホールディングス(約1,414万円)を約212万円上回っています。ただし、いずれも持株会社の数値であり、一般社員レベルの口コミ実態では両社の差はそれほど大きくないとされています。部門・役職・個人成績によって実態は異なるため、口コミサイトでの個別確認が重要です。
- 大和証券の新卒初任給はいくらですか?
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2025年度(2025年春入社)の総合コースの初任給は月給30万円で、2026年度採用では31万円への引き上げが予定されています。ボーナスを含めた初年度の年収目安は約480〜520万円前後です。なお、高度な専門性を持つ人材向けの「総合職エキスパートコース」では月給50万円以上が設定されており、入社コースによって初年度年収は大きく異なります。
- 大和証券で年収を上げるには何が重要ですか?
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大和証券の年収アップに最も影響するのは「配属部門」と「個人の営業成績」の2点です。投資銀行(IB)部門やグローバルマーケッツ部門への異動・配属が年収最大化の近道であり、30歳時点でリテール部門と数百万円単位の差が生じます。リテール部門では個人の営業成績がボーナスに直結するため、成績上位者は20代でも年収1,000万円超えも可能です。また、課長代理・次長・部長への昇進タイミングが年収を大きく左右する分岐点となります。
- 大和証券のボーナスは年に何回ですか?
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大和証券のボーナスは年2回(夏・冬)支給されます。算定基準は「個人の営業成績」「支店長評価」「会社全体の業績」の3軸で構成されています。口コミ事例では年収1,160万円の内訳として賞与が約400万円(年収の約34%)を占めるケースも見られます。特にリテール部門では個人成績による変動幅が大きく、成績上位者は平均の2〜3倍のボーナスを得ることもあります。
※ 免責事項
本記事の情報は、大和証券グループ本社有価証券報告書・各種転職口コミサイト・転職メディアの調査データ(2024〜2026年時点)をもとに作成しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収・待遇は個人の評価・部署・在籍時期によって大きく異なります。本記事の内容はあくまで参考情報としてご利用ください。最終的な条件等は必ず公式採用ページや会社説明資料等をご確認ください。
参照・参考元




