Pasona Group Inc.
パソナグループの平均年収は628万円
有価証券報告書(2025年5月期)によると、株式会社パソナグループの平均年収は628万円(平均年齢34.9歳)です。【出典:有価証券報告書 2025年5月期】
国税庁「令和5年民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者全体の平均年収は460万円です。パソナグループはこれを168万円上回る水準にあり、人材サービス業界の中でも上位に位置します。
なお、この628万円は持株会社「株式会社パソナグループ」単体の数字です。人材派遣・紹介事業を行う子会社「株式会社パソナ」とは別法人のため、職種・配属先によって年収水準が異なる点に注意が必要です。
年収628万円の手取り額は?
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、34.9歳で年収628万円の場合、年間の手取り額は約477万円、ひと月あたりの手取り額は約40万円が目安です。実際の手取りは扶養家族の有無・各種控除・居住地域によって異なります。
| 年収 | 想定年代 | 年間手取り目安 | 月手取り目安 |
|---|---|---|---|
| 400万円 | 20代前半 | 約309万円 | 約26万円 |
| 500万円 | 20代後半〜30代前半 | 約384万円 | 約32万円 |
| 600万円 | 30代後半 | 約455万円 | 約38万円 |
| 628万円 | 34.9歳(平均) | 約477万円 | 約40万円 |
| 700万円 | 40代前半 | 約528万円 | 約44万円 |
| 800万円 | 40代後半 | 約601万円 | 約50万円 |
| 1,000万円 | 50代 | 約735万円 | 約61万円 |
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算(目安)
パソナグループの年収ランキング|同業他社との比較
人材業界の主要上場企業とパソナグループの平均年収を比較すると、パソナグループは5社中4位の年収水準です。リクルートHDとは約336万円の差がありますが、人材サービス業界の平均(約446万円)は大幅に上回っています。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|---|
| 1位 | リクルートホールディングス | 964万円 | 約37歳 |
| 2位 | JACリクルートメント | 837万円 | 約34歳 |
| 3位 | パーソルホールディングス | 819万円 | 40.9歳 |
| 4位 | パソナグループ | 628万円 | 34.9歳 |
| 5位 | エン・ジャパン | 538万円 | 約34歳 |
各社有価証券報告書・転職口コミサイトをもとに作成(2024〜2025年・目安)
リクルートHDとパーソルHDは持株会社としての規模と事業領域の広さで年収水準が高い傾向にあります。パソナグループは平均年齢34.9歳と、パーソルHD(40.9歳)より6歳若い点を考慮すると、同年齢層で比較した際の格差はやや縮まります。ただし、人材業界でキャリアアップを目指すなら、転職後の年収水準と評価制度を入社前にしっかり確認しておくことが重要です。
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パソナグループの年代別年収|20代・30代・40代・50代
転職口コミサイトのデータをもとにしたパソナグループの年代別年収は以下の通りです。年代が上がるにつれて右肩上がりに増加する傾向があり、40代から50代にかけて昇給幅が大きくなります。ただし、年功序列の影響が強い評価体系のため、同年代でも役職・職種・個人評価によって年収に差が生じます。
| 年代 | 平均年収 |
|---|---|
| 20代 | 420万円 |
| 30代 | 566万円 |
| 40代 | 686万円 |
| 50代以上 | 771万円 |
転職口コミサイト・各種データをもとに作成(目安)
20代|平均420万円
20代の平均年収は420万円です。2026年4月入社の新卒初任給は大卒245,000円/月・大学院卒252,000円/月で、ボーナス込みで換算すると初年度年収は350〜400万円程度が目安です。入社3〜5年で営業実績を積むか、専門職としてスキルアップすることで、20代後半には450万円台を超えることも可能です。
30代|平均566万円
30代の平均年収は566万円です。20代から146万円増加しており、昇格・役職付与によって昇給幅が広がる時期です。ONE CAREER PLUSのデータによると、パソナグループの31歳時点の目安年収は500万円以上とされています。この年代は係長・主任クラスへの昇格が年収の分岐点となるため、上司への成果の見せ方が重要になります。
40代|平均686万円
40代の平均年収は686万円です。課長職以上の管理職に就く割合が高まる年代であり、課長クラスで年収977〜1,018万円、部長クラスで1,179〜1,228万円が見込めます。管理職に昇進できるかどうかで、40代以降の年収に大きな差が生まれます。
50代以上|平均771万円
50代以上の平均年収は771万円です。部長クラス以上の管理職が多く含まれる年代で、部門全体の事業責任を担うポジションが中心です。パソナグループは平均年齢34.9歳と若い組織構成のため、50代に在籍する社員はグループ内でも上位のマネジメント層が多くを占めます。
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パソナグループの役職別年収
パソナグループの役職別年収は、一般社員から管理職へ昇格するタイミングで大きく変動します。課長以上になると年収1,000万円超えが現実的な水準です。日系企業らしく年功序列の影響を受けつつも、業績評価が昇格スピードに一定の影響を与えます。
| 役職 | 年収目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 一般社員 | 400〜600万円 | 年功・評価で段階的に昇給 |
| 係長クラス | 748〜779万円 | チームリーダーとしての業績責任 |
| 課長クラス | 977〜1,018万円 | 部門の管理・業績目標を担う |
| 部長クラス | 1,179〜1,228万円 | 事業部門全体を統括 |
転職口コミサイト・各種データをもとに作成(目安)
年収1,000万円に到達するには?
パソナグループで年収1,000万円を達成するには、課長クラス以上への昇進が最も現実的なルートです。評価制度は年功序列の傾向があるため、昇格には一定の在籍年数と継続的な業績評価が求められます。
ただし、口コミでは「高評価でもボーナスに反映されない」「昇給が年功序列でモチベーションが維持しにくい」という声も複数確認されています。実力主義で早期に高収入を目指したい場合は、転職時に職種・等級・報酬体系を詳細に確認することが不可欠です。
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パソナグループの職種別年収
パソナグループの職種別年収を見ると、法人営業職が最も高く、事務職が最も低い傾向があります。同じパソナグループでも、就く職種によって年収に60〜70万円程度の差が生まれます。
| 職種 | 平均年収 | 特徴 |
|---|---|---|
| 法人営業職 | 475万円 | インセンティブで上振れも |
| エンジニア・SE職 | 458万円 | 専門スキルで年収アップ可 |
| 総合職・コンサルタント | 415〜420万円 | 幅広い業務を担当 |
| 事務職 | 408万円 | 安定だが昇給ペース緩やか |
転職口コミサイト・各種データをもとに作成(目安)
法人営業職の年収
法人営業職の平均年収は475万円と職種別で最も高い水準です。クライアント企業への人材紹介・派遣提案を行う職種で、成果連動のインセンティブが加わる場合は500〜600万円台に達するケースもあります。担当するクライアントの規模や成約数によって年収に差が出やすい職種です。
総合職・コンサルタント職の年収
総合職・コンサルタント職の平均年収は415〜420万円です。人材紹介のコンサルタントや新規事業企画など、幅広い業務を担当します。成果が年収に反映されるスピードは営業職ほど速くないものの、管理職への昇進ルートに乗りやすい職種でもあります。キャリア志向の高い社員には、グループ内での異動・昇格の機会が与えられるケースも多いです。
事務・管理系の年収
事務職の平均年収は408万円です。人事・経理・総務などのコーポレート機能を担う職種で、安定した就業環境が特徴です。昇給ペースは他職種より緩やかな傾向があります。年収を大きく上げるには管理職への昇進が求められますが、ライフイベントとの両立がしやすく、長期就業を希望する方に向いています。
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パソナグループの年収は低い?業界内での実態
ネット上では「パソナ 年収 低い」という検索や、低年収ランキングへの登場を指摘する声があります。しかし、正確なデータで見ると評価はまったく異なります。
人材サービス業界全体の平均年収は約446万円(doda調べ)です。パソナグループの628万円はこれを182万円上回る水準にあり、業界内では明確に上位に位置します。
「年収が低い」というイメージが広まる背景には、主に3つの混同があります。
- 持株会社と子会社の混同:「パソナグループ」(持株会社)と「パソナ」(派遣・紹介を行う事業子会社)は別法人。子会社の平均年収は持株会社より低い傾向がある
- 派遣スタッフとの混同:パソナが派遣している登録スタッフの賃金は、パソナグループ正社員の年収とは別物。派遣スタッフの低時給がパソナグループ社員の年収イメージを引き下げている
- リクルートHDとの比較:業界最大手のリクルートHD(964万円)と比較されることで、相対的に低く見えてしまう
つまり、パソナグループへの転職を検討する際に参照すべきは「持株会社としての628万円」です。業界平均を182万円上回る年収水準であることは、数字が明確に示しています。
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パソナグループの年収推移|過去11年で着実に増加
有価証券報告書のデータによると、パソナグループの平均年収は2014年の512万円から2025年の628万円へと、11年間で116万円(約22.7%)増加しました。コロナ禍(2021年)に一時的な微減があったものの、全体的に右肩上がりの推移を続けています。
| 年度 | 平均年収 |
|---|---|
| 2014年5月 | 512万円 |
| 2018年5月 | 585万円 |
| 2020年5月 | 608万円 |
| 2022年5月 | 619万円 |
| 2023年5月 | 622万円 |
| 2024年5月 | 627万円 |
| 2025年5月 | 628万円 |
出典:有価証券報告書(irbank.net 2014〜2025年)
直近2〜3年の増加幅は年間1〜5万円程度と伸びが緩やかになっています。大幅な年収アップを期待する場合は、役職昇格や職種転換が現実的な選択肢です。また、従業員数は2014年の171名から2025年の880名へと約5倍に増加しており、組織規模の拡大に伴うポジション増加で昇格機会が広がっている点は注目です。
パソナグループの初任給・新卒年収
パソナグループの2026年4月入社の新卒初任給は以下の通りです。
| 学歴 | 初任給(月給) |
|---|---|
| 大学院卒 | 252,000円 |
| 大学卒 | 245,000円 |
出典:パソナグループ採用情報(2026年4月予定)
ボーナスを含めた初年度の想定年収は350〜400万円程度が目安です。厚生労働省の調査による大卒平均初任給は約224,900円(2024年)であるため、パソナグループの初任給は平均をやや上回る水準です。
大学院卒と大学卒の初任給差は7,000円/月(年間84,000円)です。入社後のキャリア形成や評価次第で、学歴差を早期に上回ることは十分可能です。
パソナグループのボーナス・賞与の実態
転職口コミサイトのデータによると、パソナグループの年間ボーナス平均は97〜101万円です。人材サービス業界の平均ボーナス(約87万円)を10〜14万円上回る水準にあります。
ただし、評価制度については注意が必要です。口コミでは「昇給・昇格は年功序列の傾向があり、人事考課で高評価を受けてもボーナスに反映されないことがある」という声が複数確認されています。
ボーナスに関する実態まとめ
- 支給回数:年2回(夏・冬)が一般的
- 平均額:97〜101万円(人材業界平均87万円を上回る)
- 評価反映:年功序列の影響が強く、個人成果がボーナスに直結しにくいとの声あり
- 職種差:営業職はインセンティブが加算されるため、事務職より総収入が高くなる傾向
転職前には、役職・職種ごとのボーナス体系を必ず確認しましょう。特に「年収交渉の余地があるかどうか」は、転職エージェントを通じてリアルな情報を得ることが近道です。
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パソナグループの福利厚生と残業時間
パソナグループの月間平均残業時間は14.4時間です。dodaの「平均残業時間ランキング」によると、日本全体の平均は21.9時間であるため、パソナグループは平均を7時間以上下回る短い水準です。
| 比較対象 | 平均残業時間 |
|---|---|
| パソナグループ | 14.4時間 |
| 日本全体の平均 | 21.9時間 |
| 人材サービス業界平均 | 約20〜22時間 |
出典:口コミサイト調査・doda平均残業時間ランキング
福利厚生の主な内容は以下の通りです。
| カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| 社会保険 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
| 健康 | 健康診断オプション検査(年1回・自己負担なし) |
| 育児・介護 | 育児休業、介護休暇、出産育児一時金 |
| 研修・育成 | 多彩なeラーニング・無料研修によるキャリアアップ支援 |
| 慶弔・サポート | 慶弔事・育児・介護など節目に沿った各種サポート |
| 働き方 | 在宅勤務制度(一部部署)、フレックスタイム制(一部) |
出典:パソナグループ採用情報・転職口コミサイト
パソナグループは2020年に本社機能の一部を兵庫県淡路島に移転しており、地方創生×ライフスタイル改革という先進的な働き方を推進しています。農業・観光・教育など多様な事業が淡路島を拠点に展開されており、自然環境の中でキャリアを積む選択肢もある点は他社にない特徴です。
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パソナグループの年収に関するよくある質問
パソナグループの年収は業界内で高い?低い?
業界平均(約446万円)と比べると、パソナグループの628万円は182万円高く、業界内では上位に位置します。ただし、業界最大手のリクルートHD(964万円)やパーソルHD(819万円)と比較すると見劣りします。「低い」というイメージは、派遣スタッフの賃金や子会社の年収との混同が原因であることが多いです。
パソナグループで年収1,000万円は可能?
可能です。課長クラスへの昇進で977〜1,018万円、部長クラスで1,179〜1,228万円が見込めます。ただし、パソナグループの評価制度は年功序列の傾向があるため、昇格には一定の在籍年数と継続的な業績評価が必要です。早期に1,000万円を目指すなら、職種選択(法人営業+インセンティブ)や転職タイミングを戦略的に考えることが重要です。
パソナグループへの転職で年収は上がる?
転職前の職種・年収水準によります。人材サービス業界からの転職であれば年収アップが見込めるケースが多いですが、外資系IT企業や金融業界からの転職では年収が下がる可能性もあります。転職前に転職エージェントを通じて年収交渉を行い、前職比較での条件を事前に確認することをおすすめします。
パソナグループの初任給は高い?
2026年4月入社の初任給は大卒245,000円・大学院卒252,000円です。厚生労働省の調査による大卒平均初任給(約224,900円)を上回る水準で、業界平均と比べてもやや高めです。ボーナス込みの初年度年収換算では350〜400万円程度が目安となります。
パソナとパソナグループは同じ会社?
別法人です。「株式会社パソナグループ」は持株会社で、上場企業として有価証券報告書を公開しています。「株式会社パソナ」は人材派遣・人材紹介を行う事業子会社です。平均年収628万円はパソナグループ(持株会社)の数字であり、子会社のパソナや派遣スタッフの報酬とは異なります。転職活動では、応募先が持株会社か事業子会社かを必ず確認してください。
※ 免責事項
本記事の情報は、株式会社パソナグループの有価証券報告書(2025年5月期)、および転職口コミサイト等の公開情報をもとに執筆しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収や待遇は個人の評価・部署・時期によって大きく異なる場合があります。本記事における推測や考察は公開情報に基づく見解であり、株式会社パソナグループの公式見解ではありません。最終的な条件等は必ず公式採用ページや会社説明資料等をご確認ください。
参照・参考元
パソナグループ 有価証券報告書
irbank.net パソナグループ平均年収推移
厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」




