Mercari, Inc.
メルカリの平均年収は1,176万円
有価証券報告書(2025年6月期)によると、株式会社メルカリの平均年収は1,176万円(平均年齢:36.3歳)です。IT・通信業界の平均年収が約460万円(doda調べ)であることを踏まえると、メルカリの年収水準は業界平均の約2.5倍という圧倒的な高さです。
メルカリはCtoC(個人間)フリマアプリ「メルカリ」の運営に加え、スマホ決済「メルペイ」や米国事業も展開する国内屈指のITメガベンチャーです。2018年に東証マザーズへ上場(2023年に東証プライムへ移行)し、年収は有価証券報告書で毎年公開されており、近年は右肩上がりに上昇を続けています。口コミサイトのデータでは1,166〜1,167万円と若干異なる場合もありますが、公式の有価証券報告書ベースでは1,176万円が最新値です。
平均年収1,176万円の手取り額の目安
年収1,176万円の場合、所得税・住民税・社会保険料等を差し引いた手取り額は約770〜800万円程度が目安です。月換算すると約64〜67万円となり、日本の平均的なサラリーマンの手取り月収(約27〜30万円)の2倍以上の水準に相当します。なお、メルカリは年俸制を採用しており、年俸を12分割した金額が毎月支給される仕組みです。
メルカリの年収ランキング|同業他社との比較
メルカリの平均年収が国内IT企業の中でどのくらいの水準なのか、主要な競合他社と比較してみましょう。各社の有価証券報告書および各種調査データをもとに、同業他社の平均年収をランキング形式で整理しました。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 1位 | メルカリ | 約1,176万円 | 36.3歳 |
| 2位 | サイバーエージェント | 約914万円 | 33.8歳 |
| 3位 | DeNA | 約854万円 | — |
| 4位 | 楽天グループ | 約820万円 | 35.3歳 |
| 5位 | LINEヤフー | 約819万円 | — |
国内IT企業の平均年収比較(出典:各社有価証券報告書・すべらない転職調査データ 2024〜2025年時点)
メルカリの平均年収は国内IT・ネット系企業の中でも断然トップクラスです。2位のサイバーエージェントと比べても約262万円の差があり、その突出ぶりが際立ちます。ただしこれは「平均値」であり、在籍する職種・グレード・評価によって実際の年収は大きく異なります。
また、平均年齢が36.3歳と若く、それでいて平均年収が1,176万円という点は特筆すべきポイントです。楽天グループ(820万円・35.3歳)と年齢層はほぼ同じですが、年収は約350万円以上の差があります。メルカリの高い年収水準は、単に高年齢・高キャリア層が多いからではなく、若くても実力次第で高収入を得られる仕組みにあります。
メルカリの年代別の年収|20代・30代・40代・50代
メルカリは年齢や勤続年数ではなく、グレード(等級)と成果に基づく実力主義の評価制度を採用しています。そのため「何歳だから年収〇〇万円」とは一概には言えませんが、一般的なキャリア進行に沿った年代別の平均的な年収目安は以下の通りです(口コミサイトデータを参考に算出)。
| 年齢 | 平均年収(目安) | 年収レンジ |
|---|---|---|
| 25歳 | 約450〜600万円 | 350万円〜800万円 |
| 30歳 | 約705万円 | 457万円〜1,087万円 |
| 35歳 | 約824万円 | 534万円〜1,270万円 |
| 40歳 | 約958万円 | 622万円〜1,477万円 |
| 45歳以上 | 1,200万円〜 | マネージャー昇進で大幅増 |
年代別の平均年収目安(出典:よりそい転職 2025年時点 ※口コミ等を参考に算出)
20代:グレード制でいきなり高年収も可能|450万円〜800万円台
メルカリへの新卒・第二新卒入社はグレード下位からスタートします。口コミでは「新卒で年収800万円程度 + ボーナス」という声も見られますが、職種・スキルによって大きな差があります。20代後半でビジネス職なら450〜600万円台、エンジニアはスキル次第で700〜800万円台も十分ありえます。また、メルカリには内定後に実績を積むと初任給が上がる「再オファー制度」があり、20代でも実力が給与に直結する仕組みが整っています。
30代:実力主義で差が開く|700万円〜1,200万円台
30代になるとグレードの差が年収に顕著に反映されます。30歳の平均は約705万円(457〜1,087万円のレンジ)ですが、リーダー職やシニア職に昇進すると1,000万円超えが視野に入ってきます。メルカリは年功序列ではないため、成果を出せない場合は年収が横ばいになるリスクもあるのが正直なところです。「年収を上げたい」なら、グレードアップのための成果を積極的に打ち出す姿勢が必要です。
40代・50代:マネージャー昇進で1,000万円超えが視野に
40歳の平均年収目安は約958万円(622〜1,477万円)とされています。マネージャー以上に昇進すれば1,000万円〜1,500万円台が現実的な水準です。ただし、メルカリの平均勤続年数は3.8年と短めであることも示すように、外部からの中途採用が多く、50代以上の管理職が少ないのも特徴です。役員クラスになると2,800万〜5,000万円以上の年収水準に達します。
メルカリの役職別の年収
メルカリではグレード(等級)が年収を決定する重要な要素です。一般社員からリーダー、マネージャーへと昇進するにつれて、年収は大きく跳ね上がります。以下に役職別の年収目安をまとめました。
| 役職 | 年収目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 一般社員 | 400万円〜800万円 | 職種・スキルにより幅広い |
| リーダー | 700万円〜1,200万円 | プロジェクトリードやシニア職相当 |
| マネージャー | 1,000万円〜1,500万円 | チーム管理職・昇進で大幅増 |
| シニアマネージャー | 1,500万円〜2,500万円 | 複数チーム統括クラス |
| 役員クラス | 2,800万円〜5,000万円以上 | 執行役員・事業責任者クラス |
役職別年収目安(出典:各種口コミサイト・OpenWork・よりそい転職データより)
マネージャー職への昇進が、メルカリで年収1,000万円を超えるための最も確実なルートです。メルカリはマネージャーに昇進した時点で基本給が大幅に引き上げられる仕組みになっており、一般社員時代との年収差が非常に大きくなっています。
「マネージャーになるまでが長い」という口コミもある一方、実力主義のため若手でも評価次第でリーダー職に就ける環境です。「年収を上げたいなら、上の職位に早くなること。年数をかけていても自動的には上がらない」という声が複数の口コミに見られ、メルカリの評価制度の実態をよく表しています。
メルカリの職種別の年収
メルカリでは、職種によっても年収に差があります。大きく「エンジニア・開発系」「PM・ディレクション」「コーポレート」「企画・マーケティング」「営業」に分けられ、それぞれの年収水準は以下の通りです。
| 職種 | 平均年収(目安) |
|---|---|
| ITエンジニア・開発職 | 約1,178万円 |
| コーポレート職 | 約1,082万円 |
| PM・ディレクション | 約1,081万円 |
| 企画・マーケティング | 約994万円 |
| その他 | 約870万円 |
| 営業職 | 約837万円 |
職種別年収(出典:タレントスクエア・OpenWork・各種調査データより)
エンジニア・開発職|メルカリで最も年収が高い職種
メルカリにおいて最も年収が高い職種はITエンジニア・開発職であり、平均年収は約1,178万円です。メルカリはテック企業として優秀なエンジニアを世界中から採用しており、グローバル水準の競争力ある報酬を提供しています。データサイエンティスト・セキュリティエンジニアなど専門性の高い職種では、さらに高い年収水準が期待できます。
「メルカリ 年収 エンジニア」で検索する人は、プログラミングスキルを活かして年収アップを狙いたいという強い意志を持っています。メルカリのエンジニアの実態を知る上で重要なのは、単なる平均値ではなく「グレードによる差」です。入社時のグレード判定がその後の年収に直接影響するため、転職時のグレード交渉が非常に重要になります。
PM・コーポレート・営業職の年収比較
エンジニア以外でも、PM・ディレクション(約1,081万円)やコーポレート(約1,082万円)は高い年収水準です。一方で、営業職は約837万円と他職種と比べると低めですが、それでも日本の営業職平均(約500〜600万円)を大幅に上回る水準です。企画・マーケティング職(約994万円)も1,000万円近く、メルカリ全体として職種を問わず高収入な環境といえます。
メルカリの年収体系|ボーナス・「無制限昇給制」の仕組み
メルカリの年収は「基本給(年俸制)+ボーナス」の2本柱で構成されています。年俸を12分割した金額が毎月支給される仕組みで、日本の一般的な月給制企業とは給与設計が異なります。
メルカリの年収体系(2本柱)
- 基本給:年俸制(年俸を12分割して毎月支給)。年2回の査定(3月・9月)で翌期の年俸が決定
- ボーナス(賞与):年2回支給(3月・9月)。グレードと評価結果により基本給の約20%〜100%が変動支給
ボーナスの支給時期と金額の目安
ボーナスは年2回(3月・9月)に支給されます。グレード(等級)と評価結果に応じて金額が変動し、基本給の20%〜100%程度が目安とされています。評価が高ければ高いほど大きなボーナスが期待できる成果連動型の仕組みです。
| 評価レベル | ボーナス目安(基本給比) | 備考 |
|---|---|---|
| 高評価(Exceed) | 約80%〜100% | 期待を大きく超えた成果 |
| 標準評価(Meet) | 約50%〜70% | 期待通りの成果 |
| 下回る評価(Below) | 約20%〜40% | 課題あり・改善が必要 |
ボーナス目安(各種口コミ・OpenWork情報をもとに算出)
「無制限昇給制」とは何か?実力主義の評価制度
メルカリは2018年に「無制限昇給制」を導入しました。これは年齢・役職・勤続年数に一切関係なく、成果と実力だけで年収が決まるという制度です。原則として昇給額の上限がなく、優秀な社員であれば入社直後からでも大幅な昇給が可能です。
- 年2回の査定:3月・9月に上長との評価面談があり、グレードと年俸が見直される
- 上限なし:一般社員でも圧倒的な成果を出せばマネージャー並みの年収も理論上は可能
- 透明性:グレードと年収テーブルがある程度オープンで、社員が自分の現在地を把握しやすい
- リスクも存在:成果が出なければ昇給しない・または降給になるケースもある
「無制限昇給制」はメルカリの年収を語る上で欠かせない仕組みです。一方で、「年収の変更(上下)が激しすぎてストレス」という口コミも存在します。高い年収を維持・向上させるためには、常に高いパフォーマンスを発揮し続けることが求められます。これがメルカリの「年収低い」「年収変更」というサジェストキーワードが生まれる背景でもあります。
メルカリへの転職で年収は上がる?リアルな実態
「メルカリへ転職したら年収は上がるのか?」——これはこの記事を読んでいる多くの人が最も知りたいことではないでしょうか。正直に言うと、転職前の現職年収によって答えは大きく異なります。一般的な目安を以下で整理しました。
| 現職年収 | 転職後の変化(目安) | ポイント |
|---|---|---|
| 〜500万円 | 大幅アップが期待できる | 職種・スキルに応じてグレード判定 |
| 500〜700万円 | アップが期待できる | 交渉次第で200〜300万円増も |
| 700〜900万円 | アップの可能性あり | スキル・実績が評価の鍵 |
| 900〜1,200万円 | 横ばいまたは微増 | マネージャー職以上を目指す必要 |
| 1,200万円以上 | 場合によっては下がる可能性も | 入社後の成果次第で変動大 |
現職年収別のメルカリ転職後の年収変化(目安)
「今の会社より年収が下がるかもしれない」という不安を持つ人は多いですが、現職年収が700万円以下なら、メルカリへの転職で年収アップできる可能性は高いです。ただし、メルカリは「入社後の成果」で次の査定年収が決まる仕組みのため、「最初のオファー年収が全てではない」という点も覚えておく必要があります。
転職時の年収交渉を成功させる3つのポイント
メルカリへの転職時に年収交渉で失敗しないために、以下の3点を意識することが重要です。
- ①グレード(等級)の判定を上げる:メルカリはグレードが年収の上限を決める。過去の実績や成果を具体的な数字で示し、高グレードでの入社を目指すことが最重要。「〇〇のプロジェクトでKPIを△%改善した」など定量的に伝えること。
- ②現職の年収を正確に伝える:ボーナス・ストックオプション含む総報酬ベースで伝えることで、オファー年収が引き上げられやすい。特に前職でボーナスが多い場合は必ず申告すること。
- ③転職エージェントを活用する:メルカリの採用に精通したエージェントを使うことで、グレード判定の仕組みや年収交渉の相場についてアドバイスを得やすい。個人交渉よりも成功率が高まる。
メルカリへの転職におすすめの転職エージェント
メルカリへの転職は、国内IT企業の中でも高い難易度のひとつです。しかし、近年は中途採用を継続的に行っており、様々な職種での転職実績が出ています。年収1,000万円超えの高年収・優良企業への転職を成功させたいなら、IT・ハイクラス転職に強い転職エージェントを活用することが最善の近道です。
メルカリに関するよくある質問
メルカリの平均年収はいくらですか?
有価証券報告書(2025年6月期)によると、株式会社メルカリの平均年収は1,176万円(平均年齢:36.3歳)です。口コミサイトによっては1,166〜1,167万円と若干異なる場合がありますが、公式の有価証券報告書ベースでは1,176万円が最新値です。IT・通信業界の平均年収(約460万円)の約2.5倍と、国内IT企業の中でもトップクラスの水準です。
メルカリで年収1,000万円は可能ですか?
メルカリではマネージャー職以上に昇進することで年収1,000万円〜1,500万円台が視野に入ります。一般社員・リーダー職でも700〜800万円台は十分に可能です。特にエンジニア職はリーダー相当でも1,000万円超えのケースがあります。メルカリの「無制限昇給制」により、実力と成果次第では年次に関わらず1,000万円超えも不可能ではありません。
メルカリの初任給はいくらですか?
メルカリの初任給は公式には公開されていませんが、職種によって異なります。ビジネス職では400万〜500万円、エンジニア職では500万〜700万円が目安とされています。また「再オファー制度」があり、内定後に実績を積むことで入社前に初任給が引き上げられる仕組みもあります。口コミでは「新卒で800万円程度+ボーナス」という事例も確認されています。
メルカリのボーナスはいつ・いくら支給されますか?
メルカリのボーナスは年2回(3月・9月)支給されます。金額はグレード(等級)と評価結果に応じて変動し、基本給の約20%〜100%が目安です。高評価(Exceed)の場合は基本給の80〜100%相当が支給されるケースもあります。年俸制のため、ボーナスを含めた総報酬で年収を考えることが重要です。
メルカリへの転職難易度はどのくらいですか?
メルカリへの転職は国内IT企業の中でも難易度が高い部類に入ります。ただし中途採用は継続的に行われており、エンジニア・ビジネス職問わず採用実績があります。選考は「書類選考→複数回の面接(技術面接や行動面接)」が一般的です。メルカリはカルチャーフィットを重視するため、「Go Bold(大胆にやろう)」などの行動指針への共感が採用の鍵になります。ハイクラス転職エージェントを活用することで、選考対策や年収交渉のサポートを受けながら内定率を高めることができます。
※ 免責事項
本記事の情報は、有価証券報告書(2025年6月期)・各種転職口コミサイト(OpenWork・エンゲージ会社の評判 等)・ハイクラス転職サイト・各種Webメディアの調査データをもとに作成しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収・待遇は個人のグレード・評価・部署・在籍時期によって大きく異なります。本記事の内容はあくまで参考情報としてご利用ください。最終的な条件等は必ず公式採用ページや会社説明資料等をご確認ください。
参照・参考元

