CyberAgent, Inc.
サイバーエージェントの平均年収は914万円
2025年9月期の有価証券報告書によると、株式会社サイバーエージェントの平均年収は914万円(平均年齢33.8歳)です。前期(2024年9月期)の882万円から32万円増加しており、2019年9月期の682万円と比べると6年間で約34%上昇しています。
国税庁の民間給与実態統計調査による給与所得者の平均年収は478万円のため、サイバーエージェントはこれを436万円も上回る水準です。ネット広告・メディア業界の中でも高い給与水準を維持しています。
口コミサイトの年収が低く見える理由
口コミサイトの集計では平均年収が650万円台と表示されるケースもありますが、これは20代の若手社員の投稿割合が高く、勤続年数の浅い層のデータに引っ張られやすいためです。有価証券報告書の914万円は全社員(執行役員を除く)の実支給額の平均のため、会社全体の給与水準を判断する際はこちらを基準にすることをおすすめします。
平均年収914万円の手取り額の目安
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、33歳前後で年収914万円の場合、年間の手取り額は約677万円、ひと月あたりの手取り額は約56万円が目安です。実際の手取りは扶養家族の有無・各種控除・居住地域によって異なります。
| 年収 | 想定シーン | 年間手取り目安 | 月手取り目安 |
|---|---|---|---|
| 600万円 | 20代後半(C・S前半) | 約462万円 | 約38万円 |
| 800万円 | 30代前半(S中堅) | 約601万円 | 約50万円 |
| 914万円 | 33.8歳(平均) | 約677万円 | 約56万円 |
| 1,000万円 | Eグレード・マネージャー | 約735万円 | 約61万円 |
| 1,200万円 | 部長・局長クラス | 約855万円 | 約71万円 |
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算(目安)
サイバーエージェントの年収ランキング|同業他社との比較
各社の直近の有価証券報告書をもとに、ネット・メディア業界大手7社の平均年収を比較しました。サイバーエージェントはメルカリに次ぐ2位という結果です。LINEヤフーやDeNAとは30万円前後の僅差ですが、GMOインターネットグループやミクシィとは70万〜120万円以上の開きがあります。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 1位 | メルカリ | 1,176万円 | 36.3歳 |
| 2位 | サイバーエージェント | 914万円 | 33.8歳 |
| 3位 | LINEヤフー | 902万円 | 39.0歳 |
| 4位 | DeNA | 883万円 | 37.9歳 |
| 5位 | 楽天グループ | 851万円 | 36.0歳 |
| 6位 | GMOインターネットグループ | 841万円 | 39.0歳 |
| 7位 | ミクシィ(MIXI) | 792万円 | 37.4歳 |
各社の有価証券報告書をもとに作成(直近開示データ)
メルカリはフリマアプリ事業の高い収益性を背景に突出した水準ですが、サイバーエージェントは広告・ゲーム・メディアの3事業を柱にした複合ビジネスモデルで安定して上位を維持しています。平均年齢が33.8歳と比較企業の中で最も若い点を踏まえると、年齢の割に高い年収水準と言えます。
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サイバーエージェントの年代別の年収は?
転職サイト各社が公開している年代別データを参考にすると、サイバーエージェントは20代のうちから年収が伸びやすく、30代で大きく跳ねる傾向があります。40代以降は管理職への登用有無で差が開きやすく、同じ年代でも年収に幅が出やすいのが特徴です。
| 年代 | 平均年収の目安 |
|---|---|
| 20代後半(25〜29歳) | 671万円 |
| 30代前半(30〜34歳) | 851万円 |
| 30代後半(35〜39歳) | 966万円 |
| 40代以降 | 870万〜1,128万円(管理職登用で上振れ) |
転職サイト各社の公開データをもとに作成(目安)
20代:新卒・ジュニア層|500〜670万円
新卒の初任給は月42万円(年俸504万円)からスタートし、半期ごとの評価で早期に昇給する仕組みです。成果を出したジュニア層は20代のうちにグレードが上がり、671万円という平均を超えるケースも珍しくありません。子会社の新規事業立ち上げに抜擢されるなど、若手のうちから裁量の大きい仕事を任される文化が年収の伸びを後押ししています。
30代:シニア・マネージャー層|850〜970万円
30代前半で851万円、30代後半で966万円と、年代の中でもっとも年収が伸びる時期です。グレード制度でいうS(シニア)からE(エキスパート)へ昇格するタイミングと重なり、マネージャーへ昇進する社員も増えてきます。プレイヤーとして専門性を伸ばすか、マネジメントに転向するかで40代以降のキャリアの分岐点になります。
40代:部長・局長・子会社役員層|870万〜1,500万円
40代の平均年収には870万〜1,128万円と幅がありますが、部長・局長クラスに昇進すると1,500万円以上に到達する社員もいます。サイバーエージェントは20代で子会社の社長に抜擢される事例もあるほど昇進スピードが速く、40代で役員クラスに就いた場合は年収2,000万円以上に達するケースも見られます。
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サイバーエージェントの役職別の年収は?
サイバーエージェントのビジネス職はG(ジュニア)→C(メンバー)→S(シニア)→E(エキスパート)の4段階のグレード制を採用しています。年功序列ではなく評価によって昇格が決まるため、20代でも上位グレードに到達すれば年収は大きく伸びます。
| 役職・グレード | 年収目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| G(ジュニア) | 400〜550万円 | 新卒・第二新卒の入口グレード |
| C(メンバー) | 550〜750万円 | 独り立ちして成果を出す段階 |
| S(シニア) | 700〜1,000万円 | 専門性を発揮する中堅層 |
| E(エキスパート) | 1,000万円〜 | 30歳前後で到達する社員が多い |
| マネージャー | 800〜1,500万円 | 部長・局長クラスの手前 |
| 子会社社長・役員 | 2,000万円以上 | 20代での抜擢事例もあり |
サイバーエージェントのグレード制度と年収イメージ
年俸は半期ごとにS〜Dの評価ランクで見直されるため、賞与を待たずに月々の給与そのものが上がっていく点が特徴です。結果を出し続ける人ほど昇格のスピードが速く、逆に評価が伸び悩むと同期との年収差が早い段階から開いていきます。
サイバーエージェントの職種別の年収は?
職種別に見ると、マーケティング職や研究開発職の年収が高い傾向にあります。OpenWorkの社員クチコミ(748人分)を集計した職種別データは以下の通りです。
| 職種 | 平均年収 |
|---|---|
| マーケティング職 | 705万円 |
| エンジニア・SE職 | 672万円 |
| 営業職 | 663万円 |
| プロデューサー職 | 654万円 |
| 広告職 | 632万円 |
| プランナー職 | 612万円 |
出典:OpenWork社員クチコミ集計(口コミベースのため有価証券報告書の数値とは異なります)
この職種別データは口コミの集計値のため、有価証券報告書ベースの914万円より低めに出ています。特筆すべきはAI・データ分析を担う研究開発職で、他の情報源では平均1,181万円という数値も報告されており、他職種を大きく引き離す水準です。技術系人材の獲得競争が激化する中、専門性の高いポジションほど報酬が上振れしやすい構造になっています。
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サイバーエージェントのボーナス・賞与制度は?
サイバーエージェントは年俸制を採用しており、一般的な企業のような夏・冬の定期賞与はありません。年間の給与総額をあらかじめ決めて12分割で支給し、半期ごとの評価改定で年俸そのものが変動する仕組みです。
決算賞与のポイント
- 業績が好調な年度は、決算月(9月)に決算賞与が支給されることがある
- 2019年以降はAbemaTVへの先行投資の影響で、決算賞与が見送られた年度もある
- 賞与を待たずに年2回の年俸改定で報酬が反映されるため、月給の伸びで実感しやすい
決算賞与が出るかどうかは事業年度の業績次第であるため、入社前に「賞与ありき」で年収を見積もるのは危険です。過去の支給実績や年俸制の仕組みについては、サイバーエージェントの決算賞与の実態を解説した記事でより詳しく取り上げています。
サイバーエージェントは激務・やばいと言われる理由は?残業時間の実態
「高年収の裏で身を削っているのでは」という不安を持つ方は少なくありません。公表データと口コミの残業時間には大きな差があり、この数字のギャップこそが「激務」というイメージの正体と言えます。
| データソース | 平均残業時間 |
|---|---|
| 会社公表(2024年度実績) | 13.3時間 |
| doda調べ・全職種平均 | 21.9時間 |
| OpenWork社員クチコミ | 41.5時間 |
会社公表データ・doda・OpenWorkの各データをもとに作成
会社全体の公表値は13.3時間と落ち着いていますが、広告・ゲームの繁忙部署やリリース直前のクリエイティブ職では、口コミの41.5時間に近い働き方になる時期があるようです。裁量労働制に近い働き方を好む社員が多い一方、成果へのプレッシャーが強い部署ほど拘束時間が伸びやすい構造は理解しておく必要があります。
その一方で、「2駅ルール」(勤続1〜5年目に家賃補助月3万円)や「macalonパッケージ」(妊活休暇・卵子凍結補助など9つの制度)のように、長く働き続けるための福利厚生が手厚い点も見逃せません。女性管理職比率は25.0%と業界内でも高水準で、成果主義と働きやすさの両立を目指す姿勢がうかがえます。
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サイバーエージェントへの転職におすすめの転職エージェント
MyVision|ハイクラス特化の転職エージェント
| サービス名 | MyVision(マイビジョン) |
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| 特徴 | 独占・非公開求人を多数保有 年収100万円UP実績多数 |
| 公式ページ | https://my-vision.co.jp/ |
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JACリクルートメント

| サービス名 | JACリクルートメント |
| 対象 | ミドル・ハイクラス転職(管理職・専門職・外資系) |
| 特徴 | 外資系・グローバル企業に強み。 年収600万〜1,500万円の求人を多数保有 |
| 公式ページ | https://www.jac-recruitment.jp/ |
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サイバーエージェントの年収に関するよくある質問
サイバーエージェントで年収1,000万円は達成できる?
可能です。グレード制度でE(エキスパート)に昇格すると年収1,000万円が視野に入り、30歳前後で到達する社員も珍しくありません。マネージャーへの昇進、あるいは子会社の役員クラスへの抜擢も年収1,000万円到達の主要なルートです。20代のうちから裁量の大きい仕事を任される文化があるため、年齢よりも成果とグレードが年収を左右します。
サイバーエージェントの初任給はいくらですか?
新卒の初任給は月42万円(年俸換算504万円)です。ただしこの金額には月80時間分の固定残業代が含まれているため、実際の基本給部分はこれより低くなります。エンジニア職では能力別給与体系があり、エキスパート認定を受けると年俸720万円からスタートするケースもあります。
ボーナス(賞与)はありますか?
年俸制のため、夏・冬の定期賞与という形はありません。業績が好調な年度は決算月(9月)に決算賞与が支給されることがありますが、2019年以降は投資フェーズの影響で見送られた年度もあります。半期ごとの評価改定で年俸そのものが上下するため、賞与よりも月々の年俸の伸びで成果が反映される仕組みです。
サイバーエージェントは激務って本当ですか?
会社が公表する平均残業時間は13.3時間ですが、社員クチコミサイトでは41.5時間という数値も報告されており、部署や時期による差が大きいのが実情です。広告・ゲームの繁忙部署やリリース前のクリエイティブ職は拘束時間が伸びやすい一方、家賃補助や妊活支援など長く働くための福利厚生も整備されています。
中途入社の場合、前職より年収は上がりますか?
中途採用比率は51.9%(2025年9月期)と高く、キャリア採用が採用の主軸のひとつです。前職の年収や経験に応じてグレードが決まるため、専門性の高いスキルを持つ人材ほど前職を上回る条件を提示されやすい傾向があります。ただし即戦力としての活躍を前提とした採用のため、入社後すぐに成果を求められる点は理解しておく必要があります。
サイバーエージェントの評価制度はどのようなものですか?
半期に一度の評価面談でS〜Dのランクが決まり、評価に応じて年俸が改定されるグレード制を採用しています。年功序列ではなく成果に応じた昇格が基本のため、20代でも上位グレードに到達すれば大きく年収が伸びます。一方で評価が伸び悩むと、同期との年収差が早い段階から開いていく厳しさもあります。
※ 免責事項
本記事の情報は、株式会社サイバーエージェントの有価証券報告書・公式ウェブサイトで公開されている情報(2026年9月時点)、および転職口コミサイト等の公開情報をもとに執筆しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収や待遇は個人の評価・部署・時期によって大きく異なる場合があります。本記事における推測や考察は公開情報に基づく見解であり、株式会社サイバーエージェントの公式見解ではありません。最終的な条件等は必ず公式採用ページや有価証券報告書等をご確認ください。
参照・参考元
株式会社サイバーエージェント 公式HP
日本経済新聞 サイバーエージェントの年収情報
OpenWork サイバーエージェント 社員クチコミ
厚生労働省「賃金構造基本統計調査の概況」




