Deloitte Tohmatsu LLC
デロイトトーマツの平均年収は987万円
転職口コミサイト「エンゲージ会社の評判」(2024年11月時点)によると、デロイトトーマツの平均年収は987万円(平均年齢34歳)です。【出典:エンゲージ会社の評判】OpenWorkの正社員1,618人の集計でも942万円という近い水準が出ており、複数のソースで940万〜990万円台に収束しています。
厚生労働省の調査による給与所得者全体の平均年収は478万円(令和6年分)のため、デロイトトーマツはその2倍以上の水準にあります。ただし、デロイトトーマツは非上場の合同会社であり、日本の上場企業のような有価証券報告書に基づく公式の平均年収開示はありません。本記事の数値は転職口コミサイトの登録者データをもとにしたものです。
平均年収987万円の手取り額の目安
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、年収987万円の場合、年間の手取り額は約723万円、ひと月あたりの手取り額は約60万円が目安です。実際の手取りは扶養家族の有無・各種控除・居住地域によって異なります。
| 年収 | 想定役職 | 年間手取り目安 | 月手取り目安 |
|---|---|---|---|
| 600万円 | コンサルタント | 約462万円 | 約38万円 |
| 800万円 | シニアコンサルタント | 約601万円 | 約50万円 |
| 987万円 | 平均年収 | 約723万円 | 約60万円 |
| 1,000万円 | マネージャー | 約735万円 | 約61万円 |
| 1,300万円 | マネージャー上位 | 約938万円 | 約78万円 |
| 1,500万円 | シニアマネージャー | 約1,060万円 | 約88万円 |
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算(目安)
実際の職場環境や退職動向については、別記事で詳しく検証しています。デロイトトーマツが「やばい」と言われる理由もあわせて確認しておくと、転職後のミスマッチを防ぎやすくなります。

デロイトトーマツの年収ランキング|同業他社との比較
「BIG4の中でデロイトは安いのでは」という不安を持つ方は少なくありません。実際に主要なコンサルティングファーム・IT関連企業7社の平均年収を並べると、デロイトトーマツは僅差ながら最上位クラスに位置しています。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | データソース |
|---|---|---|---|
| 1位 | デロイトトーマツ | 987万円 | エンゲージ会社の評判 |
| 2位 | PwCコンサルティング | 976万円 | OpenWork |
| 3位 | KPMGコンサルティング | 954万円 | OpenWork |
| 4位 | 富士通 | 929万円 | 有価証券報告書(2025年3月期) |
| 5位 | NTTデータ | 923万円 | 有価証券報告書(2025年3月期) |
| 6位 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 918万円 | OpenWork |
| 7位 | アクセンチュア | 866万円 | OpenWork |
主要コンサルティング・IT関連企業の平均年収比較(各社公開情報・口コミサイトをもとに作成)
1位から7位までの差は121万円にとどまり、BIG4・大手SIerを含めた主要企業の年収水準は900万円台に集中する僅差の争いになっています。データソースが異なる点には注意が必要ですが、デロイトトーマツはその中でも頭ひとつ抜けた水準を維持しています。
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デロイトトーマツの年代別の年収|20代・30代・40代・50代
口コミサイトのデータを参考に、デロイトトーマツの年代別平均年収を紹介します。評価連動の賞与比率が大きいため、同じ年代でもプロジェクトの成果次第で年収に100万円以上の差が生じます。
| 年代 | 平均年収 | 最高年収 |
|---|---|---|
| 25〜29歳 | 735万円 | 1,100万円 |
| 30〜34歳 | 936万円 | 1,800万円 |
| 35〜39歳 | 1,207万円 | 2,500万円 |
| 40〜44歳 | 1,317万円 | 非公開 |
デロイトトーマツの年代別平均年収(口コミサイトデータをもとに作成)
20代:ビジネスアナリスト・コンサルタント|735万円
25〜29歳の平均年収は735万円です。新卒でビジネスアナリストとして入社した場合、年俸制のベースに加えて年1回の業績連動賞与が支給されます。早期にコンサルタントへ昇格できれば、20代のうちに年収800万円台へ到達することも珍しくありません。最高年収1,100万円という数字は、成果を出した若手がすでにシニアクラスに近い報酬を得ている実態を示しています。
30代:シニアコンサルタント・マネージャー昇進期|936万〜1,207万円
30代前半の平均年収は936万円、30代後半は1,207万円です。この年代はシニアコンサルタントからマネージャーへの昇進が年収の最大の節目となる時期で、昇進すると年収レンジが900万〜1,200万円から1,200万〜1,500万円へと一気にジャンプし、その差は200万〜300万円以上に達します。30代のうちにマネージャーへ到達できるかどうかが、その後のキャリアの分水嶺になります。
40代:マネージャー・シニアマネージャー|1,317万円
40〜44歳の平均年収は1,317万円です。この年代の多くはマネージャーからシニアマネージャーへのステップアップ期にあり、プロジェクト全体の収益責任を担う立場になるほど、業績連動賞与の割合も大きくなります。一方で、部下のマネジメントと自らのデリバリーを両立する負荷も増すため、成果と負担が比例して大きくなる時期でもあります。
50代以降:シニアマネージャー・パートナー|2,000万円台〜(推定)
50代の平均年収を公表しているデータは限られていますが、役職別の年収レンジ(後述)から推定すると、この年代の中心層はシニアマネージャーからパートナーにあたり、2,000万円台〜がボリュームゾーンになると見られます。パートナーに昇格すれば3,000万円を超える報酬も現実的で、年功ではなく成果と役職で報酬が決まる仕組みが徹底されています。
デロイトトーマツの役職別の年収
デロイトトーマツは日系企業のような年功序列型ではなく、ビジネスアナリストからパートナーまで、役職ごとに明確な年収レンジが設定されている実力主義の評価体系です。
| 役職 | 年収レンジ |
|---|---|
| ビジネスアナリスト | 520万〜600万円 |
| コンサルタント | 600万〜800万円 |
| シニアコンサルタント | 850万〜1,100万円 |
| マネージャー | 1,200万〜1,500万円 |
| シニアマネージャー | 1,500万〜2,000万円 |
| ディレクター | 2,000万〜3,000万円 |
| パートナー | 3,000万円〜 |
デロイトトーマツにおける役職別の年収レンジ(口コミサイト・公開情報をもとに作成)
年収1,000万円に到達するには?
デロイトトーマツで年収1,000万円を達成する主なルートは2つあります。
年収1,000万円到達の2つのルート
- ①マネージャーへの昇進:プロジェクト貢献度・クライアントとの関係構築力・チームマネジメント力が評価基準の中心
- ②専門性の高いシニアコンサルタントとしての評価:M&A・リスクアドバイザリー・サイバーセキュリティなど需要の高い領域での実績
マネージャー昇進が年収1,000万円到達の王道であり、30代のうちに到達するケースも珍しくありません。日頃から成果を上長に可視化しておくことが、昇進スピードを左右します。一方で、マネージャー昇進を待たずに専門性の掛け合わせで年収1,000万円を超えるケースもあり、資格取得や専門領域の実績づくりも年収アップの近道になります。
デロイトトーマツの職種別の年収
デロイトトーマツの職種別年収には一定の幅があります。企画・事務・管理系が最も高く993万円、次いで専門職系が964万円、IT系エンジニアが885万円というデータが公開されています。
| 職種 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 企画・事務・管理系 | 993万円 | 34.5歳 |
| 専門職系 | 964万円 | 32.8歳 |
| IT系エンジニア | 885万円 | 33.8歳 |
デロイトトーマツの職種別平均年収(出典:エン・カイシャの評判)
企画・事務・管理系の年収
企画・事務・管理系は職種別で最も高い平均993万円(平均年齢34.5歳)です。経営企画・人事・財務などコーポレート機能を担うポジションが中心で、平均年齢の高さが示す通りシニア層の比率が高いことが、この水準を支えています。
専門職系(コンサルタント・アドバイザリー)の年収
専門職系の平均年収は964万円(平均年齢32.8歳)です。監査・税務・M&A・リスクアドバイザリーなど専門性の高い業務を担う職種で、資格や専門知識が直接評価に反映されやすいのが特徴です。公認会計士・税理士などの資格を保有していると、より早い段階で年収を引き上げやすい傾向があります。
IT系エンジニアの年収
IT系エンジニアの平均年収は885万円(平均年齢33.8歳)です。3職種の中では相対的に控えめな水準ですが、クラウド・生成AI・サイバーセキュリティなど需要の高い技術領域の経験者は、通常のレンジを上回る条件で評価されるケースが増えています。技術力とコンサルティング力を掛け合わせられる人材の市場価値は年々高まっています。
デロイトトーマツの新卒・中途採用における年収の違い
デロイトトーマツは新卒・中途ともに積極採用を行っていますが、2024年度の中途採用人数は2,421人と新卒採用1,507人の1.6倍に達し、中途入社者が全体の94.6%を占めています。入社経路によって年収の決まり方は異なります。
| 学歴 | 初任給(2026年4月入社) |
|---|---|
| 学士号取得者 | 580万2,000円 |
| 修士号取得者 | 600万800円 |
| 博士号取得者 | 620万1,200円 |
デロイトトーマツの新卒初任給(2026年4月入社・公開情報をもとに作成)
新卒の場合は学位に応じた初任給からのスタートとなり、その後は評価に応じて昇給・昇格していきます。一方、中途入社の場合は前職の年収をベースに、経験・スキルを加味したオファーが提示されるケースが大半です。前職の年収資料を整理し、自分の市場価値を正しく伝えられるかどうかが年収交渉の分かれ目になります。未経験からのキャリアチェンジよりも、監査・コンサル・事業会社の企画部門など親和性の高い職務経験を持つ人材の方が、有利な条件を引き出しやすい傾向があります。
デロイトトーマツはBIG4の中で年収が低いのか|他社比較で検証
「BIG4なのにマッキンゼー・BCG・ベインなどの戦略ファームより年収が低いのでは」という声を見かけることがあります。実際に比較すると、アナリスト〜コンサルタントクラスで100万〜300万円程度の差が生じるケースがあるのは事実です。
| ファーム | エントリー層 | マネージャークラス |
|---|---|---|
| デロイトトーマツ | 520万〜600万円 | 1,200万〜1,500万円 |
| ボストンコンサルティング(BCG) | 約700万円 | 1,500万〜2,000万円 |
| マッキンゼー | 1,000万〜1,300万円 | 1,500万〜2,000万円 |
| ベイン・アンド・カンパニー | 900万〜1,200万円 | 1,500万〜2,200万円 |
BIG4と戦略ファーム(MBB)の年収比較(各社公開情報・口コミサイトをもとに作成)
この差だけを見ると見劣りするように感じるかもしれません。ただし、デロイトトーマツは監査・税務・コンサルティング・M&A・リスクアドバイザリーまでを一体で手がける総合ファームであり、特定領域に特化した戦略ファームとは事業構造そのものが異なります。
総合ファームならではの強み
- 携われる業界・案件の幅が戦略ファームより圧倒的に広く、キャリアの選択肢が豊富
- 戦略ファーム特有の高い抽象度・スピード感のプレッシャーが比較的穏やかで、長く実力を積み上げやすい
年収の絶対額だけで比較するのではなく、自分がどのようなキャリアを積みたいかという軸で判断することが、転職後のミスマッチを防ぐポイントです。
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デロイトトーマツの年収に関するよくある質問
デロイトトーマツで年収1,000万円は達成できますか?
達成できます。シニアコンサルタントからマネージャーへ昇進すれば年収レンジが1,200万〜1,500万円になり、1,000万円到達が現実的になります。30代のうちにマネージャーへ昇進するケースも珍しくありません。M&Aやリスクアドバイザリーなど専門性の高い領域で評価されれば、マネージャー昇進前に到達することもあります。
デロイトトーマツの新卒初任給はいくらですか?
2026年4月入社の場合、学士号取得者は580万2,000円、修士号取得者は600万800円、博士号取得者は620万1,200円です。学位に応じた年俸制からのスタートとなり、その後は評価に応じて昇給・昇格していきます。
デロイトトーマツはBIG4の中で年収は高い方ですか?
口コミサイトの集計では、PwC・KPMGとの差は10万〜30万円程度にとどまり、BIG4内での年収水準に大きな優劣はありません。デロイトトーマツはむしろ僅差でトップクラスに位置しています。一方でマッキンゼー・BCG・ベインなどの戦略ファームと比べると、エントリー層で100万〜300万円程度の差が生じるケースがあります。
中途入社の場合、前職より年収は上がりますか?
多くのケースで前職の年収をベースに、経験・スキルを加味したオファーが提示されます。監査・コンサル・事業会社の企画部門など親和性の高い経験を持つ人材ほど、有利な条件を引き出しやすい傾向があります。転職エージェントを通じて年収交渉を行うことで、より有利な条件を提示してもらえる場合があります。
デロイトトーマツの賞与(ボーナス)はどのくらいですか?
賞与は年1回(8月)支給され、個人のパフォーマンス評価とファーム全体の業績に連動する変動要素を組み合わせた仕組みです。同じ役職・年代でも評価次第で年収に100万円以上の差が生じることがあります。実力次第では想定レンジを超える年収を狙うことも可能です。
※ 免責事項
本記事の情報は、デロイト トーマツ グループの公式ウェブサイトで公開されている情報、および転職口コミサイト等の公開情報をもとに執筆しています。可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収や待遇は個人の評価・部署・時期によって大きく異なる場合があります。本記事における推測や考察は公開情報に基づく見解であり、デロイト トーマツ グループの公式見解ではありません。最終的な条件等は必ず公式採用ページや会社説明資料等をご確認ください。
参照・参考元
デロイト トーマツ グループ 新会社名称「合同会社デロイト トーマツ」発表
エン カイシャの評判 デロイトトーマツ年収・給与
OpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度
厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」




